まずはこちらの画像をご覧ください。

これは前回パワーフィルターに交換した際の完成画像です。これを見て特に気になった部分がここ。
チャリサドルとタンクの隙間が空きすぎています。座面の高さなんて、給油口のキャップと同じです。
これじゃあなんだか間抜けなシルエットだと思います。今回はこの隙間をちょっとでも埋めるべく、いろいろと試してみます。
マジでチャリンコ用のサドルなので、このように固定されています。で、まず考えたのは、サドルの角度を固定する部分(名称不明)をもっと上に持ってこれないか、という事です。
これだけの隙間が空いているので、ここをどうにかすれば、かなり低くできるはず。取付金具を上下逆にしてみたり、取付位置を、画像右側の斜めの場所に変えてみようとしてみましたが、うまいこと金具がはまらず失敗。
だったら、サドルの軸棒を途中でうにゅーっと曲げてみるのは? ポジションとしては面白いですが、そんなにきれいに狙ったようにパイプを曲げる技術や設備がありません。大体耐久性が怪しくなってしまいます。
思うに、軸棒を介するからその分、取付金具だのなんだので嵩が増してしまうのです。
こんな風に、ダイレクトに固定できればいいんですけどね。ステイを組み合わせれば何とか固定できそうですが、走行中に折れたら怖いですよね。
視点を変えてみましょう。今まで原因をサドル側に求めていましたが、フレーム側にも問題があります。
サドル取付用のスリットが、かなり深く切ってあります。果たして、こんなに必要なのでしょうか?
じっと見つめる。
ウーム…。 厚さは大体こんなものか…。
とりあえず、切ってみる?
これくらいなら大丈夫でしょ。うん、仮にヤバかったとしても、まあ、何とかします。なんだか根拠のない自信に揺り動かされていますが。
ギコギコギコギコ・・・。
け、結構固いのね。
より一層力を込めて切っていきます。
ぬおおおおおおお!!
しまった。切り口が行き違ってしまいました。こうなっては、下の方を延長するよりほか、ありません。
泣きながらひたすらに金鋸を引きまくります。
そして…。
ついに切断できました。かかった時間は20分。っていうか手汚すぎ。
断面も汚いですが、ここにはサドル用の締め具がつくので気にしない気にしない。
そうだ、忘れておった。今回大活躍したMVPはこちら。
韓国からやってきた、「スーパー鋸」。「ALL PURPOSE」の文字が頼もしい。もう何年も前にとある市民ホールで開催された「安物市」にて購入。1,000円しなかったと記憶しています。
それでは、サドルを組み付けての完成画像をお披露目。
じゃーん!!
…え? 何にも変わってないって?
やだなー。もう。もう一度見せましょう。施工前がコレ。
で、施工後が…
ほら!!
まだわかりずらいって?
じゃあ、もっとちゃんとした比較画像を。
これでどうでしょう。かなりサドルが下がってます。
――ってことにしてください。本っっっ当に疲れたんですから。なので、「よーく見たらサドルが前に傾いてるじゃないか」なんて空気の読めないこと言わないでくださいね。
Posted at 2018/11/15 02:00:24 | |
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スーパーカブC50(チャーリー号) | 日記