いくつかのイメチェンパーツが届きまして、車体に当てがって見たところ、どうやら結構簡単な加工で着きそうだぞ、という事が判明。それと同時に、これが着いたらめちゃくちゃカッチョいいぞ、という事も判りものすごーくハイテンション。
だけども、そのパーツが何なのかはまだ今回は教えません。やっぱりネタバレは怖いもん。「今からスプーン曲げます」っていってスプーン曲げても面白くないように。
そんな事より!!
実はチャーリー号はものすごく不調でした。外装系に力を入れたいがために、それ以外の
「走り」に関する部分が疎かになっておりました。
で、今までサボっていた分、一気に各所の不具合が露呈し、危機的状況になりました。
~危機的状況リスト~
<その①>
まず、アクスルシャフトが短い。サイクルフェンダーを取り付けるために無理やりステイを左右1枚ずつ挟み込んだため、割ピンが入らなくなり、とっても危険な状態に。それを無かった事にして今まで乗ってきましたが、さすがにそろそろ怖くなったのでどうにかしなければ…。
<その②>
キャブレータが外れかかっとる。ハッキリ言って緊急事態です。実はチャーリー号を手に入れた時からその崩壊の序章は始まっていました。というのも、どういう訳かキャブの固定に左右とも種類の違うボルトが使われており、右側に関してはインチサイズのモノが無理やりぶち込んでありました。
従って、キャブを外すたびに少しずつイカレていってしまうのですが、今回ついに完全にネジがバカになりました。振動が加わるとマニホールド側から隙間が空いて空気が入り込みます。つまり、ほとんど不動車に逆戻り。コイツハマイッタ。
<その③>
ある日チャーリー号を出そうと押してみると、フロントブレーキが引っかかって動きませんでした。見ると、ブレーキワイヤーが完全に固着。
っていうか、今までエンジンブレーキとリアブレーキだけで十分機能していたし、フロントの効きが極端に悪かったので、あまり使ってませんでした。で、それで慣れちまってたので放っておいたのですが、やっぱり常識的に考えて頭クレイジーなので、この際治すことに。
つーことで、今回は大掛かりなイメチェンを行う前に、これらの三大不具合を一気に解消しちまいましょう。
まずはアクスルシャフトから。
これは非常に簡単な作業です。ヤフオクで見つけたパーツに交換するだけ。
調べたところ、Dioのアクスルシャフトは、径が同じで5センチほど長いそうなので購入。で、早速取り付けました。
作業時間は3分以下。ダブルナットをかませるだけの余裕が出来ました。これで走行中にフロントタイヤが外れる心配をしなくても済みそうです。
次にキャブレータ。
取り出したのは「金具ボックス」。
この中を探れば、何かしら都合のいいボルトやナットが出てくるという、伝説の箱です。
この前お部屋を掃除してたら出てきました。
どうせバカ穴と割り切って、ボルトとナットでがっちり固定。ついでにキャブも夏用のセッティングにし直しました。なんだか信じられないくらい低回転でも安定するので、燃費が良くなりそうです。パワーも向上したかな。
作業時間も10分くらい。
なんだか、今日は調子がいいぞ!
いつもなら途中で信じられないような問題が発生したりして、簡単な作業に数日間を費やしたり、追加で何かを買いに行ったりするのに。
——悪い予感がする…。
さて、最後の課題。ブレーキワイヤーの交換です。
購入したのは…。
…って画像だけ見せても判りませんね。
カブ用よりも500円安かったDio用のブレーキワイヤー。
見る限り長さが若干短いだけのようでしたので購入。いやー、得した得した。
さて、取り付けるかな、とレバーに当てがって気づきました。
根元の太さが
全然違って入らねえ!!
…こ、これはまさに
安物買いの銭失い!!
やってしまったあ!!!
あの時なぜ、素直にカブ用を買わなかったのでしょう。カブとDioなんて、互換性があるほうがおかしいのです。アクスルシャフトで調子に乗ったのか…。
こうなったら、もう、アレしかありません。
…そう、アレしか。
ヂャキーン!
―― 一心不乱にやすりで削り続けること15分…。
こ、これで行けるだろう…。
は、入ったぁぁぁぁ!!
エイドリアーーーン!!!!
こっちも入らねええええええ!!
絶望に打ちのめされながら、再びヤスリを握りしめます。
で、15分後。
エイドリアーーーン!!!
まさかこんなに悪戦苦闘するとは思いませんでした。
最後に仕上げで…
こちらのバネを移植して完成です。
これで、まるで新車のようなブレーキングになりました。っていうか、いつもの感覚でとっさにブレーキを握ったら、フロントが滑ります。逆に危ないです。
まあ、これに慣らさないと、他のバイク乗れないんでしょうが。
さて、こうして走りが快調になった今、堂々と外装のカスタムに精を出せるわけです。
で、次回、チャーリー号がちょっとしたイメチェンを果たします。
サイクルフェンダー以来の、自転車パーツを使ったカスタムです。
Posted at 2020/05/27 21:53:54 | |
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スーパーカブC50(チャーリー号) | 日記