2017年02月01日
えぇ、私が走行中に火だるまになって死んだ、と思いの皆さん、こんにちは。まだ生きてます。
と言うよりも、最近忙し過ぎて死んでる暇もありませんでした。そんなこんなで1月経ってしまいましたが。
取り敢えず、ハイマー号のアクセルが突如として戻らなくなった件ですが、こちらは後に判明するとある原因によって、アクセルと連動するオイルポンプ開閉のワイヤーのアウターチューブが溶け、固着する事でそれが抵抗となっているようでした。こちらはワイヤー交換(チャリンコのブレーキ用)によって解決いたしました。
しかし問題は、この原因の原因。なぜワイヤーが局部的に加熱したのか? 少ないノーミソを絞って考えていると…。すると何という事でしょう。車体後部のバンパー下の塗料がウロコ状に浮き上がり、また一部は焦げているではありませんか!! ぬわんじゃこりゃあ!!
試にエンジンをかけてマフラーの下に手を置くと、出るわ出るわ、数か所から元気よく排ガスが漏れていました。つまり、走行中に高温になった排ガスが噴出し、そいつがワイヤーのアウターチューブを溶かし、更に塗料を焦がしていたんですね。
こんな状態ではいくら直しても仕方がないので、ホームセンタに入ってマフラー用の耐熱パテを購入しました。しかし、このパテがヒドイのなんの。カーメンテナンス用品で有名な英国の『H社』の商品で、以前この会社のコンパウンドを買って、ソイツがかなり良かったから信用していましたが、このパテによって総てが覆りました。
このパテはチューブに入っており、適量を手にとって穴に押し込むようにして塞ぐ、といった説明が書かれていました。で、封を開けてみると、チューブからまず出てきたのは「水」でした。そして、チューブを絞ると、やたらとユルユルな――下品なたとえをするなら、おなかゴロゴロおしりムズムズ状態でもう一歩でも動いたら漏れちゃうぞ、という時の●●●のような――モノが出てきました。これでいいのかなぁ、などと思いつつも、こぼさないように「適量」を手に取り、穴に押し込むと…当然の如くボタボタと滴り落ちました。
作戦を変えて、まずパッケージの厚紙に幾分か出した後、指で練って固めてから貼り付ける事に。これで少なくとも半分は、流れ落ちることなくマフラーにくっつきました。そして次の段階。おおよそ固まってきたら、エンジンをかけて熱でしっかりと中まで固めます。パッケージには大体30分~1時間で固まる、と書いてあったため、しばらく放置した後にキイを捻ります。すると…次々と吹き飛ぶパテ。もう一度やり直しです。
結局、何日かに分けて薄く重ね塗りをし、更に数日放置した後にエンジンをかけて固める、という作戦に変更したのですが、途中で雨が降るとそれによってパテが溶けて流れてしまうのでやり直しです。紙粘土かよッ!!
そんなこんなで穴がふさがったら、今度はその為にマフラー内の気圧が高まったのか、また別のところに穴が…。といったことを繰り返し、ようやくにマフラー補修が終了しました。
それにしてもあのパテ、たまたま不良品をつかまされただけなのかな。ただ、もう1本買って確かめるようなことは絶対にしたくありません。倍の値段を払って大損こく程マヌケな事はないのです。
Posted at 2017/02/01 12:16:50 | |
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R-2(ハイマー号) | 日記