振り返る事2016年の8月。その日初めて、わがハイマー号に
追加メーターとカーナビが付きました。
これによって、左側のインジケータ類を含めれば、4連メーターとなったワケです。
しかし私はこれで満足できませんでした。やはりスポーツカーといえば6連メーター。走りに関係あるかどうかは別として、松本零士っぽくメーターが並んでいる事こそ、スポーツカーの証なのです。とりあえずそう決めました。
で、何のメーターを追加しましょうか。追加メーターといえば、大抵タコメーターから始まるものですが、アイツはいまいちどういう原理で動いているのか判りません。いったい何を計っているのでしょうか。調べてみると、「電気式タコメーターはイグニッションコイルへの印加電圧を電気的にカウントし回転数として表示する方式であり、機械式のようにエンジン本体側に大掛かりな仕掛けが必要ないため後付けタコメーターによく使用される…」とあります。つーことは、電源とって配線にかませればポン付け可能なわけですね。なーるほど。また今後の課題として覚えておこう。
今回は、もっと簡単なことをやっていきます。配線ナシ、電源ナシ、設置工事ナシ、という今まで通りのスタイルで。なので、今回は時計を装着します。ただ、今まで通り、買ってきたものをただ付けるだけ、というんじゃ面白くない。今度は、取付に工夫を凝らします。
当初の予定では、このような器具を作成する事になってました。
ダッシュボードのベンチレーションに装着する、ウォッチホルダーです。コレにSMITHの懐中時計だのHEUERのストップウォッチだのがついてたらカッチョいいじゃありませんか。
ただ、今はもう在庫が激減しているらしく、なかなか手に入りません。なので、コイツを模して、激安で作ってしまいましょう。
はいっ、買ってきました。
これらを組み合わせることで、ウォッチホルダーが出来るはずです。ちなみに、フックが1個100円、金具が120円、芳香剤が500円の、合計820円でした。コイツらを…
こう組み合わせれば、もう完成じゃあありませんか。
――と、思ったのですが、やっぱりそううまくは事が運びません。
フックの幅だの、湾曲部の直径だの、長さだの…で、かなりの調整が必要です。しかも、100円のくせに生意気に、割と硬い素材だったりするもんだから、切断するのにンもう嫌ンなっちゃう。
つーことで計画変更。
フックひとつで時計を固定してしまいます。
そう決まれば作業は早い。フックをテキトーに曲げておいて、後は芳香剤の取り付け金具を移植すればいいだけ。
芳香剤くんよ…
さらば!!
ベキッ
私が欲しかったのはこの部分だけです。
こいつを…
装着ッ!!
これで完成です。結局製作費は600円ほど。残った奴らはまた今度、何かに使うかもしれないし、あるいは使わないです。
さて、肝心の時計ですが、実は半年ほど前に、海外オークションで物凄いものを手に入れていたのです。
それが…
ルクルト製の懐中時計です。文字盤は完全にリダンされて、ケースも腕時計ベルトが通せるようにループがロウ付けされていますが、裏蓋を空けると、1920年代製の機械が輝きを放ちます。腕時計にしてはやたらデカいので、コイツを自動車用にしてしまいます。
滑落防止にテキトーに切ったゴム板挟んでおきましょう。
で、早速装着。
これで正真正銘の6連メーター(内4個は走りに一切関係なし)です。
因みに、写真で見て判るとおり、スリットのたわみがエグいので、後程もう一段下に取り付け位置を変更しました。
――次回から、新たな計画が始まります。
Posted at 2019/06/22 11:08:34 | |
トラックバック(0) |
R-2(ハイマー号) | 日記