どノーマルのクルマを、スペシャリティな感じに仕上げたい、となった時に、一体どうすればいいか。ボアアップし、足回りを固め、電装系を強化し、内装を取り換える…といったオカネと時間をかけない方法で。
そうなると、
答えは一つしかありません。
「ステッカーチューン」です。少なくとも単細胞のワタクシには、この答えしか導き出せませんでした。だって、昔っからいたじゃないですか、ベースグレードのくせして「デラックス」だの「スーパー」だの「オートマチック」だのといったエンブレム付けている輩。
特に「冷房車」なんて書いてあったら女の子が乗ってきやすいから、「どう、車の中は涼しいよ?」かなんか言ってダマクラかして、乗っちまったらこっちのモノってなもんで、急発進して以下自粛。
ただ、やっぱり自分の車にそれをやるとなると、なんだかヒガミっぽい感じがあって何となくカッチョ悪い気がします。そこでワタクシは、架空の「Esseesse」なるグレードを勝手に設定し、それにのっとって外装をいじっていきます。
因みにこの「Esseesse」とは、アバルトのグレード名で、アルファベットで表すなら「SS」です。つまり「Super Sport」の略です。スーパーでかつスポートな訳ですから、日本語にしたら「運動マジ最高!」という、ものすごくナルシストで健康的な感じが出ます。蛍光色の靴履いて皇居の周り走っちゃう類です。
なあんてアホなゴタクは置いておくとして、早速購入したのがコチラ。
ハイッ、まさしくアバルトの「Esseesse」エンブレム。しかも旧ロゴタイプです。コレはハゲしくイカしてます。
なんだかこのエンブレムが一つあるだけで、何となくイタリアンで、ボンゴレビアンコがエスプレッソな感じで非常にペペロンチーノです。
そしてもう一つ。ブッチャケこれだけでは、ただノーマルの車体にエンブレムを貼り付けただけ。それではまるで、ホントは上級グレードが欲しかったけれどもそんなものが手に入らず、かといってエンブレムだけ貼ッ付けるのはミジメだからありもしないグレードを勝手に設定したみたいです。実際そうなんだけど。
やっぱり、「Esseesse」を名乗るからには、それ相応の装備が無ければなりません。よくよく考えれば、R-2のSSも、若干スポーティなエンジンフードがついていたりします。なので、こんなものを用意しました。
海外から届いたアヤシゲな箱。
そして、正直何処の国のものなのか判らない、一切読めない文字。ハッキリ言って一生のうちにこんな字を見る事のない人の方が多いんじゃないか、と要らぬ心配をしてしまいます。
実はこの荷物、イスラエルからはるばるやってきました。
して、その中身とはッ!!
「SUBARU」と書かれた謎の物体です。これはもしや、谷村新司の墓碑銘か!!
いいえ違います(そりゃそーだ)。これは、スバルREXの…
ココの部分です。つまり、ナンバー灯のカバーですね。
コイツをスプレーで塗装。台として使ったゴムハンマーが金属製みたいになりました。
で、コイツをココに装着。こうすることで、普通のR-2よりも冷却効率に関する何かが向上しているかのような錯覚を与える見た目となりました。
うむ、中々にいいんじゃないか。
ただ、リアの装飾がやたらとうるさくなってきた気もします。
ところで、
前回の最後に「本格的」な事をやる、といった記述をしていましたが、これのどこが本格的なんだ?
Posted at 2019/08/23 23:37:17 | |
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R-2(ハイマー号) | 日記