カブって、一目見たらソレと判りますよね。
立体商標に登録されちゃうくらいだから、あのカタチそのものがカブであり、カブと言ったらあのカタチなのです。
で、ウチのカブ。
カブじゃないじゃん。
本田宗一郎に祟られそうなくらい、面影が薄れています。メーカー、年式一切不明です。
これはいかん。カブ主を名乗るのであれば(名乗るのか?)、せめて乗っているのがカブである、という認識を自他ともに明らかなものとしなければならない。
ではそもそも、カブは如何にしてアイデンティファイされるのか?
はい、愚問ですね。こういう質問するときはちゃんと「愚問いくもん」と宣言するようにしましょう。
カブのアイデンティティは何といってもこのレッグシールド。これは国民の総意であります。
でも、バーディとかメイトも、似たよーな形状で似たよーなレッグシールドが…。
ええい、うるさいうるさい。そんな反対意見を言う人が国民のうちに何パーセントいる事でしょう? 20パーセントいれば多い方でしょう。民主主義では51パーセントの同意が得られれば国民の総意となるのです。これでいいのだ。
つーことで、本題。今回は我がチャーリー号にも、レッグシールドを着けてしまいましょう!!
またまた酔った勢いで、ヤフオクで落札。
対応車種不明のレッグシールドです。商品説明には「CD用(?)」と頼りのないことが掛かれていました。
——っていうか、いきなり違うレッグシールドやないかーい!!
まあ、酔っぱらった人のしたことだから。それに、あの純正のレッグシールドがチャーリー号に似合うとは思えなかったし、そもそも着けられるのか? いや、着けられるんでしょうけど、なんだかメチャクチャ浮いてしまうのが自明だったので、最初っから避けました。
それにしても何だかやたらと汚いレッグシールドです。商品説明にはなかったひび割れがあちこちに…。
まあ、想定の範囲内です。こういう時のために頼れる相棒を用意しています。
「ロックタイト」です。なんだかものすごく強そうな名前です。「ホールド・ミー・タイト」と言ったら、大阪の海でブルースしちゃいそうですが、「ロック・ミー・タイト」と言ったら、大阪の海にコンクリの靴履かされて沈められそうです。
それはさておき…
コネコネして…
ペタペタして補修です。
乾いて固まったら、やすりで整えて上から塗装します。
…レレレッ!
なんか、モロにヤマハのマーク入ってるんですけど…。
いちおうクエスチョンマークついてたけど、「CD用」って言ってたじゃん。
おそらくコイツは「YB用」でしょうね。まあ、どうであろうと、無理やり取り付けちゃうので構わんのですが。
大体形が整いました。これ以上のモノなんて求めません。なんたって私のやる作業ですから。
お次は苦手な塗装です。
久々の登場のロバート君。
正式な名前は「ミッチャクロン」ですが、私は「ロバート君」と呼んでいます。
「ロバート・ミッチャク」…って、わざわざ解説を入れないと通じないギャグは置いといて…。
カラーはアイボリー。 何にも考えていません。とりあえず迷ったらアイボリー。これが一番安全。
塗装の乾き待ちの間に、車体に取り付けるためのステイを作ります。
まず、下側はステイを短く切って曲げて、この辺のボルトと共締めにします。
で、上側は…。
コイツを…
このような形に曲げて…。
何となーく巻き付けて固定します。
隙間にはゴム板を挟んで締めこんだので、意外と頑丈です。
こんな簡単なことでいいのか!?
でも、コレ、本当に頑丈に止まってるんで、数か月たった今でも一切問題なく走ってます。
では、カブに魂を呼び戻す大幅イメチェン、第2弾の完成オヒロメです。
やべえ、カッコイイ!!
正体不明のジブリっぽさが格段にアップしています。
フロントのエンジン回りの隙間も見事に隠せていて、より迫力のある仕上がり。
「写真で見るより小さいのね」と言われる確率も格段に向上。まるでハンフリー・ボガード。
でもさ…。
やっぱりカブじゃねえ!!
<追記>
やべえ、なんか間違えて、自分の記事に「いいね」をつけてしまった…。
本当に誤って絶妙なポイントでマウスをクリックしてしまっただけなのに、物凄く自分大好きなヤツみたいになってしまった!
うーん、どーやって消すのか判らんからなす術ナシ。とても情けない。
(2020.9.14)
Posted at 2020/09/09 10:39:07 | |
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