すっかり後回しにしてしまいましたが、フェンダーだのサイドバッグだの、とかなり手を入れてきたので、さすがにバッテリーむき出しではダサ過ぎる、という段階まで来てしまいました。
何というか、あの部分だけ全く手が入っていないので、アンバランスなのです。どれくらいアンバランスかというと…
こんぐらいでしょうか。
あるいは、「不自然」という観点では…
こんな感じでしょうか。
まあ、とにかく、ここまでカスタムしたのにバッテリー周りだけがスッカスカなのがどうも気に食わないんです。だって、こんな状態なんですよ。
もう、完全に「穴」です。これじゃあまるで五円玉です。今回は、なんとしてもこの穴を埋めたい。
しばらく間が空いてしまったので、これまでのバッテリーケースのチキりを、おさらいしてみましょう。
まず最初に、ホームセンターでこんなものを見つけてきました。
エアダクト用の継手です。径は150mm。
このサイズであれば、縦向きでも横向きでもバッテリーが収まります。
第2弾では、バッテリーケースをこのように設置することに決定。
そのために筒をつぶして形成しなおしました。
そうそう、内側が金属むき出しだと怖いから、という理由でわざわざ塗装したんですよね。これで絶縁になる、と信じていますが、ホントのところはどうなんでしょう?
以上がこれまでにやった事です。
これを全部無かった事にします。
いやー、なんだか今までの方法だと、まずバッテリーの固定方法を考えないといけないし、側面をカッチョ良く蓋する方法も思いつきません。それならいっそ、今の状態で上からカバーしちゃった方が楽なんじゃないか、と思い直したんです。そこで、ホームセンターに行って買ってきましたよ。
コレを。
で、コイツを今までと違った形に加工していきます。
タンク下のフレームを利用して、カバーを固定しようと考えました。そのため…
このように、パイプを切り開き、また中央にイイ感じのスリットを設けました。本当にいい感じにスリットが入ったので、記念にこの工程を「チャイナドレス工法」あるいは「アオザイ工法」と名付けました。
イイ感じにピッタリです。今度はコイツをしっかりと固定します。
100円ショップで売っていた「カジュアルベルト」。コレってカジュアルなんですかね。キジムナーが宿るという…それはガジュマル。
目分量と実寸合わせでカットします。私のチキりには定規などいりません。これでもたいていの場合は何とかなります。
で、何とかなりました。横から見たら四角過ぎたので(円筒型だもの…)、手で押して樽型っぽく成形しました。
ホントは縦に2本通して固定したかったのですが、縦だとベルトを通すスペースが無かったので断念。余ったもう1本のベルトは…カジュアルに使おうかな。
それでは、感動のビュフォー・アフターです。
~ビュフォー~
タイヤ、エンジン、タンク、バッグ、サドルといった濃いキャラクターに囲まれて、一人だけ浮いてしまった地味子さんのバッテリー。なんだか、いつもの顔ぶれで集まってるんだけど、どういう訳か居ても居なくても同じ、みたいな雰囲気で寂寥感溢れる印象でした。
~アフター~
何という事でしょう。あの、地味子さんは大学デビューを果たしました。チャラい音楽サークルに入り、彼女は変わったのです。今ではボンデージで身を固め、成績なんて急転直下、飛行機だったら死者が出るレベルです。
今回の作業によって、チャーリー号の貧弱さが大分に薄れました。また、かなり判り辛いかと思いますが、バッテリーカバーの後部に若干の傾斜を設けたので、タンク後半のラインとリアサスペンションの延長線をうまく中継する形になり、視覚的に右下がりのラインを作り出せました。
さて、次回でもう今年のチキりは終わりでしょうか。で、その内容はとっても地味で、とっても大変なものを予定しているのですが、やる前からなんだか面倒になってきたぞ。だってお外寒いんだもん。
あまり大きな課題は来年に持ち越すべきではないので、早いところやってしまいましょうかね。
Posted at 2018/12/28 01:35:06 | |
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スーパーカブC50(チャーリー号) | 日記