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半振暮銀のブログ一覧

2023年12月17日 イイね!

パイクチャリ(Pike-Bike)計画~準備編~

  男がいる。女がいる。クリスマスがある。

 は悩む。女っちゅうのは一体こういったイベントに、何を求むるのか。

 は考える。まあ、最悪マタ開けばいいか。

 なんだかとっても怒られそうな事を、酔った勢いで書いてしまった。誰も読んでないだろうから許されるか。だいたい、ここで私が書くことはほとんどデマカセをデタラメで煮詰めたツクダニ状態だもんね。


 で、最愛のハニーちゃんにデコチャリをプレゼントする、というこの計画。


 そもそも、「パイクチャリ(Pike Bike)」ってのは何ぞや、という話から始めましょう。

 むかーしむかし、テレサ・テンが時の流れに身を任せながらおニャン子が解散した頃。アメリカでは、禁酒法が晩年を迎え、ケビン・コスナーとアンディ・ガルシアの活躍によって、闇の大統領と呼ばれたロバート・デ・ニーロがシカゴの銃撃戦の後に脱税で逮捕された年。
 つまり、1987年なんですが、そこまで昔じゃないね。だって、Macとかあったし。
 
 で、前置きはどーでもいいとして、1987年にパンパカパーンと登場したのが、ニッサンの「Be-1」なわけだ。ここから、レトロフューチャーな感じのモノがブームになりました。
 たぶん、「アナクロ」なスパイスを振りかけたものが、今っぽく言うと「エモ」かったんでしょう。
 ただ、キャトルとか2CVとかチンクとかは、維持が大変。だから、そーゆー外見で、中身は今の車、っていうのが流行った。
 メーカーに言わせると、「ラグジュアリーカーやオーバースペックなスポーツカーに対するアンチテーゼ」らしいんですが、その概念はだんだんと雑になり、魂は無視され、理念は矮小化され、現在では「ボディ四角くて、丸いライトが付いた車」って、まじめな顔して定義づけているアホがいるくらいです。

 …また敵を作ってしまった。

 で、こういった「レトロっぽいけど今の車」ってのを「パイクカー(Pike-Car)」と呼ぶようになったワケだ。

 で、なんで「Pike」なのかって言うと、コレは調べて分かった。だって「Pike」って「カマス」じゃん。パオもフィガロもエスカルゴも、カマスっぽくない。カマスっぽい車って、「マッハ号」とか「ポインター号」だもんね。ちなみに、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズによく登場する、小林少年が運転してる(コレって犯罪とちゃうの?)「アケチ1号」は正体不明です。

 …またハナシが脱線してしまった。

 で、何で「Pike」なのか。実は、この単語が「カマス」という名詞を指すようになったのは後の時代のことで、もともとは「先端(的)」「先頭」「先っちょ」という意味があったらしいんです。で、たまたまなんだかトンガったお魚を見つけたもんだから、「なんや、トンガった魚やなあ」ってんで「Pike」と名付けたんだそうな。
 そういったわけで、「オーソドックスなクルマ」から比較すると「遊び」が多いんだけど、その「遊び」も「高級志向」とか「バカ速い」とか「馬力すげえ」ってのとは別ベクトルのものになっている、つまり、「ハミ出し者」だから「トンガって」る、ということで「Pike」なんですね。


  今の自転車で主流になっているのは、「電動アシスト自転車」です。で、スポーツカーにあたるヤツってんは「ロードバイク」。クロカンは「マウンテンバイク」だし、娯楽性が強いのは「ファットバイク」とか「BMX」で、「インフルエンサー」とか呼ばれて(呼ばせて?)喜んどるバカが好んで乗るタイプのものです。

 …ワシはヒトに刺されるために記事を書いとるんか?

 いかんいかん、前置きが長くなって仕方がない。
 で、いろいろ考えた末に、いわゆるダサい「ママチャリ」をベースに、レトロフューチャー的なめっちゃかっちょいいチャリを作る、ってのを目標にしました。

 本来の「Pike-Car」の理念を踏襲したようなもの。

 中身や運転感覚、利便性は今のものなんだけど、外見はなんだかレトロなもの。

 ヴィンテージの気分を、メンテナンスフリーで味わえるもの。

 こーゆーのを作ってみようと思ったわけだ。

 で、とりあえず...。

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 タイヤは塗るよね。

 文具屋で買った「アクリルガッシュ」、つまり絵の具でホワイトリボンを付けました。
 
 で、ここからは次回の『完成編』のために画像を残しておきたいので、設計時の具体案を列挙します。

 まず、大前提として、「安全性」「利便性」に基づいていることが絶対条件として…。

砲弾型のライトをつけたい。
「風切りマスコット」ってイイよね。カブにも着けたし。
・やっぱり、ゴム製の泥除けはマストアイテムでしょ。
リムに付ける用途不明の、原色のブラシってあったなあ。
リトラクタブルのライトとか、「スーパーカーパターン」のシフトノブって、ありゃ何が嬉しいんだ? 単一電池使うし。
「コマゴメピペットの後ろ」みたいなのが付いたラッパ、ってのもあったなあ。
・あと、右のグリップに装着して、手前に捻ると「ぶろろろろーん」って音が鳴るオモチャ
速度計も欲しいね。
トリップメーターも付けよう。
・スポークに「カラフルなタワシ」と「ゴムまり」を挟む文化って何だったんだろ(「ゴムまり」はたぶん運搬が目的なんだけど)。
・そーいえば、お蕎麦屋さんの古いチャリって、前輪にベルついてたよね。
補助輪にベルついたのとかあったなあ。
風車にベルついたのもあったなあ。
ペナント用のポールも立てないと!



 …なんだかだんだん、イヤがらせみたいになってきてしまった。
 
 実際にはもっといろいろアイデアが浮かんだんだけど、ココから出てきたものをブラッシュアップして、「板橋で一番かっちょいい自転車」を作ります。

 ホンマにできるんかいな。
Posted at 2023/12/17 18:25:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年12月02日 イイね!

パイクチャリ(Pike-Bike)計画~プロローグ~

 今はーもう秋ぃー
 誰もーいない海ぃー

 ...という季節があったのかなかったのか、俄かに冷え込んだかと思うと、急に暑くなったり、まだコートを出すのは早かったかなあ、などと考えていたら気温が一桁まで下がったり、と全くホントにおまーらええ加減にせえよ、責任者出て来い、と言いたくなる今日この頃でございます。

 で、いつの間にかテレビでは竹内まりや山下達郎の季節になっちゃいました。

 つーことは...。

 クリスマスが今年もやってくるんであります。

 全国のナンパなシティーボーイ達が頭を悩ます時期です。

 女の子はユーミンの世界にあこがれてます。

 今日はクリスマス。わたしはロッジに泊まって、サンタクロースの恋人プレゼントを抱えて、ゲレンデパラシュートで飛んでいるのを、カフェから見ています。その恋人は、時々遠くで私を叱りながら、飛行機雲を残して流星になりました...。

 なんともロマンチックな世界。

 そういったシチュエーションを求められているときに、4℃のハート形のネックレス、なんて野暮なものプレゼントしちまった日には、フラれた上にメルカリで売られてしまいます(人身売買ではない)。

 女の子って面倒くさい。

 でも、何が欲しいかを聞いてソイツを買う、とかあるいはもう一緒に買いに行っちゃう、というのはなんだかただのお買い物みたいで、それはそれで楽しいんだけど、ちょっと味気ない気もする。

 彼女が求めている場所に、スコーンとハマる(ヤらしい意味ではない)プレゼントってのは、なんかないもんかねえ。

 かくいう私も、ハニーちゃん(5万円貸してくれてありがとうございました。ちゃんと返済したからね)に贈るプレゼントに頭を悩ませていました。

 こういう時は、相手の立場に立ってものを考えましょう。

 私は、一体何を貰ったら嬉しいんだろう。


 まず、カウンタックでしょ。

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 ミウラでしょ。

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 ウラッコでしょ。

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 だめだ、男ってバカだ。

 

 もっと現実的なものはないか。

 例えば、えーと、サイフとかペンとか、お皿とかスポンジとか洗剤とか...

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 ピーーーー


 ところで皆さんは、お誕生日やクリスマスに買ってもらったものの中で、一番印象に残っているものは何ですか?

 私は、自転車です。

 大切な日に買ってもらった自転車。

 これは何故か覚えているものです。

 自転車で、世界は広がりました。
 お休みの日に来るまで連れて行ってもらっていた河川敷の公園が、意外と自分一人でも行きつける距離にあるんだ、ってことを教えてくれたのも、自転車でした。
 いままでは遠くだと思っていた場所に、実は大した労力も要せずにたどり着ける。だから、もっと遠くへ行ける。

 みんな、一度は小さなサイクリストだった時期って、あるんじゃないかなあ。 


 よおし、これで行こう。



 よく考えたら、ハニーちゃん、チャリ欲しいって数年前に言ってたし。

 で、近所のイオンのチャリンコ屋で、手ごろな価格のヤツを見つけ、店員さんを呼ぶ。

「くーださーいな。転がしていくから包まなくていいよ」
点検手続きがございますので、あちらのカウンターでお待ちください」

 イヤな予感がする。

「まず、防犯登録をいたしますので、こちらの書面に必要事項をご記入ください」
「コレってしなきゃいけないんですか?」
「はい」
絶対ですか?
絶対です
「任意だと思ってたんですが」
任意じゃないです絶対です
「いくらかかるんですか?」
600円頂戴します」
いやです
「頂戴します」
500円だったじゃん」
時代です」

 いきなり押し問答をしてしまった。

「実はこれ、私が使うんじゃないんです。プレゼントなんです」
「それでも登録が必要です」
私の名前でいいですか?」
だめです、主な使用者の氏名、住所で登録してください」
他人が勝手にやってもいいもんなんですかね、虚偽の申請とかにならんのでしょうか」
「なりません。ご記入ください

 結局、ハニーちゃんの住所は一旦帰宅して調べないとわからないので、本体代だけ支払って、点検の方を進めてもらう事に。

 で、30分後。

「戻りました」
「では、ご記入ください」
「書きました」
600円です
いやです
600円です
はい
「それでは、自転車保険に関する簡単なご案内をいたします。ただいま自転車をご購入されたので、同時申し込みという形でご利用いただけるお得なプラン3つございます。まず、Aプランですが...」
「それって、本人以外の人が勝手に保険掛けちゃってもいいんですか?」
だめです
「じゃあいりません」
「...ですよね」

 意味が分からん。

 そんなこんなで、手に入れたチャリンコ。

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 コイツが結構あなどれない性能なんです。

 なんたって、20インチの小口径で、6段変速ってのがすごい。
 さらに、1速のギア比がほとんど1:1くらいだから、上り坂もスイスイ。うちは高台に住んでいるので、四方を切り立った崖に囲まれたような土地なんですが、その急坂も、座ったまんまで上れちゃいます。
 回転半径も狭く、その場でターンできちゃう。運転感覚は軽トラです。
 
 よし、プレゼントも買ったし、これで一件落着。お買い物だって便利になるし、これは喜ぶぞお!


――なんかつまんないなあ。



 なんかこう、新車プレーンな状態を見ていると、「イジりの虫」がぞわぞわとしてきます。
 
 だって、このままじゃ、ただのチャリンコじゃん。

 アタシのセンスって1ミリもここには存在してないよね。

 オリジナリティって欲しいよね。

 だいたい、カスタムしていないものを使うなんて、ナンセンスじゃん。

 イケナイ、悪魔が耳元でささやいている。

 でも、自分が欲しいもの、カッコいいと思うものをプレゼントしたい、って気持ちはやっぱりあるし...。


 よおし、改造だ!!

 でも、ルールは決める。
 まず、安全であること。自分が乗るんだったら自己責任ですが、人が乗るものですから、安全性が最優先です。なので、保安パーツは基本的にはいじらない。
 次に、かっちょ良い事。誰が見ても一目置くようなカッコよさが欲しい。だって、ハニーちゃんをダサいチャリに乗せるわけにはいかないもんね。
 最後に、利便性を失わせないこと。いくら安全でかっこよくても、使えないものだったらいりません。あくまでもお買い物に使うことを想定してカスタムします。

 
 つーことで、次回からスバルとカブを放置して、ヒトのチャリンコを勝手に改造します。
 
 そこで浮かび上がる「パイクチャリ(Pike-Bike)計画」とは一体何か。乞うご期待。

 
 

 




Posted at 2023/12/02 09:37:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年10月23日 イイね!

ハイマー号、もっと塗る。

 なんだかいろいろとありました。
 
 ついに今までの仕事を辞めて、転職しちゃったんであります。
 
 これでワタシも令和の人間。ワオ!!

 転職って流行ってるもんね。今の人って、すぐ仕事辞めちゃうんでしょ?
 で、雇用の流動化とか言ってエラいヒトが喜ぶんでしょ?

 まあ、そんなことはどーでもいい。これまでの暮らしじゃあ、なんだか人間が腐っていく気がしたんです。


 だって、車いじる時間も金もできないんだもん。

 カネが無いから、コッソリ副業したんだけど、そしたら週7日働いてたりなんかして、こんどはクルマがホッポラカシ。

 「ライフ-ワーク・バランス」ッてな言葉がありまして、つまり、「生活」「仕事」バランスってのをインテリぶってヨコモジ使った言葉なんですが、よーするに、「仕事」って、「生活」の内には入らないのね。

 「生活」してる時間がゼロなもんだから、これって、死んでるのと一緒じゃん!?


 で、新しく入った会社は、月当たりの手取りは下がるものの、ボーナスマシ。だから年収は上がる。同業種だから、ノウハウは買ってもらえるんで、今後の昇給に期待。でも正直あまり期待はしとらん。
 まあ、基本的に土日が休みになったのはデカい。あと、始発に出勤せにゃならんのだけど、その分17時に仕事が終わるから、まあ生活のリズムは付けやすい。フツーの人よりも2時間ズラせばいいんだもん。


 つーことで、着々と、細々とハイマー号(R-2)に手を入れていたんであります。


 まず、車検屋さんからの指摘があった個所。

 
 駐車場に屋根がないもんだから、天候によるダメージがかなりひどい。それが、ブレーキにも着実に影響を与えている。

 わがスバルくんは、めっちゃカッコいい見た目の、フィンを切ったドラムブレーキを装備しとるんですが、これが雨風にさらされると、ドラムの水抜き穴から侵入した雨水がブレーキ本体を侵食してしまうんである。

 実際、検査場で制動力の試験を受けた際に、及第に必要な踏力でペダルを踏んだら、ブレーキがぶっ壊れたそうな。

 アウトやん。

 まあ、イタチの最後っ屁みたいに、壊れたのがバレずに受かったんだそうだけど、結局その修理費がデカかった。

 っていうか、試験場からの帰りがメッチャ怖かったって言ってたけど、どうやって帰ったんだ?

 ちなみに、試験でサイドブレーキも死にました。

 ワイヤーが切れたそうです。


 なんちゅうかごめんなさい。


 でも、試験場まではトラックに積むと思うじゃん。


 っていうか、そんな状態で自走で帰る!?


 まあ、慣れてるんだろうけど。

 いろんな意味で恐ろしい車検屋さんである。
(逆に試験で壊れなかったらどーなってたんだろ?)

 
 で、ハブのワリピンが錆びて抜けなくなったりもしてたんで、前から分かってたことなんだけど、ホイールキャップを買った方がいいってことになりました。

 ある日、ヤフオクを見ると...。

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 ...ありました。


 珍しく足元を見ていない価格設定。

 一も二も無く落札。


 で、取り付け。


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 うーむ。いいんだけどさあ。

 なんか、前の黒いドラムにフィン切った感じのワイルドなイメージに比べたら、ちょっと野暮ったい感じしません?

 メッキだから、膨張した感じで、結果的に車高がさらに2,3センチ上がったような。



 なんで、

 
 塗ります。

 イメージはやっぱり早瀬左近'73カレラ。


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 の、青いヤツ。

 
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だもんで、全体を黒く塗装して、こーゆー具合にマスキングして、...




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 ピーーーーっ





 いやあ、青く塗ってみたんだけどさ、

 塗ったとたんにダサいのね。


 ビックリしました。なんだかセンスない中年のハイエース乗りみたいなホイールになってもうた。
 
 「コレさえなければカッコいいのに...」
 
 みたいなホイールってあるじゃん。ソイツになっちゃったワケ。


 だから計画を白紙に戻して、一生懸命スクレーパーとヤスリで全部剥がしました。


 で、黒1色に青いラインを外周に1本引いた感じに塗ったんですが、どういう訳かこれ以降しばらくカメラが呪われてしまい、データが残ってませんでした。



 それに加えて、もう一つ気になっていた場所が。


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 コレが一番新しい写真だったんだけど、


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 ココのクラックがやばい。


 なんかさ、「笑ウせぇるすまん」の美容整形のハナシみたいでさ。

 ほら、一目ぼれした女の子が、実は特殊メイクで、「これでも私を愛しますか?」ってんで仮面を割って、で「ギャーッ!!」ってなって終わるヤツ。

 たいていあの漫画は「ドーンッ!!」ってなって「ギャーッ!!」ってなるね。

 ちなみに「A」の方の作品で「ブラック商会変奇郎」っていう漫画があって、こっちはたいてい「バーンッ!!」ってなって「ギャーッ!!」ってなります。何の話だ。


  まあ、フロントマスクの欠けは、致命傷です。ブラックジャック先生になっちゃいます。




 塗りましょう。



 どうやって塗ろうか。

 ちゃんと塗るならバンパー外さないといけないしなあ。


 うーん...。



 結構簡単にバンパー取れました。




 根元を各2本の10㎜ボルトで留めてるだけでした。

 何故今まで気づかなかったんだ!?



 なんなら、バンパーレスにした方がカッコいいんじゃねえの!?



 つーことで、こんな感じ。



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 ...。


 うむ。たぶん、各人の言いたいことはわかる。

 わかるんだけど、なんとなく60年代後半から70年代前半エセ・レーシングカーってこんな感じじゃん。

 ほら、この車のテーマは「カフェレーサー」だし。
 「イギリスに渡ったイタリア製のライトウェイトスポーツを日本に個人輸入した感じ」が裏テーマだし。


 正直に言います。


 フロントパネルを塗った時点で、ペンキがなくなっちゃったんです。

 本来は、フロントパネルからタイヤハウスにかけての斜めのラインも塗るはずだったんです。


 で、近所のホームセンターに買いに行ったんです。

 したら、よりによってそのペンキだけ取り扱いを中止しとったんです。

 つーことは、そこから歩いて30分以上かかる別のお店に行かなきゃいけんかったんです。

 メンドくさいから行かなかったんです。

 似た色のペンキを買ったんです。


 全然違う色だったんです。


 

 だからコレです。


 まあ、言うほどヒドくないでしょう。
 
 
 なんだか、絶対にお葬式には行っちゃいけない乗り物になってしまった。

 遊園地にある方が似合ってるというか...。


 あっ!!!


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 ブルーインパルスの地上演習用のバイク。

 こーゆー感じでウケるかも。


 早くお金貯めて全塗装したいなあ。


Posted at 2023/10/23 22:50:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | R-2(ハイマー号) | 日記
2023年07月13日 イイね!

車検と借金と除菌

 何が大変って、やっぱりカネの問題ですよね。

 お金は大事です。

 も大切ですが、それだけで生きていこうと思ったら、即身仏になっちゃいます。

 マーティン・ルーサー・キングJr.というプロレスラーみたいな名前の牧師さんがおりまして、黒人差別撤廃を唱えて、戦い続けた立派な人物です。

 彼の名演説に「私には夢がある(I have a dream)」というものがありますが、ここはさしずめ「私にはカネがない」といったところ。そいでもって「私には車検がある」なんて状況。 

 どーしましょ。

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 なんだか「各社」のCMが頭の中を去来します。


 まあ、結局「各社」のお世話にはならず、いろいろと工面した結果、何とか車検を終えたんですけども。大変だったぞ、実際。
 
 5万円貸してくれたハニーちゃん(仮名) ありがとう!

 わあい、完全にヒモだ。


 そんなこんなで、今回の車検も無事(?)切り抜けました。
 
 そうそう、車検屋さんからこんなものを貰っちゃいました。
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「携帯用ウィルス対策セット」

なんかモノモノしいタイトルです。

そういえば、車検屋さんの周りにはゾンビがウヨウヨ歩いていました。

ウソです。(しょーもない)

でも、コレを今から5年以上前に見ていたら、やっぱりゾンビ映画的な黙示録を想像することでしょう。

 中身は、アンプルや錠剤がギッシリ...というわけではなく、


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 マスクとアルコールジェルでした。

 車検と借金と除菌。図らずも見事な三段オチが決まりました。
 

 <オマケ>
   
  押入れの戸袋から引っ張り出してきました。
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 ホッホラントという京都のお店の限定モデルです。20年以上前に親父が買ったものです。
 記憶の片隅に、「確か在ったはず...」と探してみまして、1時間かけて掘り起こしました。

 本当はコレと、もう1台ボロいR-2を持っていて、そっちの方が私が「R-2」という存在を初めて認知した記念碑だったのですが、残念ながら見つからず。

 まあ、これを買ったときはまさか、オヤジも私も、将来モノホンに乗るとは思ってもいなかったことです。


Posted at 2023/07/13 12:00:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | R-2(ハイマー号) | 日記
2023年03月03日 イイね!

R-2、苦肉の策

 やばい、やばすぎる。

 ぴゅろろー

 「風が語り掛けます...(チュン、チュンチュン)」


 「うまい! うますぎる!!(チュン、チュチュンチュン)」


 「十万石饅頭(チュンチュチュン...)」

 「埼玉銘菓 十万石饅頭」





 いきなりローカルネタです。
 
 ちなみに、CM中の「うまい うますぎる」って描いてあるうますぎない絵は、実は宗像志功の作品です。

 ただ、実際には宗像志功は、

「サイタマのモノにしては、ウマすぎる

 と言ったそうな。

 信じるか信じないかはあなた次第。



 だから何なんだ。



  で、何がやばすぎるかというと...。

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 クルマが腐ってきた!!
 

 前から少しずつ分かってたことなんだけど、もう、目をつぶれないほどに腐食が進んできてしまいました。

 まあ、あんだけ分厚いオシロイみてえな塗料を塗りたくられてたら、鉄板にラップしてるのと同じだから、錆びるのは当然。

 で、その錆が分厚い塗料を大根みてえにド根性で突き破ってきたわけだから



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 「あーたいへんだ」(久々のパターン)

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 「うーんと、うーんと」


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「そうだ!」


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 「見てない見てない、知らない知らない」


ってなワケにもいかないので、

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「困ったぁ、いやぁ、こまったぁ」(これまた久々のパターン)


 いかん、ワルフザケが過ぎた。
 つまり、ボディが段々と取り返しのつかない状態になって行っている。

 だからして、プーさんとか御前様になっとるバヤイじゃない。

 ていうか、プーさんになってた期間が長すぎた。

 
 で、応急処置をすることに。

 ナニブン50年以上も前の車なので、ンもう腐食は当たり前、と割り切りまして、

 
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 塗料の剥がれは容赦なく削り、腐食はヤスリ掛けしてパテで埋めました。


 

 で、一件落着、ってワケにはいきませんよね。

 これじゃあ、50年前の軽自動車が、50年前のポンコツ軽自動車になっただけです。


 やっぱり塗装をどうにかせねば。

 少なくとも、「ぼく、ボロいのをごまかしてますごめんなさい」
 
 みたいな感じをなくしたい(確かに全体的に「ごめんなさい」してるみたいなフォルムだけど)。 




 ってなわけで... 
 
 
 塗ろう。



 しかし、あのボディの色って、何色なんだ?

 R-2の純正色に近いホワイトなんだけど、今ほど純粋な白を作れなかったのか、あの時代の「白」って、ちょっと濁ってるんですよね。

 若干青みがかったというか、それでいてちょっと黄色に近い感じもあるというか…。

 端的にいうと、「きったねえ白」です。


 その、「きったねえ白」に相当するのは、今でいう何色なのか。

 部分的な塗装なので、近い色であれば境界線もボケて、なんとなく馴染むような気がします。

 ですが、いざビバホームのタッチペンのコーナーを見ても、「パールホワイト」から「クリーム色」「ホワイトベージュ」といったよくわからん色のオンパレード。
 実際の色を見たいのだけど、色見本はキャップの色とか印刷の色で、些末的な色の違いにこだわる際には一切アテになりません。


 そういえば、ホームセンターで「試し吹き」という行為が横行してる、というウワサがあります。

 商品のラッカースプレーの色身を確かめるために、勝手にパッケージを開けて、床にブッシャーとペイントするという行為です。(コレって板橋限定?)

 うむ、意味わからん。

 それって、商品を毀損してますよね。

 ただ、そういったことを、文具コーナーの試し書きの要領で、何の疑問も抱かずにナチュラルにやってしまうヒト(というかサル)もいるようで、確かに塗料コーナーの床面には、所々塗料の跡がありました。

 人間やってるのが悲しくなりました。

 
 で、当然ながら色味がわからんからって床にブッシャーするわけもなく、悩んでいたところ、ひとつの天啓を得ました。


 なにも、まったく同じ色に塗らなくてもいいんじゃないか。


 そうです。おんなじ「白」を目指すから、ちょっと違った「白」でも気になってしまうんです。

 ちょっと青みが足りない、とかもうちょっと暗くないと目立つ、とか。

 おんなじ色なんて売ってるワケがないんです。


 と、いうことで...



 ハイマー号をツートンカラーにします。 


 「ワオ! ソイツはヘビーなオモイツキだね!」

 誰だ、このエセ外人は?



 で、錆びのひどい部分が下回り付近に集中しているのをいいことに、プレスラインから下を塗り分けることに決定。

 イメージとしては早瀬左近の'73カレラです。
 そーいえば、芝公園前をデートしてた時に、おそらく納車に向かているトラックに乗せられた’73カレラを目撃して、「わあ、早瀬左近だ!! 早瀬がいるよ!!」とはしゃいでヒンシュクをかった思い出があります。

 
 どーでもいいんじゃ。

 
 
 で、何色にしよーかなー、と悩んでいたんですが…。


 あれ、そー言えば塗料余ってたよね?

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 カブに使ったコイツ。


 うん、「さび取り不要」ってのがちょうどいい!!


 
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 思い立ったが吉日、ってんで早速マスキングキング・オブ・トラウト。つまり鱒キング。


 うーむ、こーやってみると、黒いピンストライプもカッコいい。でも、これじゃあ意味がないんだよね。残念。


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 そんなこんなで、ローラー塗り。

 こんなことしていいのか、という意見もあるかもしれないけれども、ここまで塗料の状態が悪かったら、いずれオールペンも視野に入れなきゃいけないから、むしろ今ならこういう楽しみもできるんです。どうせ純正のペイントじゃないし。


 そして、ペイントの境目を誤魔化すために...


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 ヤスピカ系のドレスアップの定番、メッキモール。



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 ウーム、写真だとあまり違いが判らないか。
 
 そんなこんなで、実はサビ取りだのパテ盛りだので1月半かかった作業を端折りにハショッてお伝えしました。





 で、完成してから気づいたんだけど...


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 塗料、緑にすればよかった...。




 
 そして来月は車検だ。

 ああ、カネが無い!!
 

  
Posted at 2023/03/04 00:59:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | R-2(ハイマー号) | 日記

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何シテル?   07/13 18:48
 スバルR-2(ハイマー号)が退院し、ビンビン走る様になりました。コイツが入院中に浮気した妙なカブ(チャーリー号)も、概ね元気です。いつかこの2台でイベントに出...
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