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半振暮銀のブログ一覧

2022年01月26日 イイね!

調子よすぎるハイマー号

<おことわり>

 この文章は、過去3回クラッシュによりデータがブッ飛んでおります。
 その都度全く同じ(しかもサムい)ギャグを書き直しております。
 よって、復元作業の途中で自己嫌悪に陥って、オウチ帰りたくなっちゃったりしてます。
 だけども、よく考えたら今オウチでこれ書いてるんだよなあ。
 よーするに、この文章を3回書き直してるんです。多分ウケ狙ってるんだろうなっていう個所を、です。
 どうか、暖かい目で御一読いただきますよう、よろしくお願いいたします。

~~~~


 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。



…じゃなくて♪



 大変ご無沙汰しております。



…そんなんでも無くて♪




 と、昨年のレコード大賞を獲得した「マカロニ鉛筆」(表記合ってるのか?)を覚えたという事を発表したくてたまらない今日この頃ですが、ハイマー号(R-2)はスコブル快調でございます。

<註>投稿するにあたって調べたところ、「マカロニえんぴつ」が正式な表記だそうですが、本稿では誤表記のまま無理矢理突き進みます。悪しからず。


 最近になってようやく、生活リズムに余裕が出来て、クルマに乗れる日が増えたんであります。これまで乗れる日が月に1,2回、それすらもできない月があるような暮らしで、お休みの日は基本死んでるか、ゾンビになっているという位疲れ果てていたのですが、年が明けたくらいから、やっとゆとりが出来てきたのです。

 思い返せば、詐欺同様のコンディションで悪い車屋さんから買ったスバル君。ほとんど不動車の状態で何とか動くまでにこぎつけたあの日々。そしてロードサービスのありがたさと自身の未熟さを嫌が上にも痛感させられた第1回目の車検。
 
 そう、あの「街の内飛球(インフィールドフライ=宣告アウト)」と呼ばれた車が、イグニッションを捻ればエンジンブルルンゼッコーチョーの中畑状態で、全体的にヤッターマンなのです。ビックリドッキリメカなのです。

 R.C.サクセション的に言えば、「サビついたオイラを磨いておくれ」とずっと待っていたハイマー君。彼の実力に感動しているのです。トシちゃんかんげきーなのです(これは「マカロニほうれん荘」)。





…じゃなくて♪(またかよ)




 改めて、車検の度に完璧に仕上げてくれる、整備工場の人たちに感謝です。だって、過密なスケジュールの中、こんなにも完璧に仕上げていただいてるんです。半世紀も前の軽自動車が、真ん中の車線を走れるようになってるんです。現代の車の流れに、ついていけるんです。これは驚異的な事です。クルマと過ごせるステキな時間というものを実現してくださって、本当にありがとうございます。



 で。




 こんなにも調子がいいと、いままでのノリの、ガタピシかつポンコツかつキケンな感じの冒険的エピソードってのが必然的になくなってくるワケでして、これを「マカロニ鉛筆」的に言うと



――なんでーもないよー♪


 となるのです。


 つまり、ネタがない。




 なので、今回は(っていうかこの冗長な文章は本題ではないのか)ハイマー号に最近施したドレスアップのお話。



 実は、去年の2月から3月にかけて(10か月も前!!)、第2回目の車検に出していたのです。だからして、更に調子ビンビンのハイマー号。それなのにあまり構ってあげられなくて、とっても悔しい思いをしていたのですが…。



 そんな彼に、ほぼ完全に忘れ去っていたあのパーツを装備しました。


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 ハイ、「International Dog House Club」のカーバッジです。

 いままで、何処にどうやってつけようか悩んでいたのですが、なんで気付かなかったんでしょう。




 ナンバーステイに頑丈なステイを共締めしたら、簡単に着くじゃないの。もしかしてオレってアホ!?



 そしてもう一つ。


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 あの「ムーンアイズ」様の通販で購入した、クランプオンミラー。

 
 これで憧れのドアミラーが実現します。まるで輸入車。スーパーカー。「サーキットの狼」で流石島を走ってても違和感ナシ。


 ってなわけで、現在こんな感じ。

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 後方の視認性も格段にアップ。左折時及び後進時の巻き込み確認がより確実になります(たいていの場合、車高が低いからナニか居たら見えますけど)。





 さて、久々の更新でしたが、やっぱりガタピシとポンコツとキケンな成分を求める諸兄方には、冗長なだけで中身のない記事になってしまいました(いつものことか)。


 なので、最新の(主に乗ってるヒトが)ポンコツなエピソードを一つ紹介して、今回のシメにします。




 その日、例によってホクホクな気分で私はハイマー号を駆って町内1周に繰り出そうとしました。

「ふっふっふ、俺の事は『254号(ニコヨン)の白イタチ』と呼んでくれィ」(←ケムリが凄いから「イタチ」なのです)

 などとニヤ付きながら駐車場を出て、近所の高校前を走っておりました。

 くしくも時は下校時間。校門からは女子高生などがゾロゾロと出てきております。

 私は低い車高をいい事に、JKのフトモモなぞに血走った視線を向け、正門の守衛さんは「ミョーな車が走っとるわい」という視線をこちらに向け、JKの「クサくてヤカマしくてコマい車が来た」という胡散臭そうな視線を浴び、それはそれでなんかイイっ、と変態的な気分にふけっているときに、事件は起きました。



 ばすーん!



 車体後部からの異音。



 こ、これはもしや





 アフターファイヤーか!?



 アフターファイヤーなんて、1回目の車検を受ける以前、あの最悪の状態だった時以来じゃないか!?
 
 苦い思い出が私の中をよぎり、急いで駐車場に引き返すことに。



 そして、駐車場でキャブクリーナーを吹き、ついでにプラグを外してみてびっくり仰天。




 何と右側のプラグがびっしょり濡れています。

 
 「ほほう、こんなに濡れちまって…。体は正直じゃないかィ」



 などと団鬼六作品の登場人物になっておるバヤイじゃなく、マジでアセる。


 そしてさらに衝撃的な事実。


 右側のシリンダーヘッドが冷たい。



 どうやら片肺で走っていたようです。

 つまり、180㏄。


――フジキャビンか。


 つまり15馬力。


――チンクエチェントか。




 確かに、アフターファイヤーと思しき異音の前後に、急にトルクを失ったかと思うと、吹かしたら再びパワーが戻ったり、と不安定な感じがありました。やっぱり1気筒死んでいたのか。





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「いやー、困ったァ」




 と御前様になっている時。


 ふとガソリンメーターを見ると、針が結構左を指しています。残り1コマというあたり。



 そこで蘇る記憶。前回の車検の時…。




「…それとですね、燃料系の針なんですけど、フロートの関係でどうしても針が実際の量よりもあんにゃもんにゃ…(以下記憶定かでない)」




 そんな事を言われたぞ。たしか、思ったよりも少ないって言ってたんじゃなかったか? そーだ、それで「早めに給油するようにしてるんで大丈夫です」とか言って「そーですか」「あはははは」なんて会話をしたぞ。




 つーことは




     G.A.S.K.E.T.S.U.
 ガス欠!!





 タンクからの燃料供給が不安定だから、エンジンにもバラツキが出て、生ガスが燃焼しなかったりとかして、片方が完全にカブッちゃったんだ。仕組みはよく判らんけど、なんだかそんな気がする。っていうかそうに違いない。端的に言うと、限りなくだせえやつだ。
 




 ってなわけで、とりあえずチャーリー号(スーパーカブ)のガソリンをいくらか盗んで、最寄りのスタンドで給油することに。

 レギュラーでも170円するんですよ、今って。
 
 
 満タンにしてチョウダイ、って言ったら、スタンドのオジサマが浅いタンクに慎重に給油してくれました。

 20リッター入りまして、やっぱりスッカスカだったんだ、と実感。


 久しぶりに燃料系が右に吹っ切れてるのを見て、なんだかうれしくなっちゃいます。


 そしたら、急に車重が増えたからか、操縦時のフィーリングも違う事。なんてわかりやすい車。



 で、問題のエンジンも、快調に回る回る。すべて解決。おなかペコペコでご機嫌斜めだっただけみたい。




 つーことで、ワタクシのポンコツがキレーに露見した今回の一幕でしたが、それに追い打ちをかけるような事件が。



 仕事帰りに何となくドア上の広告モニターを見ていた時でした。そこには定期的にニュースが表示されるのですが、そこにびっくり仰天の記事が。



「ガソリン価格調整へ」

「リッター当たり3.4円の補助金」

「27日から実施」





 えええええええ!?



 スッカラカンを満タンにしたばっかなんですけどお!?



――不良になってやる。「池袋のブラックタイガー」(←エビだぞ)の異名で恐れられていたあの頃に戻ってやる!!


 

 因みに、今回ガソリン盗まれたチャーリー号の近況ですが、実は絶賛故障中です。ちょっと厄介な事になってますが、こっちはもうちょっと暖かくなってから治します。

…の予定です。



 
Posted at 2022/01/26 04:13:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | R-2(ハイマー号) | 日記
2021年04月13日 イイね!

後部の灯火は死んだのさ

  ええ、季節はホネミをさらけ出す冬を過ぎ、眺める余裕もない春も半ばを過ぎて、乗り切れるかもわからぬ夏を目前としております。
 ですが、今回は去年の晩秋のお話。半年も前の事です。
 だって、お仕事忙しかったんだもん。純粋な休みなんて月に2日あればいい方だし。マジで大変なんだから。

――実は時効を待っていた、という説もありますが。


 さて、晩秋のその晩、私は誉れ高きカブのチャーリー号で家路をたどっていました。普段は歩いて帰る道も、その日は何となく原チャリに乗りたい気分だったので、わざわざ駐輪場代を払って、しかも駅から徒歩20分の所に停めていたのです。
 で、深夜の人通りもない道を、快調に走っておった。私の理念として、よっぽどの場合でない限り(後続車に迷惑のかからない範囲で)、時速30キロを超えぬように道路の最左端を走って、のんびりと走っておりました。
 で、駐車場に到着。ハイマー号の後ろに駐輪しようと思って、気が付いた。


「あれッ、後ろがやけに暗いぞ!?」




 いとあやし、と寄りて見るに、尾灯すべてイカレたり。

 ナンバー灯はおろか、ブレーキ灯、左右ウィンカーがバッチリ死んでおりました。



 ええと、帰り道は左折3回、右折2回。そのすべてでウィンカーが機能しておらんかったのか。


 っていうか、途中の踏切手前の一時停止線で、マッポ…じゃなくてオマワリサンがいつも張っているのですが、そこもスルーしてきちまったんだ。
 
 すっげー危ない橋を渡ってしまった。 下手したら整備不良のレッテル貼られて、修理した後に急坂(というよりも崖)の上の警察署まで押して行って、剥がしてもらわにゃいけない所でした。



 さすがにこれはいかんという事で、急遽尾灯類を購入することに。





  
…でも、ですよ。

 
  
 今までと同じような奴じゃ、つまらないじゃん。
 
 だから、色々と考えて、お財布と、ヤフオクに相談した結果、




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 こんなブレーキランプを買いました。

 ハーレー用の若干大型のモノなんですが、



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 ヘッドライト点灯時には下段のスモールランプが点灯し、






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 ブレーキをかけると、「STOP」の文字が浮き上がります。


  なんか、こういうのに憧れていたんですよね。




  ただし、ここで問題発生。チャーリー号前オーナーの謎のこだわりで、ブレーキランプは以下のようなヤヤコシい取り付けになっておりました。


 ブレーキランプはナンバーステイを兼ねた専用ステイ(自作)でマウント。→専用ステイはリアキャリア(自転車用を改造)に固定。→リアキャリアはリアフェンダー(改造)に溶接。


 つーことは、ブレーキランプを変えたら、ステイに付かないし、ステイが無いとナンバーが付かないし、リアキャリアに合わないという事は、リアフェンダーごと交換しなきゃならない…って、かなりダイナミックな波及効果が表れます。



 しかーし、それを解決する心強い味方が存在します。



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 はい、あの、やたら安い穴の開いた棒です(急に夜になってます)。


 コイツを





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 このように曲げる事で、強度を持った、丁度いい形状のステイが出来上がります。
 しかもこのステイ、別のナンバーステイ(偶然河原で拾った!!)を共締めで固定できるというスグレもの。

 製作時間は30秒。 クォリティを度外視すれば、瞬殺です。




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 で、ウィンカーは安い汎用品を使用しました。形状が多少コンパクトになっております。





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 コレにて完成。

 っていうか、ついでに配線をやり直していたら新発見。

 カブって、車幅灯が点灯するんですね。気が付かなかった。
 もしかしたら何処かイカレていたのかもしれません。




 で…。







 これ以降はホントに嘘の話です。

 なんでこんなことを書くかと訊かれたら困るけど、ちょっと遅れたエイプリルフールってことで。







 ええと、尾灯が治った後日、試運転で、またあの時の駐輪場まで乗っていったんですよ。その駐輪場は2時間まで無料で、それ以降12時間ごとに100円かかる、という都内ではかなり安い場所です。

 で、そこに停めて近くの大型スーパーでお買い物して、駐輪場に戻って気が付いた。



 …ナンバーが付いとらん。





 やばい。 シャレにならないくらいヤバい。 オマワリサンに「シャレでーす」って言っても、たぶん許してもらえない。

 私はダッシュで家に戻りました。 徒歩40分、走れば20分で家に付きます。 で、おんなじ時間と体力を使って、ナンバープレートを片手にダッシュで駐輪場に戻りました。 

 もしもチャーリー号の近くにオマワリサンがいて、ナンバーなしの奇妙な原チャリを眺めているようなら、「走行中にナンバーが脱落して、急いで安全な場所に駐車して拾いに行った善良な市民」を演じる予定でした。 多分主演男優賞モノです。


 ですが、幸いな事に誰にもばれていない様子だったので、こっそりとプレートをつけて何食わぬ顔で帰りました。



 まじで、あの時は怖かった…。







 ――次回、また懲りずに新しいパーツを作ります。



2020年09月09日 イイね!

カブの魂:レッグシールド


 カブって、一目見たらソレと判りますよね。立体商標に登録されちゃうくらいだから、あのカタチそのものがカブであり、カブと言ったらあのカタチなのです。


 で、ウチのカブ。


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 カブじゃないじゃん。



 本田宗一郎に祟られそうなくらい、面影が薄れています。メーカー、年式一切不明です。

 これはいかん。カブ主を名乗るのであれば(名乗るのか?)、せめて乗っているのがカブである、という認識を自他ともに明らかなものとしなければならない。
 

 ではそもそも、カブは如何にしてアイデンティファイされるのか?

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 はい、愚問ですね。こういう質問するときはちゃんと「愚問いくもん」と宣言するようにしましょう。

 カブのアイデンティティは何といってもこのレッグシールド。これは国民の総意であります。


 でも、バーディとかメイトも、似たよーな形状で似たよーなレッグシールドが…。

 ええい、うるさいうるさい。そんな反対意見を言う人が国民のうちに何パーセントいる事でしょう? 20パーセントいれば多い方でしょう。民主主義では51パーセントの同意が得られれば国民の総意となるのです。これでいいのだ。
 

 つーことで、本題。今回は我がチャーリー号にも、レッグシールドを着けてしまいましょう!!


 またまた酔った勢いで、ヤフオクで落札。

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 対応車種不明のレッグシールドです。商品説明には「CD用(?)」と頼りのないことが掛かれていました。


——っていうか、いきなり違うレッグシールドやないかーい!!


 まあ、酔っぱらった人のしたことだから。それに、あの純正のレッグシールドがチャーリー号に似合うとは思えなかったし、そもそも着けられるのか? いや、着けられるんでしょうけど、なんだかメチャクチャ浮いてしまうのが自明だったので、最初っから避けました。


 それにしても何だかやたらと汚いレッグシールドです。商品説明にはなかったひび割れがあちこちに…。

 まあ、想定の範囲内です。こういう時のために頼れる相棒を用意しています。


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 「ロックタイト」です。なんだかものすごく強そうな名前です。「ホールド・ミー・タイト」と言ったら、大阪の海でブルースしちゃいそうですが、「ロック・ミー・タイト」と言ったら、大阪の海にコンクリの靴履かされて沈められそうです。

 それはさておき…


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 コネコネして…

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 ペタペタして補修です。

 乾いて固まったら、やすりで整えて上から塗装します。



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…レレレッ!


 なんか、モロにヤマハのマーク入ってるんですけど…。


 いちおうクエスチョンマークついてたけど、「CD用」って言ってたじゃん。 
 おそらくコイツは「YB用」でしょうね。まあ、どうであろうと、無理やり取り付けちゃうので構わんのですが。


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 大体形が整いました。これ以上のモノなんて求めません。なんたって私のやる作業ですから。
 

 お次は苦手な塗装です。


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 久々の登場のロバート君。

 正式な名前は「ミッチャクロン」ですが、私は「ロバート君」と呼んでいます。

 「ロバート・ミッチャク」…って、わざわざ解説を入れないと通じないギャグは置いといて…。


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 カラーはアイボリー。 何にも考えていません。とりあえず迷ったらアイボリー。これが一番安全。


 
 塗装の乾き待ちの間に、車体に取り付けるためのステイを作ります。


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 まず、下側はステイを短く切って曲げて、この辺のボルトと共締めにします。

 で、上側は…。


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 コイツを…


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 このような形に曲げて…。


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 何となーく巻き付けて固定します。

 隙間にはゴム板を挟んで締めこんだので、意外と頑丈です。


 こんな簡単なことでいいのか!?



 でも、コレ、本当に頑丈に止まってるんで、数か月たった今でも一切問題なく走ってます。


 では、カブに魂を呼び戻す大幅イメチェン、第2弾の完成オヒロメです。




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 やべえ、カッコイイ!!


 正体不明のジブリっぽさが格段にアップしています。

 フロントのエンジン回りの隙間も見事に隠せていて、より迫力のある仕上がり。
 「写真で見るより小さいのね」と言われる確率も格段に向上。まるでハンフリー・ボガード。


 でもさ…。




 やっぱりカブじゃねえ!!





 



<追記>
やべえ、なんか間違えて、自分の記事に「いいね」をつけてしまった…。
本当に誤って絶妙なポイントでマウスをクリックしてしまっただけなのに、物凄く自分大好きなヤツみたいになってしまった!
うーん、どーやって消すのか判らんからなす術ナシ。とても情けない。


(2020.9.14)

Posted at 2020/09/09 10:39:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年07月16日 イイね!

後付けスプリンガーフォーク

 私のカッチョいいチャーリー君。

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 名前の由来は、「チャリンコっぽいから」というミもフタもないものでしたが、なんだかんだでヴィンテージバイクっぽく仕上がってきてしまいました。

 しかし、ここにきて、再びチャリンコの魂を注入します。
 コロナ期間の大幅イメチェン企画第1弾。


 ――某日、ブツが届きました。



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 バネのついた曲がった金属棒です。

  
 ハチミツをとるアレにも似ています。

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 註:ハチミツをとるアレ

 


 このブツが何かと申しますと…。



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 ふるーいチャリンコ、実用車と呼ばれるお蕎麦屋さんのチャリに付いてる、補助フォークです。

 しかし私にとっては、コイツは憧れの「スプリンガーフォーク」なのです。
 以降、この補助フォークはスプリンガーフォークとして取り扱います。なんか違う気もするけど、似たようなもんです。

 だって、カッチョいいヴィンテージバイクにはスプリンガーフォークが付きものじゃないですか。

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 ほれ、かっちょいい。


 だけども、カブにポン付けできるヤツは高い。その上にインチアップが必要だったり、塗装が違ったり、せっかく付けたフェンダーも調整し直さなくちゃならなかったり…、と色々と面倒。

 そんな時にヤフオクで見つけちまいました。

 
 格安です。2000円くらいだったかな。
 着くかどうかは判らんかったけど、丁度コロナ期間でやることもなく、加工が必要でも、作業時間が十分に取れます。何より、例によって酔っぱらってたので、何も考えずに落札。



 さて、コイツをどうつけようか。まずはチャーリー君に当てがって見ましょう。


 まず、上はメーターとイグニッションに共締めすると仮定。

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 そして下は、フォークの取り付けに使っているステイに固定するとします。

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 それでは、実際に当ててみましょう。




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 なにこれ、めっちゃピッタリなんですけど…。



 なんちゅうか、奇跡です。まるでチャーリー号につけられるためだけに生まれてきたような素敵な補助フォーク…いやいや、スプリンガーフォーク!!
 

 加工が必要な点は2つ。
 取付用の金具の穴が小さいので広げる必要がある事、それと、長さが若干足りない事です。


 なので…。




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 おなじみのヤスリで穴を拡張し、



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 ハンマーでぶっ叩いて伸ばしました。


 そうそう、フォークのスプリングがちゃんと機能するように、タイヤ側にはベアリングをかまします。

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 ちゃんとこういう所も考えてるんですよ。


…ウソです。実際取り付けてから気づきました。もっと言うなら、試運転中にフェンダーに負荷がかかり過ぎて、外れ、とっても怖い思いをして初めて気づきました。
 やっぱりアタマ悪いヒトが思いつきで作業すると、こういうことが起こるんですね。


 何はともあれ、一瞬で完成しました。


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 おおーっ!!

 激シブです。マジでバエてます。多分使い方あってるでしょう。バエてるんです。
 もしかしたらバズっちゃうかもしれません。「バズる」って、きっといい意味ですよね?
 

 さて、次回は大幅イメチェン企画第2弾です。流用とボルトオンの塊に、新たなガラクタが加わります。




2020年05月27日 イイね!

パーツ流用の災難

 いくつかのイメチェンパーツが届きまして、車体に当てがって見たところ、どうやら結構簡単な加工で着きそうだぞ、という事が判明。それと同時に、これが着いたらめちゃくちゃカッチョいいぞ、という事も判りものすごーくハイテンション。
 だけども、そのパーツが何なのかはまだ今回は教えません。やっぱりネタバレは怖いもん。「今からスプーン曲げます」っていってスプーン曲げても面白くないように。


そんな事より!!



 実はチャーリー号はものすごく不調でした。外装系に力を入れたいがために、それ以外の「走り」に関する部分が疎かになっておりました。
 で、今までサボっていた分、一気に各所の不具合が露呈し、危機的状況になりました。


~危機的状況リスト~


<その①>
 まず、アクスルシャフトが短い。サイクルフェンダーを取り付けるために無理やりステイを左右1枚ずつ挟み込んだため、割ピンが入らなくなり、とっても危険な状態に。それを無かった事にして今まで乗ってきましたが、さすがにそろそろ怖くなったのでどうにかしなければ…。


<その②>
 キャブレータが外れかかっとる。ハッキリ言って緊急事態です。実はチャーリー号を手に入れた時からその崩壊の序章は始まっていました。というのも、どういう訳かキャブの固定に左右とも種類の違うボルトが使われており、右側に関してはインチサイズのモノが無理やりぶち込んでありました。
 従って、キャブを外すたびに少しずつイカレていってしまうのですが、今回ついに完全にネジがバカになりました。振動が加わるとマニホールド側から隙間が空いて空気が入り込みます。つまり、ほとんど不動車に逆戻り。コイツハマイッタ。


<その③>
 ある日チャーリー号を出そうと押してみると、フロントブレーキが引っかかって動きませんでした。見ると、ブレーキワイヤーが完全に固着。
 っていうか、今までエンジンブレーキとリアブレーキだけで十分機能していたし、フロントの効きが極端に悪かったので、あまり使ってませんでした。で、それで慣れちまってたので放っておいたのですが、やっぱり常識的に考えて頭クレイジーなので、この際治すことに。



 つーことで、今回は大掛かりなイメチェンを行う前に、これらの三大不具合を一気に解消しちまいましょう。


 まずはアクスルシャフトから。

 これは非常に簡単な作業です。ヤフオクで見つけたパーツに交換するだけ。

 調べたところ、Dioのアクスルシャフトは、径が同じで5センチほど長いそうなので購入。で、早速取り付けました。

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 作業時間は3分以下。ダブルナットをかませるだけの余裕が出来ました。これで走行中にフロントタイヤが外れる心配をしなくても済みそうです。


 次にキャブレータ。

 取り出したのは「金具ボックス」。


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 この中を探れば、何かしら都合のいいボルトやナットが出てくるという、伝説の箱です。
 この前お部屋を掃除してたら出てきました。



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 どうせバカ穴と割り切って、ボルトとナットでがっちり固定。ついでにキャブも夏用のセッティングにし直しました。なんだか信じられないくらい低回転でも安定するので、燃費が良くなりそうです。パワーも向上したかな。
 作業時間も10分くらい。



 なんだか、今日は調子がいいぞ!
 いつもなら途中で信じられないような問題が発生したりして、簡単な作業に数日間を費やしたり、追加で何かを買いに行ったりするのに。





——悪い予感がする…。







  さて、最後の課題。ブレーキワイヤーの交換です。

 購入したのは…。


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 …って画像だけ見せても判りませんね。
 カブ用よりも500円安かったDio用のブレーキワイヤー。
 見る限り長さが若干短いだけのようでしたので購入。いやー、得した得した。

 さて、取り付けるかな、とレバーに当てがって気づきました。


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 根元の太さが
全然違って入らねえ!!



…こ、これはまさに

安物買いの銭失い!!




やってしまったあ!!!


 あの時なぜ、素直にカブ用を買わなかったのでしょう。カブとDioなんて、互換性があるほうがおかしいのです。アクスルシャフトで調子に乗ったのか…。

 こうなったら、もう、アレしかありません。




…そう、アレしか。




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 ヂャキーン!


―― 一心不乱にやすりで削り続けること15分…。





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こ、これで行けるだろう…。




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 は、入ったぁぁぁぁ!!




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エイドリアーーーン!!!!











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こっちも入らねええええええ!!





 絶望に打ちのめされながら、再びヤスリを握りしめます。



 で、15分後。






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エイドリアーーーン!!!





 まさかこんなに悪戦苦闘するとは思いませんでした。

 最後に仕上げで…



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 こちらのバネを移植して完成です。



 これで、まるで新車のようなブレーキングになりました。っていうか、いつもの感覚でとっさにブレーキを握ったら、フロントが滑ります。逆に危ないです。

 まあ、これに慣らさないと、他のバイク乗れないんでしょうが。



 さて、こうして走りが快調になった今、堂々と外装のカスタムに精を出せるわけです。

 で、次回、チャーリー号がちょっとしたイメチェンを果たします。
 サイクルフェンダー以来の、自転車パーツを使ったカスタムです。





プロフィール

「カブのエンジン分解Pt.2【故障とかそういうレベルじゃなかった】 http://cvw.jp/b/2652204/48755915/
何シテル?   11/08 23:37
 スバルR-2(ハイマー号)が退院し、ビンビン走る様になりました。コイツが入院中に浮気した妙なカブ(チャーリー号)も、概ね元気です。いつかこの2台でイベントに出...
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