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毎年恒例の交通安全祈願で茨城の笠間稲荷神社⛩へ

早めに着いたので、周辺をブラリ🚶‍♀️していたら「君が代」に出てくる「さざれ石」を発見😳

漢字では「細石」と書き、学名は石灰質角礫岩だが、長い年月をかけて雨水で溶解した石灰石の乳状液が小さな石の隙間に凝結し、ひとつの大きな岩の塊になったものも「さざれ石」と呼ぶ🤔

まさに「さざれ石の巌となりて〜♬」

アル君もお祓い🙏

せっかくなので、続日本百名城のひとつ、蒲生家ゆかりの笠間城🏯へ

笠間城🏯は1234年、宇都宮時朝(笠間時朝)が十六年の歳月を費やして標高182mの佐白山山頂に築いた山城だが、1597年、蒲生郷成の入封に伴い、現在も見られる膨大な石垣を用いた近世城郭へと改められたという🤔

千人溜跡の駐車場にアルを留守番〜

所々に朽ちた石垣が見られ気分が高まる💓

大手門前の空堀を渡ると大手門跡、なんか虹がかかってしまった😅
そう言えば、ここ笠間城跡は心霊スポット👻としても有名だったっけ…

まあ、気にせずに進む🚶‍♂️

中門の石垣👏
苔生した石垣が、在りし昔が偲ばれる☺️

広大な本丸跡、奥の土塁は八幡台櫓跡

八幡台櫓は笠間市内の真浄寺に移築され現存している👏

本丸と天守曲輪に挟まれた空堀😳

天守曲輪への急で長い石段🚶‍♂️💦

キターッ‼️ 関東随一と言われる天守台の打込接ぎの石垣👏

ただ、未だに東日本大震災の爪痕が大きく残っている😭

崩壊が進む天守への虎口を進む🚶‍♂️💦

天守台は三段構造になっており、ここは二段目💦

まるで古代遺跡の様な石段💦

最上段に建物が見える‼️それにしてもホント急な石段💦

現在、天守台最上段には笠間城天守の廃材を転用したと言われる佐志能神社⛩が鎮座する👏

微妙に立入禁止🚧になっている感じだが、裏側に回るとかなり崩壊が進んでいる😱

この築地塀も天守の瓦を転用したものだろう🤔

天守台最上段からの眺望〜

天守台から眼下の眺め😅
急な石段を降りると足がガクガクして来た💦

関東には珍しい石垣を備えた、「守るに易く攻めるに難い」堅固な山城、笠間城🏯
お見事でした👏

満足して、自分にご褒美🎁

那珂湊漁港でウニ丼❣️

福岡市博物館で「黒田家の刀剣と甲冑展」を開催していたので、行って来やした‼️

福岡タワーのほど近くにある

立派な博物館‼️
国宝 「圧切長谷部（へしきりはせべ）」の展示もあり、刀剣女子が開館前から並んでいた😳
博物館の人に聞くと、来館者の99%が女性とのこと😅

官兵衛ゆかりの地ということもあって、「ふくおか官兵衛くん」と「長政くん」が並ぶ❗️
ちょっと「長政くん」の扱いが…

先ずは誰もが知ってる国宝✨「金印」✨

サイズは一辺2.3㎝、重さ108g
かなり小っちゃい‼️

こんな風に印面も見れる😳

漢の皇帝が委奴国王に与えた印と言われ「漢委奴国王」と刻まれている🤔

レプリカも触ることが出来、その小ささ、重さを体感出来るのは嬉しい😊

ジャーン‼️

天下三名槍のひとつ「日本号」

黒田長政の使いで福島正則を訪ねていた母里太兵衛は、🍶酔っていた正則に「大盃の酒を飲み干せば、望みの品を何なりと与える」と挑発され、
「あの槍を賜るなら」と豊臣秀吉から賜った「日本号」を所望すると、酔っていた福島正則は快諾してしまう😱
翌日、酔いから覚めた正則は、「あの槍は太閤殿下から賜った家宝、どうかお返し願いたい」と頼み込んだが、太兵衛は名槍「日本号」を返さなかった👏

なにかと話題を欠かない福島正則らしい面白エピソード🤣

穂は79.2㎝、全長321.5㎝、総重量2.8kgの大身槍で樋（刃中央の溝）に倶利伽羅龍の浮彫がある👏

拵えは青貝螺鈿貼
無銘ではあるが、「正三位」の位を賜ったといわれ、正親町天皇から足利義昭に下賜され、織田信長を経て豊臣秀吉、福島正則、母里太兵衛へと渡った経緯はまさに「名槍」の名に恥じない🤔

続いては、刀剣女子たちの熱い視線が注がれていた「刀 金象嵌銘長谷部国重本阿花押 黒田筑前守（名物へし切）」こと、国宝✨「圧切長谷部」

織田信長の怒り🔥に触れた茶坊主の観内が膳棚の下に逃げ隠れたところ、信長が棚ごと圧(へ)し切ったので名付けられた😱

指表に「黒田筑前守」、指裏に「長谷部国重本阿（花押）」と金象嵌が入る‼️

圧切長谷部の拵え「金霰鮫青漆打刀拵」
黒田官兵衛の愛刀「安宅切（あたきぎり）」の拵えに似せて作られた🤔

その安宅切の拵え
戦わずして勝つことを心がけ、生涯に二度だけその手にかけた黒田官兵衛が、淡路島の三好一族の勇士安宅河内守を討ち取ったことから名付けられた🙏

黒田長政愛用の槍「一国長吉」

その名は、黒田長政がこの鎗をもって武功をあげ、ついに筑前一国を手にいれたことに由来する

樋には三鈷剣が刻まれる👏

黒田長政愛用の刀「二字国俊」

歴代福岡藩主や重鎮の甲冑も一堂に展示👏

壮観‼️

ん〜お見事‼️

黒田光之が祖父黒田官兵衛孝高を偲んで製作させた

朱塗合子形兜 黒糸威五枚胴具足・小具足付

このセンス堪らん🤩

徳川家康から黒田長政が拝領した
初代黒田長政所用

「黒漆塗南蛮鉢歯朶前立兜」
黒田長政と言えば、

「銀箔押一ノ谷形兜 黒皺革包五枚胴具足」が有名だが、歴代藩主もそれを模したものが多かった‼️

二代 黒田忠之所用

「銀泥塗一ノ谷形兜・茶糸威五枚胴具足・小具足付」

こっちも持ってた「黒漆塗鯰尾形兜・鶉巻紺糸威丸胴具足・小具足付」

三代 黒田光之所用

「鉄錆地六十二間星兜水牛脇立付・黒糸素掛威丸胴具足・小具足付」

四代 黒田綱政所用

「鉄錆地三十八間星兜藤巴後立付・黒糸威丸胴具足・小具足付」

五代 黒田宣政所用

「鉄錆地六十二間筋兜・紺糸威二枚胴具足・小具足付」
ちょっと流れが変わって来たか⁉️

六代 黒田継高所用

「銀箔押一ノ谷形兜・紺糸威五枚胴具足・小具足付」また戻った‼️

七代 黒田治之所用

「黒漆塗十六間筋兜・萌黄糸威波頭桶側二枚胴具足・小具足付」

八代 黒田治高所用

鉄錆地五十四間筋兜歯朶前立付・茶糸威二枚胴具足・小具足付」
九代 黒田斉隆所用

「黒漆塗三十二間筋兜藤巴前立付・薄茶糸威二枚胴具足・小具足付」
十代 黒田斉清所用

「黒漆塗三十二間筋兜・紺糸威五枚胴具足・小具足付」
十一代 黒田長溥所用

「銀泥塗一ノ谷形兜・紺糸威五枚胴具足・小具足付」
十二代 黒田長知所用

「黒漆塗桃形水牛脇立兜・紺糸威五枚胴具足・小具足付」
黒田二十四騎の一人 野口一成所用

「朱漆塗刳半月脇立頭形兜・紺糸威二枚胴具足・小具足付」

黒田二十四騎の一人、長政の弟として育てられた官兵衛の養子、黒田一成所用

「大小頭立置手拭形兜・紺糸脅桶側五枚胴具足・小具足付」

「銀大中刳大盔旗脇立頭形兜」
これは流石に目立ち過ぎだろ‼️
実際、関ヶ原の戦いでは兜が目立ちすぎて狙撃されたらしい😅

一成の娘の子で二代目をついだ黒田一任所用

「洗米熨前立頭形兜・紺糸威五枚桶側胴具足・小具足付」
これも空気抵抗キツそう🤣

それにしても黒田家の甲冑は個性的だわ😄

飛行機✈️の時間に間に合わなくなるので、ここで終了〜💧
実際に武将たちが手にしていた武具を目にすることが出来、大満足で帰りの飛行機🛩へ

福岡出張✈️
昨夜の中洲営業🍻👯‍♀️を頑張り過ぎてアルコールが残る中、早起き⏰して日本百名城のひとつ黒田家ゆかりの福岡城🏯を目指す🚃

大濠公園駅🚉を出て

外濠沿いを少し歩くと、

キターッ‼️

下の橋大手門と潮見櫓‼️

下の橋大手門は再建されたもので、近年まで現存する貴重な城門だったのに、2000年の不審火で焼失🔥ん〜許せん😤

移築復元された潮見櫓は、玄界灘や博多湾の監視をする役割を担っていたことからその名がつけられた🤔
門をくぐると枡形になっていて、そのまま道路…

ちょっと興醒め😦

母里太兵衛邸長屋門
「黒田節」の一節
『酒は呑め呑め、呑むならば、日本一（ひのもといち）のこの槍を、呑み取るほどに呑むならば、これぞ真の黒田武士』
でも有名な黒田二十四騎の一人、母里太兵衛は福島正則から名槍『日本号』を飲み取った🍶

黒田如水隠居地である三の丸御鷹屋敷

名島門
黒田長政の当初の居城となった名島城の城門

大濠は博多湾の入江を埋め立てて福岡城の外濠とした🤔現在は大濠公園として市民の憩いの場となっている

三の丸石垣

二の丸の石垣
城域を囲う石垣の高さに圧倒される😳

二の丸へと続く松ノ木坂門跡

本丸の北西にある御時櫓跡の石垣

表御門跡

本丸表御門跡の石段をのぼると、👹鬼門封じの祈念をするために建立された祈念櫓が見える👏

本丸から天守台を望む

福岡城天守閣のCG復元図
福岡城の天守閣はその存在が疑問視されてきたが、黒田如水が加藤清正の熊本城築城を見学にきたという記録や、細川忠興が幕府に報告していた築城データに天守閣が記録されていたなど、5重6階、高さおよそ23ｍほどの熊本城規模の天守閣🏯が存在してた説が有力視されている🤔

鉄御門跡
いざ、天守台へ🚶‍♂️

石段も急で、幅も狭く、とても登りづらい要所となり、こういったところにも黒田官兵衛の築城術を感じる🤔

ふだんは土壁で遮られていた埋門

埋門の上を渡り、大天守台へ

東西約25ｍ、南北約22ｍの大天守台内に約40個におよぶ礎石が残る‼️

さらに上に登ると、福岡市内が一望出来る展望台になっている👀

埋門をくぐり🚶‍♂️

天守櫓跡

天守台に登ってみて感じたのは、「スチール階段が無いと大天守台に登る手段がない」ということは天守閣があったとしか考えられない‼️
やっぱ、天守閣🏯があったと思う方がロマンがあるし😊

裏御門跡を抜けて🚶‍♀️

多聞櫓を目指す🚶‍♀️

鉄砲櫓跡、見事な石垣👏

多聞櫓のある南丸への冠木門
福岡城には47もの櫓があったが、現存するのは南丸多聞櫓のみとなってる👏

ん⁉️
ガーン😱まさかの工事中🚧

外側から隅櫓は見えた‼️ほっ☺️

別名「武具櫓」とも「西平櫓」とも呼ばれ、平時は武器庫として使用されていた🤔

下に降りて、見上げる
石垣の上に二重二階切妻造りの隅櫓とそれに連なる桁行が三十間（約54m）も続く西平櫓が連なっている👏

よく見ると、多くの石落としを備えている‼️

有事の際には編んでいる竹がすべて弓の矢になり、それらを結んでいる干しワラビは食料になるといった工夫もされていたという👏

平櫓の内部は突き抜けではなく、十六の小部屋に別れているとのこと👏

江戸期の築城とは言え、しっかり戦う城でした‼️
さすが、黒田官兵衛、長政親子が心血注いだ城🏯

福岡城お見事でした👏