
東京海上日動火災保険が 2017年4月からサービスを始めた
ドライブエージェントパーソナルの特約。この特約を追加して昨日から有効になった。そこで、契約に伴って貸与される端末 TMX-DM02 を昨日取り付けた。これはパイオニアと共同開発したもの。
TMX-DM02は普通のドライブレコーダーに見えるが、フルHDカメラに加えて、GPS、加速度センサ、ジャイロセンサ、そしてドコモLTE通信機能が内蔵されている。つまり用途に合わせたアプリが内蔵されたスマホのようなものだ。従って内蔵アプリは必要に応じて回線を通じてアップデート可能。
大きな衝撃 (加速度) を検知すると、3秒前から7秒後までの動画をLTE回線を通じて自動的にセンターへ送信する。動画には時刻、車の走行速度、緯度・経度の位置情報も表示されている。そしてセンターから呼びかけがあって、その場で事故対応について会話ができる...まだこんな事態になったことが無いが、そういうことになるのだそうだ。
衝撃が中程度の場合は、センターへ通知するかどうかをドライバが選べる。小さな衝撃の場合は放っておくと無視してくれる。
ちなみに衝撃の大中小のおおよその加速度基準は;
・大衝撃: 30 Km/h 程度以上での衝突でエアバッグが開く程度
・中衝撃: 20 Km/h 程度以上での衝突
・小衝撃:20 Km/h 程度以上でフルブレーキを踏んだとき
...となっている。
急加速、急ブレーキ、急ハンドルを切るとチャイムを鳴らす危険挙動警告の設定も可能。特に急ブレーキでも急ハンドルでもない普段の運転なのにチャイムが鳴るので大きなお世話と思うが、一応普段の自分の運転を見直すきっかけにはなる。実際に見直しを始めている。
燃費向上と足回りの損耗を抑えるために、必要な分だけアクセルをゆっくり踏んで、必要なだけしかブレーキを踏まないのが、私のポリシーだが、結果的にこれがお気に召さないらしい。カーブにさしかかる時、タイヤが十分グリップしている速度でエンジンブレーキだけで曲がると、丁度良い感じで減速しつつ曲がれるのだが、急ハンドルだと警告される。横Gを検知した結果だと分かる。
この端末を設置した後、初期設定で、車の前後軸の中心からの距離と地面からの高さを入力する。さらに「消失点学習」といって、一直線の道路の幅が遠方で1点に収束してみえる点を学習する機能もある。これらは画像解析のためで、車線逸脱検出には画像処理が用いられている。
センターと常に通信しているので、事故多発地点にさしかかる前にお知らせがある。前の車との急接近を知らせる機能もアプリのアップデートで追加される予定だ。
運転の様子がリアルタイムでチェックされ、そのデータを吸い上げることは今でも可能なわけだ。良い子で運転していたら保険料が下がる、あるいはその逆だってありそうだが、今のところ次の契約時の保険料に反映されるといった話は聞いていない。
車のIoT化が、こんなところでも始まっているというのは面白いと思う。後付け可能なカメラ付き通信端末を保険会社が配布するというスタイルは斬新だ。事故処理で有利に働くことを期待して、この特約を追加したわけだ。
ドライブレコーダの取り付け位置は、一般的には視野の邪魔にならないよう、そして運転中に操作しにくいように、真ん中のバックミラーよりも左寄りとのこと。ところがドライブエージェントパーソナルの TMX-DM02 は、センターとのコミュニケションのために操作が必要なので、真ん中のバックミラーよりもドライバに近い右よりに取り付ける。
TMX-DM02と一緒に貸与される microSD (32GB) には予めPC用アプリのインストーラが入っている。SDアダプタ(これも貸与品)を使ってパソコンのSDスロットに刺し、このインストーラを起動するとネット経由でPC用アプリがインストールされる。i5以上のプロセッサを要求するが、これが重くて、もう少し改良の余地は無いものかと思ってしまう。取り敢えず作りましたって感じだ。インストール時に .NET Framework のバージョン確認がポップアップしたので、C# か VB で作っている感じだが、どうやったらここまで重く作れるのか不思議だ。
このアプリでmicroSDに記録された動画を閲覧でき、動画の時間範囲を決めてPCからセンターへ送ることもできる。なおWindowsにしか対応しておらず、Mac や Android には未対応。
日中の記録動画を見てみたが、200万画素のCMOSイメージセンサとしてはよく取れている感じだ。
当方東京なので信号機LEDの点滅は50Hz、関西の60Hz 信号機の確認はこれからだ。また夜間の画像についてもこれから確認してみたい。
Posted at 2017/07/18 15:27:49 | |
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