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今回は、私の愛車と同じアイの解体工程の一部をご紹介させて頂きます。

普通はなかなか見られない、知られていない作業工程ですが、現場担当者がこれからアイをラインに流すので、見る？との連絡が入ったので、一緒に作業を行いました。

解体で入庫してきた車両は、一台一台カルテを作成します。人の病院のカルテと同じです。
次に、その車両がゴミか部品取りかに振分けます。
部品車両は丁寧に保管され、ゴミ車両は積重ね保管されます。

解体工程のラインに入るまで、ヤードに保管されます。

その日が来ましたら、フォークリフトでラインの建屋に入れます。

フロンガス、ブレーキフィールド、バッテリーを取り外し、抜き取ります。
同時進行でドアを全て開け、内装PP、スペアタイヤ、ジャッキ、タイヤホイールを取り外し、禁忌品のチェックと給油口キャップを取り外したら、フォークリフトでコンベアに載せます。


特殊な針が付いた機械で何ヵ所か、ガソリンタンクに穴を開けます。
アンダーカバーを外すのに、アイは大変でした💦


エンジンオイルはメガネで緩めて抜き取ります。


デフオイルも同様です。



ガソリンは全て、地下タンクへ。
濾過され貯蔵されます。



次は、大量の水を給油口から流しガソリンを抜け切ります。






水が抜けたらフォークリフトで次の工程へ


生涯の仕事を終えた瞬間です


この後は、
手で
エンジン本体、足回りをバラし

重機で
ハーネス及びモーター類を外し

最後は東北地方では弊社しかない巨大なシュレッダーに車両ごと投入します。

バラバラに細かく刻まれた車両は
自動で、
鉄、アルミ、銅、プラスティックに振分けられ、一連の工程が終了です