ウッヂィ　ポコのブログ一覧

以前、シートコンフォートメニュー追加のコーディングを紹介させて頂きましたがその中にリアシートベルトのシートベルトリマイド設定を行うメニュー表示も紹介させて頂きました。

　※過去の紹介内容はこちら

この時の紹介では下記の様な項目が追加されてリアの左シート、中央シート、右シートのそれぞれを独立して設定可能とするメニューでしたが、欠点が１点ありました。

それは、チェックを外して無効化しても、エンジンOFFして再度エンジンONすると全て有効化に戻ってしまうのです。つまり、設定が記憶されないという欠点です。

以前、この設定を記憶できないかと質問されましたが関連するパラメータにその様なものはありませんでした。

ですので、今回はリアシートのシートベルトリマインダを機能的に無効化してしまうコーディングパラメータの紹介です。

このパラメータは右シート、中央シート、左シートの３つのパラメータがあり、それぞれを個別に設定できますので無効にしたいシートを選んで設定できます。

また、このパラメータで無効化すると、メニュー表示でもグレーアウトされ選択できなくなります。

試しに右シートを無効化すると下記の様な感じです。

メータパネル表示はこんな感じです。

 ちなみに、メニューから無効化するとメーターパネルにグレーの人表示が残ります。

どちらが使いやすいかは皆様の使い方になると思います。

ちなみに、私はリアシートに人を乗せる機会が少ないので、リアシートリマインダーが発動した時、メニューからチェックを外して対処しております。

組み合わせで使うと安全面を考慮しつつ皆さんの使い方に合わせた設定が可能と思われますので、試してみて下さい。

パラメータは整備手帳に掲載しますので、そちらを参照願います。

整備手帳：リアシート シートベルトリマインダー無効化

・・・年末に向けて仕事が忙しくなってきましたが、なんとか年末にチートコードとチートシートのバージョンアップをご案内できればと考えております。 

関連情報URL : https://minkara.carview.co.jp/userid/266865/car/2956794/7135353/note.aspx

今回は実際に各モジュールのCAFDを比較した結果、機能的に特徴のあった部分をご報告します。

モジュールのCAFD設定差分からLCI後の装備や使い勝手の変更を勝手に予想しています。LCI後のG20/21をご検討の方、ご参考にどうぞ。

では早速みていきましょう。

いつもの通り、差分比較ファイルを使って、パラメータの設定値の差分をみています。

今回、一番左側青枠が「私の車両のCAFD」、中央赤枠が「LCIのCAFD」、右の緑枠が参考に用意した「2020/07製造車のCAFD」
です。

以降の説明はこの並びの差分比較画像を使用するので覚えておきましょう。

LCIではレーザーライトが廃止されましたが、LEDのアダプティブライトが標準なので、前期のLEDヘッドライトと差別化されています。

差分をみると、今回はちゃんとグレアフリーハイビームに対応してますね。

まぁ、カタログ通り。でも、前期のLEDもアダプティブだからグレアフリーハイビームを有効化する事は可能です。LCIはヘッドライトが新しいので、制御や動きは全然異なるでしょうけど。(前期乗りの強がりです・・・)

次に念のためのオートホールド周りのCAFD確認です。

試乗したのでわかってはおりますが、ちゃんと二段階に設定されております。

次がiDrive8になった事で変更が多かったモジュールであるヘッドユニット周りです。

ここの差分が今回のメインと呼んでもおかしくありません。

クラスターモジュール(DKOMBI)が読み込めたら面白かったでしょう。セットで比較できない事が残念です。

では、iDrive8の特徴をみてみると、下記の通り　リーガルディスクリーマが無効化されています。そう言えば試乗した時も無かったような・・・

それと、iDrive8の特徴はメニュー構成も大きく変更されましたが、STVにFZD2モジュールが存在している事でお気づきでしょう。ジェスチャーコントロールが標準になっている点です。その辺りも踏まえた変更が多そうです。

さらに興味深い点は5G対応でしょうか。コネクション関連のパラメータも差分があります。こちらもWAVEモジュールが読めない事が残念。

セットで調べたら面白い事がわかりそうなのに・・・

その他、気になった点はドアハンドルやドアオープン次に足元照らすウエルカムライト制御系のパラメータが無効化(nitch_aktiv)されていました。

ですが、LCIモデルもドアハンドルライトやウエルカムライトは付いていた記憶があるのでiDrive8で制御を変えたのかもしれません。

後は、スマホの画面をミラーキャストする機能や、USB接続での動画再生はパラメータが無効化されています。

その他、マッピングが不明ですが色々と変更されているようです。

ヘッドユニット以外で気になった変更モジュールはドライビングアシスタント系のモジュールです。

こちらは、ハンズフリー系のパラメータの設定値が変わっています。

この変更が意味する所がきになりますね。完全ハンズフリーのためにゴニョゴニョしていた人たちには気になる変更かと。

それと、レーンチェンジは無効化されている事も確認できましたし、ヘッドユニットでかけませんでしたが、ドライビングアシスタントビューもiDrive8では無効化された影響で、一部のアシスタント系パラメータが変更されております。

最後はいつものボーディドメインコントロールユニットです。

こちらは、大きな変更として、ドライビングアシスタント系の変更がある点。

それと半導体不足でレスになった、トランクのハンズフリーオープン機能に関連するパラメータが無効化されています。

ざっと駆け足で差分説明させて頂きましたが、お役に立ちましたでしょうか。

差分については継続調査しているので、面白い発見があれば紹介しようと思います。

何か気になる方はご連絡をお願いします。

ここでは紹介していない詳しい事についてもご説明致します。

関連情報URL : https://minkara.carview.co.jp/userid/266865/blog/46534020/

この所、父の手術や仕事の案件炎上鎮火対応があって、なかなかブログにて報告が出来ず申し訳ありません。

少し落ち着いてきましたので、今回はトシ棒さんに共有頂いたLCI G20/21のCAFD調査のご報告(第１段)です。

既に、トシ棒さんの下記の記事

でご報告されている通り、iDrive8になってDKOMBI8やWAVEがコーディング不可になってしまったのはご存じと思います。

海外フォーラムでも、LCIのG20/21でBimmerCodeを使ってインスツルメントクラスターをコーディングしようとしたら出来ないと言う報告が上がって来ています。

ただ、iXはできたとか、海外でもまだ情報が交錯していてどれが本当かは慎重に見極めが必要そうです。

では、頂いた情報はどこまで旧式環境で読み込むことが可能かを確認してみた結果がこちらです。頂いた「FA」や「SVT」の『.xml』ファイルはちゃんと読み込めて、色々と見ることができました。

噂のDKOMBI8がSVTのECU一覧から確認できます。

これ読み込めないと、見た目のコーディング系は諦めですね・・・

日本は標準がマトリックスLED搭載なので関係ありませんが、海外ではお安いLEDライトのモデルもあるので、後付けする時にこのモジュールを触ることになります。

最後は、WAVEモジュール。

こいつも謎の多いモジュールですが、iDrive8は通信系やネットワーク連携が強化されているので、このモジュールがコーディング対策されているのはセキュリテー対策の一貫でしょう。今後、さらにヤバい情報がBMWサーバとやり取りされるのでしょうね。

 

次に、いくつかのモジュール（CAFD)ファイルを読み込んでみました。

こちらも問題なく読み込めました。

この辺りは、もう少し詳細調査が必要なので、継続調査します。

ただし、今後のことは保証できないです。DKOMBIやWAVEモジュールの様に対策されると手足が出せないので、困りものですね。

現状LCI G20/21でDKOMBI関係でコーディング不可な項目はこちら。

関連情報URL : https://minkara.carview.co.jp/userid/676444/blog/46520169/