キャブレター修理その２ 清掃しながらガソリン来ない原因特定

前回取り外したキャブレターを掃除しながら、ガソリンが来ない原因を探っていきます。

今回はプラスチックのトレイに灯油を入れて、ゴムを侵さないキャブレタークリーナーのスプレーとムース併用で入念に掃除します。

写真のように銅線を通してクルクルして穴のつまりをとっていきます。

スクリュー類は外す前に、締める回転数をメモしておいて掃除したらそこに戻します。
（もしくは完全にノーマルの初期状態に戻してセッティングしてもいいかと思います。）

ガソリン来ない原因、ありました！

写真の一番下、3気筒目のフロートバルブのポッチが出ていませんでした。

他のフロートバルブのポッチも下させてみたらちょっと渋かったので、剥離を外してスムースに動くようにします。

キャブレターの穴という穴に柔らかい銅線を通してクルクル回して通るようにしていきます。

写真下のパイロットスクリューですが、右側が詰まっていました。

他にもサイドの小さな穴とかけっこう詰まっていました。

下側の掃除終わり。

入念にしたので結構な時間かかりました。

上から3番目のフロート、ボコって凹んでいますねー。
これではガソリン来ませんね。
ここのフロートバルブは復活できなかったので注文しますー。

今度は上側を掃除していきます。

ニードルにガソリンのこびりつき。

やっぱりガソリンを回してあげないと、穴は詰まるし、ニードルはこびりつきますねー。

下のようにキレイにキレイに磨きあげます。

丁寧に組んでいきます。

これで3番目のフロートバルブの異常以外はピカピカの状態になりました。

フロートバルブの部品注文したので来たら組んでいきます。

続きますー。