
今や外出することもはばかられる日々です。
一人一人がおとなしく家にこもることは、とても大事な局面です。
自分のためにも人のためにも、とにかく堪えていきましょう。
単車に乗れない週末は、音楽三昧で乗り切ります。
しかし懸念がありました。
スピーカーが古いのでエッジが劣化しているのです。
エッジを指で軽く押すと白い細かい亀裂が入る状態です。
エッジ交換だけならできるかもしれないと思いチャレンジしてみました。
エッジと接着剤を入手しいざ開始です。
まずスピーカーユニットを箱から取り出すことから始まるのですが、フレームに止めてあるネジ4本を抜いても容易には外れません。
裏から押したいので接続ユニットを外して中を覗くとマグネットに長いボルトが固定されている。
こいつのせいで外れないのかと、シリアルナンバーのシールを剥がしてボルトを抜去。
しかしながら状況は変わらず。
フレームを手前から引っ張れないか?と考え、エッジを切り取りフレームに紐をくくり思いっきり引いてみても外れない。
ここまでくると後には引けません。
箱につけたままでのエッジ交換の可能性を検討してみますが、コーン背面に接着された古いエッジを外すことができず、新たにつけるエッジも真円を維持してつけるのは箱付きのままでは難しそうです。
さらに、紙ガスケットはボロボロになってしまい再利用は難しそうです。
とりあえず接着面を綺麗にしながら対策を考えましたが、良い案は生まれてきません。
友人に相談すると
Various Kraftさんというサイトを見つけてくれました。
上位機種のA820の修理・オーバーホールをされた事例が載っていました。やっぱりスピーカーユニットは固着気味のようです。
読めば読むほどこちらにお願いすればエッジだけで無く、良いスピーカーとして生まれ変わる気がしてきます。
きっと高いでしょうが問い合わせだけしてみました。
返答は週に1回だけらしいのでしばらく待つしかないですね。
その間何も聴くことができなくなってしまう…
もう、いい機会なので買いました。
賛否両論の4312M Ⅱです。
もっと薄い青なのかなと思っていたら意外に濃い色合いです。
人生に成功したらJBLとMcIntoshの部屋を作りたいと長年思っていましたが、そんなことはできなそうです。
民生品のA520と比較できるだけでも面白いだろうし、何よりこの変態な顔つきが欲しかったので購入しました。
エージング中なのでアッサリした音に聞こえます。A520の方がリッチで広がりのある音のように感じますが、ただスピーカーがドライブされてる感じはあります。まだモッサリしてますが、低音の厚みはA520よりは期待できそうです。
アンプはDENONのPMA-7.5Lでこれも20年以上使っていますが、それなりに押し出してる感じがあります。
きっとキラキラサウンドではないと思いますが、モニタースピーカー的な風合いを感じさせてくれればもう満足です。
Posted at 2020/03/29 16:46:23 | |
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