
世の中、何がGWなのかよくわからないままに、明日から日常が戻ってきます。
全くどこにも行かずに暇つぶしのネタを探す毎日でした。
コロナが終わったら写真でも撮りに単車で走りたいななどと考えているうちに、フィルムカメラをやりたくなってきました。
今までフィルムやりたいなどと思ってもいませんでしたが、心が何か目新しいことに飢えていたのでしょう。
決して目新しくも何ともない古臭いカルチャーですが、デジタルに囲まれて過ごすと何か柔らかい風合いのものが恋しくなる。
特にこのコロナ騒動で殺伐とした日々に、スマホやらSNSやらによって心が荒んでしまってるのではないでしょうか?
ヤフオクを見てみると憧れのNikonやCanonの往年の名機が信じられない格安価格で売られています。昔々、AE-1 Programに憧れつつとてもそんな高価なものなど買えずにいたことも思い出しました。
僕は昔、ランチアデルタに乗ってたこともあり今となってはNikonのF3が気になってます。赤いラインの憎いやつです。
いろいろ色々迷った挙句、RICOHを選びました。昔はAE-1 Programを買えずにXR-7の絞り優先AEで我慢していましたが、そんなカメラもいつのまにかどこかに捨ててしまったようです。今更名機を弄っても飽きるだけなのは目に見えていましたので、慣れ親しんだRICOHで行きます。
大人の財力を駆使して、当時のProgram機も落札して3台揃えました。
XR-7
XR-20sp
XR-P

このXR-Pが1984年当時のRICOHのフラッグシップでもちろん僕には買えませんでした。
GW前半にこれらとレンズ類をいくつか落札して、おとといその一部が到着しました。フィルムもネットで購入しておきましたが、今時は1本1,000円くらいします。びっくりです。カメラは安くなってもフィルムが高いのでは長続きするのか不安になります。
撮影できる状態になったのが昨日、息子の鯉のぼりの写真やら近くの小川の周りをテスト撮影していたところ、いきなりシャッターが降りなくなりました。12枚目の出来事でした。あまりに急です。すぐさま現像に出しましたがその前に撮ったもの全てが真っ黒になっていました。
かろうじてうっすら像が残っているものもありますが、どうやらカメラは壊れたようです。
カメラを見るとシャッターが開いたままになっており、撮影中もずっとこのままだったようです。写していると思い込んでいたのはミラーの跳ねる音だったようです。
実は他の2台も何かしら不具合があり、この辺がRICOHの品質なのかもしれないなと感じました。確かに古いのですが長期の耐久性を考えた設計では無いのでしょう。
自分で調整できた1台になんとかフィルムを装填し、本日急いでテストしてきました。自分の単車を被写体にテストです。
今日は曇り空で、実際はこのようなトーンではありませんでしたが、昔の写真はだいたいがこんな色でしたね。
いきなり昭和にタイムスリップしたような錯覚を覚えました。色の補正などは何もしていません。
うん、コロナが終わったらRICOHを持って写真を撮りに走りに行こう。フィルム特有の匂いを嗅ぎながらそう思ったのでした。
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Posted at 2020/05/06 20:44:06 | |
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