
漆黒のコードバン。
エクスプローラーに装着していたリザードのベルト、悪くはないんだけどどこか安っぽい雰囲気がありました。
クラシカルで最初はいいなと思ったけれど、どこかベルトが負けてる気がしていました。
そこで最近好きな素材であるコードバンを試したく、CASSISというブランドの黒コードバンをつけてみたのですが、どうも納得がいかない。余計安っぽい感じになってしまって、他のクォーツ時計に明け渡して暫く忘れていました。
↓このベルトです。
写真だといい雰囲気に見えますが、表面があまりにツルッとしていて天然皮革なのかも分からない雰囲気。
おそらく顔料で染めているのでしょうか?
先日から気になっているYoshiki & Watchboxのコードバンなら時計に負けないのでは?と思いチャレンジで購入。
最近、こういう支出が増えてしまってボディブローのように家計を圧迫しています。
しかしながら家計を犠牲にしただけあって、とても良いマッチングを見出せました。
小顔な114270をさらに精悍に引き締める質の高いコードバンは、ステンレスとはまた違った鈍い光を内側から放っています。ちょっとヤバい、というか、エグい。
シンプル + シンプルの単純な足し算なのに、なんなんでしょう、この恐ろしいほどの存在感は。
Yoshiki & Watchboxさんは2019年にオープンされたようです。比較的新しいショップさんのようですが詳細は分かりません。ただ、素材もコードバンだけでなく、クロコダイル、リザード、パイソンなどから、オーストリッチ、ガルーシャ、エレファント、また意外なところでビーバーなどを取り扱われています。
全て一品ものなので、モレラートやカシスのような量産品とは製造コンセプトが全く違うのだと思いますが、お値段もお求めやすい価格帯で私のような初心者には非常にありがたい。
ビーバーの皮革はこのサイトで初めて知りましたが、独特の亀甲紋様がカッコいいです。ガルーシャも試してみたいですね。
今晩からセールをやるとお知らせに書いてあったので、早速今晩覗いてみようと思います。
YouTubeで時計関連の情報発信番組「時計ラジオ」さんでYoshiki & Watchboxさんの特集が組まれていたのを見つけました。
ご興味のある方はご覧ください。
さて、先日購入したCORBOの生成りの財布ですが、順調にプレケアを進めています。
ブラッシングと日光浴を繰り返し、ここまでムラのない色合いになりました。
購入時がこちら↓
もう少し焦がしてから下そうと思います。あとしばらくで艶が出てきそうな感じです。
生成りのヌメ革って少々メルヘンで無垢な感じが、どうも子供っぽくて好きではありませんでした。いい味になるまで我慢できないような。でも、日光浴のプレケアをすれば予め雰囲気も出せますね。
ムラのないエイジングや艶出し、傷の保護などの意味合いもあるようですが、同時にダメージも与えていたり、エイジングを加速して本末転倒な楽しみ方という考えもあったり、賛否両論、好き好きもあるようです。
今回はケツポケに入れずにカバンに入れて持ち運びするようにしてみます。
この形をどこまで維持できるのか?
革と戯れるのも楽しいです!
Posted at 2022/09/04 15:50:09 | |
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