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クラスニーのブログ一覧

2020年05月29日 イイね!

オートボーイ

オートボーイ80年代の製品名には〇〇〇・ボーイというネーミングが多かったように思います。
整髪剤?のTOPBOY、車のMIGHTY BOY、Boyのテーマなどなど。その時代の流行のワードなんでしょうか?BOYとかSTARDUSTとか。

そんなことはどうでもいいことですが、キヤノン・オートボーイという製品名はキャッチーな響きで覚えやすかったような気がします。ジャスピン・コニカもメジャーでしたが、オートボーイの方がちょっといい雰囲気を子供心に感じました。

オートフォーカスの黎明期をWikipediaで調べると、下の抜粋の通りです。

<以下抜粋>
世界で初めてオートフォーカスを搭載した市販カメラは1977年11月に発売された愛称「ジャスピンコニカ」ことコニカC35AFである。二つの窓から入った被写体像を二つのミラー(片方は固定、片方は可動)で捉え、その二つの像が合致する箇所を判断、そのピント位置にレンズを駆動する。すなわち二重像合致式の距離計を自動化した原理である。これがベストセラーとなりヤシカAFが1978年10月、フラッシュフジカAFが1978年11月、ミノルタハイマチックAFが1979年10月、キヤノン「オートボーイ」AF35Mが1979年11月、ローライフラッシュ35AFが1980年4月、マミヤ135AFが1981年5月、オリンパスC-AFが1981年3月、ペンタックスCP35AFが1982年11月、ニコン「ピカイチ」L35AFが1983年3月と各社追随した。ほぼ同時期ながら1978年ポラロイドSX-70は唯一超音波を被写体に投射して距離を測定するシステムにてオートフォーカスを実現した。


オートボーイはジャスピンコニカに2年も遅れて出てきたんですね。ちょうど小学校に上がる頃でしたのでCMなんかも理解しかけた頃なので覚えているのかもしれません。


RICOHの一眼レフも修理から上がってくるまで、まともに撮影できそうなカメラがないのでオートボーイを買ってみました。
メルカリです。

メルカリって初めて使ってみましたが、いきなり買うと雰囲気が悪くなるケースがあると聞いてびっくりです。いちいち、買ってもいいでしょうか?とお伺いをたてるのが流儀だそうです。このやり取りは時間の無駄にしか感じませんが、そういう世界との事なので渋々売ってくれる人を探し購入に至りました。

メルカリは送料込みの価格が一般的のようで、明朗会計なところはとっつきやすいです。また、購入後の送料確認の手間も省けやり取りがスムーズです。

そんなこんなで、80年代を象徴するようなデザインのオートボーイがやってきました。AF35MLです。初代オートボーイの高級版でレンズが大きく明るいバージョンを購入しました。

このレンズが思ったよりも大きく、安っぽいプラスチックの外装に包まれてレンズだけ本物感を主張しています。
あらゆる点が電子化され、ピント、巻き上げ、露出、フラッシュなど様々な機能が付いています。暗いとビービーブザーが鳴り、フラッシュを勧めてくれたりお節介なところも80年代の雰囲気を伝える機能のような気がします。あの頃は世の中がなんだかお節介でした。

このレンズの能力はどんなもんかと試しに撮ってみたのですが、思いのほかいいと思います。













とりとめのない写真ばかりですが、特に夜の描写はコンパクトカメラの力量を超えていると感じます。お節介機能のビープ音がけたたましい事を我慢してじっくり撮るといい雰囲気が醸し出されます。夕方などの昏れなずむ時間帯など、印象的な写真が撮れるような気がします。フィルムを変えてもこのレンズなら特徴を活かしてくれる気がします。


物足りない点といえば、オートフォーカスとは言え結構ピントは甘いところです。それでもマニュアルフォーカスでとる自分の写真よりはまだマシかもしれません。失敗の頻度はなんやかんやマニュアル一眼の方が高そうです。気軽にパシパシ雰囲気のある写真が撮れたとしたら良いカメラですね。

そういえば、RICOHのAF一眼レンズももう少し試してみよう。
Posted at 2020/05/29 16:12:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年05月27日 イイね!

プリズム腐食

プリズム腐食XR-Pの修理整備を依頼している工房から、本見積もりと現状の診断が来ました。
露出に関する不具合を抱えていたことと、なんと軽微ではあるもののプリズムの腐食があったとのこと。

この後依頼予定のXR-20SPも大々的なプリズム腐食があり、交換用に部品取りXR7からプリズムを抜き出しておいたのでした。おそらく、XR-20SPも同じ系統でプリズムも共通だろうとの予測の上です。(確信はありませんが)
それをまず先にXR-Pに献上することになりました。XR-PはXR7と筐体もほぼ一緒なので共通部品だと、ほぼ確信しています。

それにしても、さらにもう一個のプリズムを抜き出すのは難儀です。XR7のプリズムへのアクセスは奥まっていて、素人の私では綺麗に抜き取るのは至難の業です。雑にやるならフレキや配線をぶった切って比較的簡単に抜き出せるのですが、いくら部品取とは言え結構酷い状態になってしまいます。ドナーも綺麗に体裁を整えたくなってしまいます。
それにドナー獲得も時間と費用がかかります。

ふと見ると、XR500の不動品が2個あります。こっちは機械式だし簡単に抜けそう。プリズムが共通だったりしないかな?などと考え、ひとまずバラしてみることにしました。



手探りでここまでバラしてきましたが、ネットの情報ではこのまま上から抜けそうな事が書いてあった気がします。
元に戻すことを意識してフレキを軽く持ち上げプリズムを抜き取ることができました。



プリズム上部の黒い部分が粘着テープにひっつき一部剥がれてしまいました。



これはこのまま使えるのか、今の私には判断できません。

しかし何れにしてもXR500とXR7ではプリズムの設計が違うようでした。



右がXR7、左がXR500。
XR7はまだプリズムカバーをつけたままですが、若干形に差異がありますね。またXR7系の格安部品取を探すしか無いです。

この後、バラした手順を思い出しながら、プリズム抜きのまま元どおり組み立てました。



一連の作業を終え、得られたものはありませんでしたが、XR500なら練習教材としてなかなか良さげです。RICOHカメラの基本習得のため分解トレーニングを繰り返してみたいと思います。





Posted at 2020/05/27 20:59:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年05月25日 イイね!

長堀橋付近

長堀橋付近ちょっとした用事があり、久々に外出。
大阪は長堀橋に来ました。




















街並みを撮って歩いていると、YAMAWAKI COFFEEというお店を発見。
自家焙煎のコーヒー屋さんです。





きっと美味しい珈琲をやってると思います。
あいにく今回は買いませんでしたが、落ち着いたら買いに行ってみたいものです。
最近は僕も週に350gほど焙煎していますので、コクや甘味の出し方の違いなど比べて参考にしたいと思いますが何しろ今買っても消費できない。

ご利用は計画的にです。


今回のフィルムは定番の富士フイルム・ネオパン100です。コントラストが結構はっきり出て、そつのないいいフィルムだなと感じました。
レンズはRIKENON 50mm f2 初期型です。眠い写真もありますが、カリッとした描写が良いと思います。メルカリで安く入手したレンズですがこれなら満足です。
問題はピントがずれてうまく合わないところです。やっぱり修理に出すべきか。
XR-Pの修理は2ヶ月待ちになりそうだし、先は長いな。
Posted at 2020/05/25 00:40:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年05月21日 イイね!

XR-S再生

XR-S再生前回のブログでRICOHのXR-Sという、古いフィルム一眼レフカメラについて少し書きました。
1980年代初頭のRICOHの技術応用は、電子化されたデバイスであっても確実に写真を撮るために開発されたものと解釈しておりました。

しかしながら、その後色々他の方のブログなどを拝見すると、どうやら単に省エネ(?)を意識したアプローチのようですね。
もともと消費電力の少ないXR6をベースに開発されているようですが、それであればなおさらあまり省エネ効果は期待できないのではないでしょうか。

その後RICOHからはXR SOLARというモデルが1994年に発売されているようです。こちらは機構は機械式で測光システムだけ電子式の構成となっており、その電力を賄うためにソーラーバッテリーを使っているようです。

RICOHは面白いものを作るなと思います。

ところでその前回のブログでは、僕のXR-Sの電力供給の仕組みについて、これも間違って書いていました。太陽光発電された電力はきっと内部に埋め込み式の充電池があり、そこに蓄えられるものと思い込んでいましたがちょっと違いました。なんと専用の充電池か通常のボタン電池を選べるようになっており、太陽光発電の場合はそれを使って充電と供給を賄うようです。ボタン電池を選択した場合充電は当然できないので、ただの電池駆動のカメラでしかありません。
僕の買ったジャンクのXR-Sにはそんなものは付属しておらず、普通のボタン電池代用している状態です。あまりに古すぎて、その専用充電池は手に入らないようです。

ソーラーバッテリーは見た目だけのお飾りということでした。

悔しいのでなんとかその充電池を探せないか、オークションやネットを隈なく探しましたが、どうやらどこにもありませんでした。

見た目だけのお飾りソーラーバッテリーって、なんだか残念です。どんなポンコツでも、時代錯誤でも、機能してこそ価値があります。
方法を求めてさらにネットを調べていると、なんと他の物を代用して使うことができるという情報を見つけました。

半信半疑で部材を揃えて自分なりに考えも加え試してみました。今日は幸い日差しも強く太陽発電にはうってつけの日でしたが、どういうわけか一向に充電される気配はありませんでした。
ソーラーバッテリーも小さいし、発電量が少ないから遅いのか、それとも何かが間違っていて充電されないのか、判別がとてもつきにくい。
しかし4時間経っても変化がないことから、根本的な問題を考え始めます。

取扱説明をネットで探すと、英語版のPDFが落ちていました。80年代特有の手描きの絵のようなインストラクションを英語で読みながら、電池ボックスに仕掛けがあることを突き止めました。
充電スイッチが付いており、充電池と通常のボタン電池を切り替える仕組みになっていたのです。

そのスイッチを押し込むための工夫を凝らし、再セットアップ完了。充電のため2時間ほど日差しの中に放置し、何気なくシャッターボタンを押してみると…

ガチャン!

太陽光発電機能は生きており、充電して電源として動作することも確認できました。

あまりにも得るものの少ない効果のために、今日は無駄に出し切ってしまった気持ちです。
しかしこの、学研のオモチャ風情がまだ動くことを確認でき、それなりに満足な1日でもありました。
Posted at 2020/05/21 00:57:11 | コメント(1) | トラックバック(0)
2020年05月16日 イイね!

XR-S

XR-SRICOHのカメラ、マイナーなのになかなか面白いです。先日のオートフォーカスレンズもRICOHの面白い取り組みですが、同時期に開発されたXR-Sというカメラがこれまた渋い!


なんとソーラーバッテリーシステムを装備しています。


この開発時期に電子制御化が進んだ一方で、代償として電源確保の懸念が生じたようです。Nikonなどはメカニカルシャッター機能が残されて、電源確保ができない時でも何とか撮影を続行できるよう設計されていたようですが、RICOHの回答はソーラーバッテリーということなのでしょうか?
ソーラーバッテリー単独では使用できませんが、ボタン電池の消費をアシストします。
消費サイクルが延びただけで、いつか必ずくる電池切れという根本的な問題解決にはなっていない気がしますが、RICOHのカメラをメインに使うプロカメラマンもいないでしょうから、一般的なアマチュアには半永久的のようなものなのでしょうか。

さて実は先日不具合を起こしたXR7というカメラは、このソーラーバッテリーを取り除いた設計のようです。

そしてこのXR-Sは、先日のオートフォーカスレンズと一緒にオークション購入したものです。カメラはシャッターが降りないのでジャンク扱いで売られていました。


どうもRICOHのカメラのシャッター不具合は多い気がします。オークションのRICOHジャンク品のほとんどがシャッター切れない、ミラーアップ、巻き取り不可です。よくよく色々なブログなどを読んでいるといくつかの原因パターンがあるようで、もっとも簡単そうな原因が内部の樹脂パーツが経年劣化でポロポロ内部で落ちてしまい、シャッター機構に噛んでしまうというものです。そうしたカスがぼろぼろ出てくるとのことなので、試しに第一本命のXR7の底蓋を開けてみました。



赤で示したところにカスがぽろぽろひっついています!これらをピンセットで丁寧に除去し、更にカメラを振ると中からモルトのようなゴミが出てきました。おや?これは期待できるか?
電源を入れ直し動作を確認しましたが、しかし一向に治る気配はありませんでした。このカメラは修理に出すか検討中です。

もう一つのジャンク品のXR-Sを同様にご開帳したところ、大きなカスが機械の間に挟まっていました。これを除去しその他のカスも振り落とし電源を入れると!機能が戻ってきました!

使用感も少なめで割と程度はいい方だと思います。これで競り合って上がってしまった落札価格分の慰めになった気がします。

とはいえ、この手のカメラの例に漏れず全く整備されていないのでチリやホコリで汚い。






埃が溜まりやすそうな凹凸の周りに長年触られてこなかったことを示す汚れが薄く堆積しています。

幸い磨けば見違えるようになりそうなので、折を見てやってみます。このカメラもすぐに実戦投入予定です。


元の通りにAF レンズと組み合わせてみました。



どうですか?
なんというか、学研の科学と学習についてくる付録のような佇まいです。

リコーですよ。
ソーラーですよ。
オートフォーカスですよ。

これが発売された80年代初頭、僕はまさに学研の付録の日光写真で遊んでいたと思います。
アニメを見ても未来の技術をテーマにしたものも多く、将来に心をときめかせていた頃です。
ゲームウォッチとかファミリーコンピュータとか、ハイテクおもちゃもばんばん増えてきたし、ウォークマンやWカセットラジカセ、そのうちCDプレーヤーとかα7000とか、新しい製品が出るたび日本は最先端を走ってると鼻高々でした。もう、凄いMade in Japanがもてはやされ、そして旗を先頭に日本人はキョロキョロと海外へ飛び出して行きました。

あの頃思った日本の未来と、現実の今はだいぶ隔たりがあります。世界をリードしていたつもりが、だいぶ遅れをとってきてます。そして事勿れ主義が災いし周りの横暴な国々にいいようにやられています。

余裕かましてアジアには特に、ちょっと強気な態度をとったつけもあるかもしれません。

バブルがはじけた後の日本はとにかく散々です。
このままいくと、今更感満載ですが相当危機感を持たないと、あらゆる面で大陸に飲み込まれてしまいます。

って、あれ?何でこんなこと書いてるんだ?
Posted at 2020/05/17 00:48:28 | コメント(0) | トラックバック(0)

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