先日のオフ会で入手した『おすわりくん』、乗り心地の改善アイテムですが、乗り心地っていうものは主観的なもので客観的評価がしづらいもの。

でもせっかくつけるなら効果があったのか感覚以外でも評価したいと思いました。
(もちろん1番大事なのは自分の感覚で乗り心地が良いと感じられることだと思いますが)
ネットで色々調べると乗り心地を数値で評価する論文的なものがたくさんありました。が、文系の自分にはチンプンカンプンです。ただ、車体にかかる加速度(G)が乗り心地をはかる数値の1つであることはわかります。
加速度は私のような個人でも簡単に測れます。
例えば、スマホには加速度センサーが搭載されていて計測するアプリもあるのです。

上記の写真の通り、スマホにかかる加速度はxyz軸方向を測ることができるのでスマホを車に固定してこの加速度のログが取れれば乗り心地の変化と関係のある数値を計測できるのでは?と考えたわけです。というわけでやってみました。
使ったアプリはコレ。
このアプリを使っておすわりくん装着前と装着後で車体にかかる加速度がどう変わるのか比べてみました。
テストコースにはいつも通る時に不快な振動を感じていた橋の継ぎ目を選びました。
入口の継ぎ目
出口の継ぎ目
【試験条件】
①車高調の減衰力はおすわりくん装着前後で変えない。今回は最ハードから23段戻しの状態。
※車高はおすわりくん装着によりリヤ5mmアップ状態。
②計測アプリを起動させた状態でリヤシートにスマホを置いて、上から固定。
車体の上下方向の加速度を計測する。
③時速40kmを保ちながら計測区間(橋の入口〜出口)を通過する。
④計測区間ではアクセルは一定。ブレーキも踏まない。
ちなみに、
数値の前におすわりくん装着による感覚的な変化としては、装着前は橋の継ぎ目を乗り越える時に『ドッカン』と腹にくるような突き上げと上下に揺さぶられる振動を感じていましたが、装着後は『ドコッ』と衝撃自体も小さくなり、上下方向の揺れ(というか跳ねて落ちる感じ)が収まるのも早くなった気がします。
感覚の話で言えば『乗り心地が良くなった』と感じます。
では計測数値結果です。
【おすわりくん装着前】
【おすわりくん装着後】
比べてみるとマイナス方向のG(突き上げ)が緩和され、且つ波形の振れ(車体の上下の動き)が小さくなっています。
こうしてみると感覚的に感じた乗り心地の変化と数値のイメージが一致します。
これ以上は文系ど素人の為、分析できませんがある程度定量的な根拠をもって『乗り心地改善に効果あり』と結論づけます。
しかし、冷静になって自分のやっていることを省みると、暇人みたいですね(笑)
誤解がないように、上記は限られた僅かな時間の合間を縫ってやっいる涙ぐましい活動の成果です(*´ω`*)
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2018/05/12 16:05:18