
今のパジェロを購入してから、ずっとワイパー位
置が気になっていた。
ワイパー停止位置が、ワイパーデアイサーの熱線よりもはるか上で止まっていて、運転視界を遮って邪魔だわ、ワイパー拭き取り範囲が少ない為雪の日には窓の周囲に雪がたまってしまう始末。
他のパジェロと比較しても明らかに中途半端な位置で止まっている。
面倒だけどディーラー行きかなぁと腹をくくってました。
昔乗ってたギャランΣや、親が乗ってたディアマンテはワイパーにはフルコンシールドワイパーと、セミコンシールドワイパーの切り替えが付いていて、面倒だったけどボンネットを開けてモーター横のキャップを開けて、夏,冬で切り替えが出来た記憶がありました。

これは、親が乗ってたディアマンテの取説。
ギャランΣも同じ要領でした。

自分が乗ってたギャランΣの取説。

余談ですが、当時のギャランΣのワイパーデアイサーは熱線ではなく、ラジエーターの水を送る温水式でした。(笑)
昔のクルマにだって付いてた機能なんだから、今のパジェロにだって付いてるはず…
っと思い探してもどこにも見当たらない(>_< )

パジェロの取説の「ワイパー」の項を虱潰しに探してもどこにも書いてない…
諦めて、別件で取説見てたら…
何と「寒冷地での取り扱い」の項にこんな内容が!
読んで行くと、当時のディアマンテやギャランΣよりも進化していて、雪の塊がワイパー下に溜まるとモーター破損を防ぐ為に自動的にワイパーの停止位置が上がるんだと!
また、助手席側ワイパーアームを操作すれば任意でも動かせるんだと!
何てこったい!知らなんだ(T_T)

善は急げと、早速助手席側ワイパーアームを「カコン!」と下げてみたら…
今度はこの通り下がり過ぎるし…
多分、前オーナーが雪が溜まった状態でワイパー動かして、ワイパーの破損防止機能が働いて上がってしまった。けどこの機能を知らなくて、ワイパーがズレてしまったと判断し、ナットを外して調整してしまった結果こうなってしまったんだろう。
まあ、理由がわかったんでサッサと自分で治せばいいだけの事。
早速ワイパーを正常位置に調整する事にした。

さすがは世界中で販売するパジェロ。
ワイパーのカバーもプラスチックキャップではなくゴムキャップで強固にカバーされていて、素手では簡単には外れない。
マイナスドライバーでこじて外したら、後はナットを外してワイパー位置を調整するだけ。

ちょちょいのちょい!って作業して終わる気してたけど…
クルマデカくて助手席側ワイパーの根元に手ぇ届かねーし(>_< )
12ミリのボックスレンチでナットを外してから、一旦ボンネットを閉めてからワイパーアームを外して位置調整。

ワイパーの位置調整するも、ワイパーのバネがまた強くてワイパーアームが「への字」に曲がった状態から言う事聞いてくれない。
超イライラする作業です(笑)

なんやかんやでナットを閉めて、ゴムキャップして、位置調整完了。
これでちゃんとワイパーブレードも熱線の上に鎮座。
運転視界からも消えてくれました。

正常位置からのワイパー稼働範囲。

助手席側ワイパーアームを「カコン!」と上げた状態。
こんなに上がった状態でワイパーを作動させても…

ちゃんと平常時と同じ所で止まり、拭き取り位置は全く変わりません。
良くできてます。( ^o^)
パジェロを3台乗り継いできましたが、恥ずかしながら初めて知った機能でした。
Posted at 2017/01/09 20:25:13 | |
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