アンパンマン作者　やなせたかしさん、逝去。

日本中の子供たちに、愛と勇気を与えてくれたアンパンマンの生みの親、やなせたかしさんがお亡くなりになりました。
享年９４歳だそうです。





現在の「それいけ！アンパンマン」が絵本として生まれたのは１９７５年。
僕も子供の頃、家に絵本があったのを覚えています。


こちらはやなせたかしさんの言葉です。

「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです」

「究極の正義とはひもじいものに食べ物を与えることである」



やなせたかしさんは自身の戦争体験から、人生で一番辛いことは食べられないことと言う考えからアンパンマンが生まれたそうです。
アンパンマンに出てくる他のキャラクターは物を食べるシーンがあるんですが、アンパンマンだけは物を口にするシーンは一切、無いそうです。

アンパンマンの挿入歌で「生きてるパンを作ろう」と言う、ジャムおじさんが歌う曲があるんですが、初めてコレを聞いた時に、魂が揺さぶられました。




でもそんな事を全く知らなくても、あれだけ子供たちを釘付けにするキャラクター達は、これからも生き続けていくんでしょうね。

心よりご冥福をお祈りします。