運転免許区分の不思議

運転免許の区分って乗車人数と積載重量と車両総重量で分かれるって教習所で習いましたよね。

頭では分かってたつもりなんですが…

不思議な現象がバス業界？バス界隈？では起こるようなので整理してみました。


こちら、三菱ふそうのローザと言うマイクロバスです。


全長773cmのスーパーロングと言うタイプ。

このバス、乗車定員が33名のタイプと29名のタイプ、更にはキャンピングカーなどで10人以下の定員にしている方もいます。

では、この車を運転するのに必要な免許は？


正解は…

33人乗りだと大型免許
29人乗りだと中型免許
10人乗りだと旧普通免許（中型8t限定）

と3つの区分に分かれます。
同じ車なのにね😅

注）車両総重量が6t弱あるので、平成１９年６月2日以後に普通免許を取得した方は10人乗りでも不可。
現行の普通免許は総重量3.5tまで。


さらにこちらのバス


幅2.5m 全長9mのエアロバスと言う車種ですが、大型観光バスを短くしたタイプと言うイメージしやすいかと思います。

このバスはMM86FHという形式ですが、中の装備などで車重に差が出るので、同じサイズ・同じ29人乗りだとしても…


片方は11t未満→中型免許
もう片方は11t超→大型免許

微妙な総重量の差で免許区分が変わっちゃいます。
そう言う制度だと言われればそれまでなんですが、なんか面白いですね〜🤣


DIYでバスコン作る方は、この制度の美味しいところを狙って、自分の免許範囲で運転出来る1番大きな車や架装を狙ったりするみたいですね〜


cf.素人調べですので間違ってたらごめんなさい🙇