たくさんの励まし、応援のコメントを頂き本当にありがとうございましたm(_ _)m
おかげさまで、リラックスした気持ちで手術台に上がる事ができ、手術室の看護師さんと冗談を言ったり、和やかなムードで手術の準備が進められて行きました。
今夜は寝れそうに無いので、ダラダラと今日の事を記録しておこうと思います。
これから蓄膿(慢性副鼻腔炎)の手術する人の参考にはなるかな?と(^_^;)
服装は…
上は裸に両サイドが全部ボタンで留められた手術着。
下は自分のパンツと短パンのまま。
手術室のある階までは看護師さんに連れらて自分の足で。
手術室前室にはいると、病棟の看護師さんから手術室の看護師にバトンタッチ。
氏名を名乗り、手に巻かれたバンドを確認。
使い捨ての白いキャップを被らされ、ドラマで観るドクターが手を洗う総ステンレス造りの手洗い場の前を通って、いくつか並んだ手術室の一つに案内されました。
2段の踏み台を自分で登り、手術台に上がると…
左手の甲に点滴。
左手の中指に血中酸素濃度を測定するためのセンサー。
右腕に血圧計。
胸には心電図モニターが、2人の看護師さんの手慣れた作業により取り付けられました。
手術台は幅が狭く、大きな僕の身体でははみ出そう(笑)
身体の固定と安全のために「緊縛プレイ」を実施。
幅のあるベルト(マジックテープ)で簀巻きにされる感じです。
そうしていると、麻酔科医が「大きく口を開けて下さ〜い」と、麻酔と人工呼吸のための挿管チューブのサイズ確認。
そこから人工呼吸器に繋がった本格的な酸素マスク(口元に当たる部分が風船式になってるやつ)を口元に当てられ…
(この時点では麻酔はまだ)
真打ち、主治医登場。
「気分はどうですか〜」
「それじゃあ麻酔の前に、眠たくなるお薬を点滴から入れますね〜」
と。
ポケットに袖の下を忍ばせるのを忘れた事を後悔するも、緊縛プレイ中だから用意してても渡せないじゃないかと、一人で妄想していたのも束の間…
(今時、そんな風習ありませんがw)
何だか手足の感覚が鈍くなって来たような…
ちょっと身体が温かくなるような…
素面のまま酔ってるような感じになってきました。
だんだん身体がフワフワしてきていい気持ち(^ω^)
「何かフワフワしてきました」
と声を発したのを最後に意識を失いました。
本当に毎日、あんなに気持ち良く寝れたらいいのに!と思うくらい、あっという間に落ちてしまいました。
何と言うか…
「眠い」と感じる前に寝てしまう感じ!
そこからは覚えている訳もなく…
(恐らく鼻から棒を突っ込んでグリグリやってたんだと思います)
次に目が覚めた時には挿管チューブももちろん外れ、マスクも良く見かける緑色の簡易な物に変わっていて、普通のベットの上でした。
(ディスコ3の1/25の重量を移し替えるのは大変だったろうな〜汗)
鼻には出血を止めるため、タンポン(綿球)が奥まで詰め込まれています。
「無事に終わりましよ」と主治医に告げられ、声を出そうとしましたが、まだ喉に違和感があって、変な声で「ぁぃがとぅござぃまひは」みたいになっちゃいました(笑)
多分、麻酔中に目が開いて乾燥しないように軟膏(ワセリン?)が塗られていて、目覚めると目の周りがベトベトしてました。
この時点では手術の痛みとか全く気が付かず、鼻に綿が詰められていて、口でしか息が出来ないって何かへんな感じ〜と思ったくらいでした。
ボーッとした感じではありますが、普段の寝起きか二度寝とさほど変わらない感覚で、手術室からベットのまま出て、奥様と2人の娘と再開。
上の子は「お父さん、何したん?マスクどうしたん?鼻血出たん?」と興味津々。
やっぱり、この瞬間にホッとしました。
そこから病室に戻りましたが、道中のエレベーターや移動中の振動なんかは覚えてません。
が、奥様には「写メ撮って」とちゃっかりネタ確保w
病室に戻ったあとは2時間安静。
水分も摂れず、横になったままでした。
声もだんだん出るようになって来て、子供と今日、保育園でなにした?とか話したり、下の子をベットの横に寝かせたり…
手術直後からわりと自由に過ごせました。
夕食は重湯とポタージュスープ、りんごジュースと栄養補助ドリンク。
これがなかなか上手く飲めない(>_<)
普段の僕なら2秒で飲めるのに。
鼻が塞がった状態で物を飲み込むって、これほど辛いのかと思いました。
◯手術後の痛みとか苦痛とか辛いこと
手術する人はここが1番気になるのでは?と思いますので書いておきます。
1.全身麻酔
全身麻酔ってもっと終わったあと、ダルかったりするのかと思ってましたが、2時間程度の手術では全然そんな事は無かったです。
身体全体には特に疲れも苦痛もありません。
絶食してるのでお腹が空いてるのを自覚するくらい。
あと、喉がスゴイ乾いてます。
口の中もカラッカラ。
2.手術の痛み
粘膜切って骨削ってる割にはそんなに激痛と言うほどでなく、風のひき始めの軽い頭痛みたいな感じ。
痛みだけで言うと、普通に我慢して仕事に行けるレベルです。
3.出血
これを書いてる時点で手術から5時間ほど経ってますが、鼻に詰めた綿球からジワジワ滲む程度。
時々、喉の奥にドロっとした血の塊が引っかかって、痰みたいに吐き出します。
4.1番辛いのは
やっぱり鼻が塞がってること。
普段、物を飲み込んでる時に、いかに鼻から余計な空気を抜いてるのかが良く分かりました。
唾を飲み込むのも難しいです。
無理に飲み込もうとすると、耳が詰まったみたいになります。
飛行機とか山に登った時とか、気圧の変化でなるアレです。
あと空気を一緒に飲み込んじゃうので、ゲップが良く出る…
さすがに激痛は無いものの、やっぱり鼻の奥というか、顔の奥がズーンと重痛い感じはあります。
痛み止めを使うほどではありませんが、辛いと言えば辛いです。
5.他には…
今はもうおさまりましたが、手術してしばらくは上の前歯が浮いたような感じでした。
思い切りぶつけた時みたいな感じです。
今は点滴も抜けて、トイレにも1人で行けます。
弾性ストッキングも脱いで、自分の服に着替えました。
6.やりたいこと
とにかく今は、早く鼻のタンポンが抜けて、思う存分、鼻で息がしたい!
鼻をかみたい!!
と、まあこんなに長文をiPhoneから投稿出来るくらい元気ですよ\(^o^)/
これで蓄膿が治れば万々歳だ!!