みんな…内圧コントロールバルブって…知ってるかな…
内圧コントロールバルブというのはね…例えば…
ということで内圧コントロールバルブについてです〜。
最近DR-Zのカスタムについて調べてたら"内圧コントロールバルブ"なるものを目にしたので色々調べて実験してみました。
まず内圧コントロールとはなんぞ?というところですが、これはエンジン運転時のピストンの上下によるクランクケース内部の圧力上昇を抑える(減圧する)ことらしいです。
具体的にはブローバイホース内部の空気の流れをワンウェイバルブで一方向(クランクケース外部に排出する向き)に制限することでクランクケース内部を負圧にします。
単気筒エンジンは特にピストン上下の際の圧力変化が激しいので効果が高いらしいです。
個人的にはクランクケースの中負圧にしたらピストン上がるときに抵抗にならないかな〜とか思ったんですがまあそこは気にしないことにします。
では実験スタート〜。
用意したもの:
灯油ポンプ〜。
これも一応ワンウェイバルブです。
KTMのバルブとかは高いんでとりあえずこいつで実験します。
では実験に入ります。
灯油ポンプをどこに付けるかというと〜

ここです。
車体右側の黒い箱からエアクリーナーらへんに繋がっているホースに灯油ポンプをブチ込みます。(この実験はブローバイガス大気開放になるため真似される際は自己責任でお願い致します。)
これで準備完了です。
エンジンをかけてみると弁がパタパタ動いてるのが見えます。効いてるんでしょうか。
これで走ってみた感想は…あまり変わらないです。
気持ちエンブレが弱くなったような…なってないような…
どちらにせよ微妙です。プラシーボ効果って感じ。
そこで今度はシリンダー横とヘッドから出ているブローバイホースに灯油ポンプを各1個計2個つけてみました。
2つのホースが繋がるオイル分離BOXの空気が邪魔なのではないかと考えた結果です。見た目は気にしません。
それではエンジン始動!
吹け上がりが鋭い?ような気がする?ような気がする?ような気…
とりあえず走ってみます。
これは効果アリです!確かにエンブレが弱くなってる感じがします!
ただ何個か問題がありまして、一つ目は、本来オイルが分離BOXの中に溜まってクランクケースの中に戻るんですが、それを殺したため灯油ポンプからオイルが吹き出します()
これはいけない。
二つ目は、思ったより効果が薄い、ということです。
DR-Zくんの強烈すぎるエンブレには辟易していたので、これであのエンブレとはおさらばや!じゃあの!って感じで試してみたのでちょっと期待はずれです。効いてるっちゃ効いてます。多分。2ストには及びません。
まとめ!
・内圧コントロールバルブは効く!けどそこまででもない!期待しすぎるな!
・KTMとかの使ったらちゃんと効くかも!
以上です。
気が向いたらちゃんとしたワンウェイバルブ買ってまた試してみたいと思います。
それでは〜
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2017/03/31 23:33:49