燃料計の表示不良修理！

今回は燃料計の指針が異常値を指してしまう現象の対策です。

私の8Nは写真の様にしばしば突然燃料計が空っぽになってしまい、警告音に脅かされます。ケーブルや端子の清掃、燃料ポンプの交換など色々やりましたが変わりませんでした。

VCDSでfaultコードを拾うと必ずこのコードが表示されます。

00771 - Fuel Level Sensor (G): Open or Short to Plus

過去の整備対応した記録です。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2687345/car/2260624/5964188/note.aspx

ここまでしても改善しないとなると、最後のポイントはinstruments cluster(メーター) 基盤です‼️

早速分解です。
慣れたもので、15分もあればここまで行けます‼️
なにせ10回以上は解体してますから(笑)
解体までの手順）
https://minkara.carview.co.jp/userid/2687345/car/2260624/5165229/note.aspx

半田浮きはおおよそチップ抵抗です。
どこのチップ抵抗か探すためにこの状態で燃料計の針を付けて車両に組み付けます。
そして、抵抗をプラスチックのへらで押したりしながら燃料計の針が変化するポイントを探します❗

赤丸のチップ抵抗で少しですが反応します！！
ココか‼️🎵

拡大図です。
６８１Ｒというチップ抵抗です。
これは水温計の誤表示でも悩まされたものです。この抵抗はまとめて半田盛りした方がいいかも？？

チップ抵抗301もよく半田浮きすることで知られています。

その故障事例）
https://minkara.carview.co.jp/userid/2687345/car/2260624/5933171/note.aspx

とりあえずいつもの手順で盛って行きます。

慣れたものでチャチャッと完了できました！

しばらく様子を見ましたが、faultコードも出なくなり良好です🎵

燃料計が異常値を示す場合はお試し頂く一つとして対応してみてください。