内海４安打完封で６勝目！巨人５戦ぶりの白星

勝ちましたが、奪った点は２点と寂しいかぎり。
チームも３５試合目でやっと初完投。
今季は私が着ない方が勝つという
寂しいジンクスが．．．．．

（ロッテ０－２巨人、１回戦、巨人１勝、２８日、ＱＶＣマリン）
巨人が１週間ぶりに白星を挙げた。
内海がロッテ打線を散発４安打に封じ込めれば、
打線は３番に座った長野が先制打を放ち結果を残した。
巨人の内海が今季初完封で６勝目を挙げ、
チームの連敗を４で止めた。
10奪三振の好投で開幕から続いていた
チームの完投なし試合も34でストップした。

降りしきる雨の中、内海が粘りの投球を見せた。チームは今季２度目の４連敗で借金３。
負の連鎖を止めるため、全力で左腕を振り続けた。
「０点に抑えれば負けない。とにかく粘り強く投げたいです」。

原監督は大きな決断を下した。
１２日の横浜戦（東京ドーム）から１２試合続けて３番に起用してきた坂本を１番に戻し、
３番には今季初めて長野を据えた。
この日１軍に上がった脇谷を７番で起用するなど、４試合連続で１得点のみという打線を組み替えた。

そんな指揮官の思いに、一回無死一、三塁から長野の右犠飛で先制。
１点リードの六回は長野、ラミレスの左前打で無死一、二塁とすると、５番阿部に送らせてまで走者を進め、矢野の右犠飛で貴重な２点目を奪った。
投げては先発・内海が４安打完封でハーラートップの６勝目。
投打の歯車がようやくかみ合い、１週間ぶりの白星を挙げた。