旧型セレナのリコールについて
燃料タンクにおいて、
燃料タンクと燃料揺動抑止板(バッフルプレート)の
溶接部の耐久性が不足しているため、
燃料揺動の繰返しにより亀裂が発生するものがあります。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、
亀裂が進行して折損し、
発進時または停止時等の燃料の揺動により
異音が発生するおそれがあり、最悪の場合、
①前輪駆動車において、
バッフルプレートが燃料ポンプの電源端子に接触してヒューズが切れ、燃料ポンプが停止し、
走行中にエンストし再始動できなくなるおそれがあります。
②全輪駆動車において、バッフルプレートが脱落して燃料タンク内部の燃料残量測定器に干渉し、
燃料計が正しく作動せず、燃料が無くなったことに気付かず、走行中にエンストし
再始動できなくなるおそれがあります。
・改善の内容
前輪駆動車は、当該燃料ポンプにカバーを追加します。
全輪駆動車は、当該バッフルプレート補強板を追加します。
・リコール対象車の含まれる車台番号の範囲には、 対象とならない車両も含まれております。
また、リコール対象車の含まれる車台番号範囲であっても、上記①~②全てが該当しない
車両も含まれておりますので、詳細につきましては、お買い求めの販売会社まで
お問い合わせ下さい。
・リコール対象車の一部のお客様には、「 旧型セレナの改善対策について」
とあわせてご案内させていただいております。
・リコール対象車の製作期間は、ご購入の時期とは一致しておりません。
・車台番号は、車検証に印刷されております。
・CBA-C25/DBA-C25 セレナ
C25-000001~C25-320858
平成17年4月14日~平成20年6月16日 154,258台 ①
・CBA-NC25/DBA-NC25 セレナ
NC25-000001~NC25-204161
平成17年4月14日~平成20年8月28日 31,659台 ②
・DBA-CC25 セレナ
CC25-000001~CC25-170455
平成18年5月24日~平成20年6月13日 61,495台 ①
・DBA-CNC25 セレナ
CNC25-000001~CNC25-153654
平成18年5月25日~平成20年8月28日 10,699台 ②
計6型式、計1車種、製作期間全体の範囲
(平成17年4月14日~平成20年8月28日)
合計 258,111台 ①215,753台②42,358台
またリコールを届け出た「セレナ」のうち、05年4月~06年5月に製造された
9万3908台については、スライドドアのステップ下部にある鋭利な金属部品で、
手や足を切る恐れがあるとして、無償で修理する「改善対策」を同省に届け出た。
同省によると、山形市で昨年3月、1歳7か月の男児が左足の親指を6針縫うけがを負ったほか、
06年3月以降、掃除中に手などを切った人が4人いたという。
同社は同日、乗用車「ステージア」5万5854台(01年9月~07年6月製造)についても、
後部ドアの部品に不具合があるとして、改善対策を届け出た。
Posted at 2011/05/26 21:26:53 | |
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