1年で5回とかなり多いですね。
10月23日ホンダは新型「フィット」など世界で計約42万6000台のリコールを実施する。
昨年9月に発売した新型フィットのリコールはこれで5度目となる。
リコール対象の車種はフィットのほか、小型SUV「ヴェゼル」や
ワゴン系の軽自動車「N-WGN」、「N-WGN CUSTOM」でリコールに掛かる費用は
57億円を見込んでいる。業績への影響は軽微という。
ホンダや国土交通省の資料などによると、国内分計42万5825台のほか、
中南米やアジアなどで183台をリコールする。
点火コイル内部の電気ノイズを除去する構造が不適切なため、
エンジンが停止するなどの恐れがある。
また、電源供給回路で電気ノイズに対する保護が不十分なため、制御ユニットが誤作動し、
走行中にメーターパネルが消灯し、エンジンが停止する恐れがあるとしている。
国内でリコール対象となる車種の製造期間は2013年6月から14年10月まで。
3代目となる新型フィットは、国内登録車販売で昨年10月から首位となり、
今年の前半も2月と6月にトヨタ自動車のハイブリッド車「アクア」がトップになったのを除いて
首位だった。
4度目のリコールを発表した7月以降は3カ月連続でアクアに首位を奪われていた。
ホンダの発表資料によると、同社は新型フィットやヴェゼルでリコールが複数回に及び、
顧客に迷惑をかけた責任を真摯(しんし)に受け止めるとして伊東孝紳社長が
月額報酬の20%、その他の役員は10%をそれぞれ3カ月間返上するとした。
フィットシリーズは2001年の発売以来、世界展開をしてきており、
新型を発売した昨年9月時点で123の国・地域で累計487万台を販売していた。
日本を含む8つの国・地域で生産し、その後は14年2月稼働のメキシコ新工場でも生産を開始、
世界市場で効率的な事業展開を目指している。
 
				  Posted at 2014/10/23 23:13:13 |  | 
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