
Facebookで知人がシェアしていて、こんなブログを発見しましたので紹介したいと思います。
新卒で入社したホンダを3年で退職しました~さよなら大好きだったホンダ~
https://honda.hatenadiary.jp/entry/2018/09/17/175609
内容は、ブログを読んでいただければと思うのですが、本田宗一郎の理念やF1での栄光の時代に憧れ、チャレンジ精神を忘れない、そんなホンダに憧れ、入社した若者が、現実を見て絶望感に襲われ、ホンダを退社することにしたということなのです。
僕自身も10年前、新卒でホンダを受けました。書類で落ちましたがw
けれど、その時ですら、モノづくりへの考え方とか、モーターサイクルへの情熱とかいうものを感じられなく、ホンダの車に乗ったことで感動して好きになったとか、ホンダの全盛期を知ってるからこそ、そういう情に訴えかけるものが感じられませんでした。
このブログの内容が今のホンダを現しているんだと思います。
軽やミニバンを出していればいい、ちょっと売れそうな状況になったら、後出しでシビックやCR-Vを出してきたり、タイプRも昔のような、まだ手の届く範囲で気軽に楽しめるスポーツカーだったのに、ニュルブルクリンク最速とか、別に一般ユーザーにとってはどうでもいい目標をクリアし、手の届かない車になってしまいました。
どうも今のホンダは迷走しているように思えてならないのです。
どおりで昔のように熱くなれる車が出ないわけです。
僕自身も、ホンダには買いたい車がなくてスバル車にしました。
せっかく憧れて入社したのにもかかわらず、その現実に絶望する若者が出てきてしまうのは、日本の将来にとってもマイナスだと思います。
スバルもちょっと危ういかもです。
新型フォレスターにはターボがなくなりましたし、ハイブリッドといっても、燃費や走行性能への向上にそれほど貢献していない。
一般的には、燃費を良くするためにハイブリッドになるわけだと思うのですが、スバルの場合はどうも中途半端な感じが否めないのです。
燃費向上のためなのか、走行性能の向上のためなのか、スバルのハイブリッドはまだまだ発展途上ですね。
また、他社が自動ブレーキや追従性能を向上させてきているので、アイサイトの優位性も徐々に失われてきているように思います。
燃費に走らず、また、他社ユーザーからの乗換需要に対応するため、ターボの廃止やハイブリッドに走るのではなく、これまで通り、ハイパワーターボ、AWDというスバルの伝統を守り続けてほしいです。
この牙城が崩されることになると、もう国産車で買う車はなくなり、輸入車へ流れることになると思います。僕自身も、そうなることになると思います。
むしろ今はトヨタが面白い。章男社長が色々手掛けようとする姿勢が感じられますし、日本の自動車業界を引っ張っていくのはやっぱりトヨタだろうから、車と日常生活が楽しく安全に共存できる社会ができていくことを期待します。
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Posted at
2018/09/20 23:10:56