初日は山の中をぐるっとします。
ヨーロッパにも四国巡礼の札所めぐりのような道のりがあります。スペインからフランスにかけて「サンティエゴ・デ・コンポステーラ」という巡礼路です。
その道を何日間、あるいは数年かけて少しずつ歩いて巡る敬虔なキリスト教信者の方もおられれば、アクティヴィティとしてトレッキングをする人々もたくさんいます。
フランスでは、Chemin de st jacque*直訳するとホタテの道 と呼ばれています。帆立貝がシンボルです。
巡礼者は帆立貝のアクセサリーをバックパックの後ろなど目立つところにつけて歩いています。
唐辛子の村を出て、その巡礼地のフランス側のポイントとなる「サン・ジャン・ピエ・ド・ポール」という村へ向かいました。
ピレネー山脈の西端に位置する山あいの村ですが巡礼拠点であり、さらにおととしは「フランスの最も美しい村」に選出されたので観光客がいっぱいでした。
四国のお遍路さんとおなじく、巡礼者には格安でお部屋を貸したりしてるので、目印として鍵やベッドなどの看板がかかげてあります。
まだまだ観光シーズの真っ最中の日曜日だったので人も駐車場も混んでましたが、春先や、紅葉のシーズンはもっと落ち着いて綺麗なんだろうなと思います。
この日の宿は、スペインの山の中にある古い館。お天気も怪しくなってきたので急ぎますが、どうしても通って見たい峠がありました。
Alto De Izpegi フランスとスペインの国境に位置する峠です。フランス側から登って行きます。
小さい集落を抜けるといきなり急勾配の森の中を通ります。そのあと少しずつ視界がひらけてあとは山肌に沿うようにひたすら進みます。
途中停められそうなところで休憩。

山には栗や、ブラックベリーがたくさんなっています。
こんな道を走ってきました。
頂上にはフランス側を一望できるカフェがあります。
雷予報も出てましたが、なんとか晴れてるうちに到達でき素晴らしい眺望に出会えてよかったです。

Posted at 2018/09/24 20:46:47 | |
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