ワイン街道の旅の続きです。
「お酒の美味しいところは食事もおいしい」というのはなるほどな、と思う。
フランスに限らず日本でもきっと同じだと思います。
3月のシーズンオフの平日に訪れたメドック地方。本当はシャトーにてワインの試飲など「はしご」をしたかったのだが土日限定だったりバスツアーのみ受け付けるなど個人で周るには完全に時期を間違えた。。
(夏休み〜秋のシーズンは毎日やってるところも多い)
滞在先のホテルにはレストランが併設されており、結構お酒を飲む派なので飲んだ後すぐ部屋に戻れるのは楽チンだなぁ、と思っていたら、
「今シーズンじゃないからレストランお休み。でもとっておきのレストランを紹介するからそこに行ってみて」と宿の主人に言われてしまった。。。
この滞在先、周りはぶどう畑しかなくて、集落は2kmほど離れているがレストランなどない。本当に小さな村。
レストランのアドレスと電話番号を紙に書いてもらい、念のため予約を入れた。
「車で10分くらいだよ」というのでGPSで調べてみると、15kmほど離れている。法定速度を守れば10分では着かないね。ノンストップで90km/hで飛ばすというのか・・?ちなみに信号は1箇所しかなかったけど。
サンジュリアンという小さな村。一軒家レストランがありました。

予約客3組だけ・・。シーズンオフって誰も来ない日があるのではないか??

そこそこ流行っているお店のようで食べログのようなグルメサイトでも高得点を獲得している。
まずはシャンパンを。
お食事はシーフードを。手長エビのお料理。ワインはボルドーの白をもらいました。
デザートなど。

コーヒーにはボルドー地方の銘菓「カヌレ」。このあたり旅をするとどこへ行ってもカヌレが出てきます。蜜蝋を型に塗って焼いたバニラ風味の焼き菓子です。
食事もお酒も美味しくて大満足でした。(しばらくまた節約の日々が始まる・・)
翌日は帰る日。お昼にボルドー駅のレンタカー事務所に車を返してから電車の時間まで3時間弱。
ボルドーは世界遺産になってるので街をちょっと散策してみたい。美味しいランチを食べてから帰りたい。
それなのに、嵐のような天候。
バックパッカー旅だったので重たいリュックを背負ってバスに乗って大きな市場があるところまで行ってみましたが、そのあたりが、「あれ?なんか雰囲気違うな」という感じがジワジワくる。
外国に暮らしてると、直感で「ちょっとヤバい雰囲気」を察する術が身につく。
お店や飲食店もたくさんあるけど移民街だった。昼間大通りを歩くのは大丈夫だけど裏道はやめた方がいい感じ。バックパック背負ってスマホで地図を見てたりしたけど絶対やってはいけないパターンでした。
バックパック。
雨も強く降ってきて、折り畳み傘も壊れ、もう歴史地区の素敵なところへ行くのは断念。

結局駅併設のファミレスで2時間過ごすことになりました。
お土産に滞在先の村のシャトーで作られたワインを2本買いました。産地・サン・テステフ
お店の人に予算と、味の好みと、すぐ飲むか、保存用かを伝えるとお勧めを色々見繕ってくれます。
味が濃厚でとても美味しいです。

Posted at 2017/04/03 06:17:19 | |
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