お酒ネタばかり続きます。
自分の仕事は2週間の有給をとり、その間に知り合いのワイン関係の手伝いに丸1週間山にこもってました。
今回は6月以降雨がたった1度しか降らず好天に恵まれ、私がちょっと携わるボトリング作業から日本へ送り出しまでずっと順調でした。その後リヨン、あとはブルゴーニュ地方にふらりと立ち寄りながら帰宅。
あと数日有給が残っていたので、弾丸ですがシャンパーニュ地方へ遊びに行って来ました。
パリから150キロしか離れていないので日帰りでも十分ですが、やはりシャンパンを堪能したいので1泊2日で。
何年か前の春先に一度遊びに来たことがありましたが、寒いし、畑は枯れ草のようだし、人もいないし、寂しいイメージでしたが今は秋の行楽真っ最中ということでツーリストだらけ。
「ランス」と「エペルネ」という二つの街がシャンパンの蔵元さんが多く集まるところで、多くの醸造所が見学と試飲を受け付けています。ただし有料。
以前モエ・エ・シャンドンとポメリーは行ったことがあったので今回は大きなところ一つと、小さな蔵元一つめぐってみることにしました。
以前3月に訪れた時は、大きな蔵元さんでも直接行けばすぐ見学させてくれるくらいに人がいなかったのに、今回はサイトを見ると予めもうほとんど予約で埋まっていて特にフランス語での見学がほぼ満席という。しかたなく英語コースに申し込んでしまった。それでも残席1か2。
テタンジェ。ランスにある大きな蔵元の一つです。
シャンパンを寝かせている地下洞窟を説明を受けながら歩いて巡る見学です。
シャンパンを仕込む際、発酵を促すために酵母のえさとなる糖分を加えます。発酵がすすむと二酸化炭素と澱に分解される。
その様子をわかりやすく透明ボトルにライトを当てて説明してくれます。

その澱を瓶の口の方に沈める作業があります。そのため便は角度をつけて口を下に、定期的に職人さんが一定の角度に少しずつ回していきます。瓶の口はコルクではなく王冠です。最終的に王冠をはずして澱を取ってコルクをはめてから寝かせます。
ひとつひとつ手間がかかっているのでそりゃ高いわけです。。ちなみにぶどうは100パーセント手摘みです。
以前も見学の際にそういう話を聞いて、実際に職人さんが手回ししてる現場を見て、あぁ大事に味わおうって思ったものですが、今回もまたジュースのように飲むんじゃなくて、ちびちび嗜もうと(笑)
お楽しみの試飲。1種類しか飲めないから比べようがない。何種類か飲めるチケットは倍々ゲーム式に高い・・汗
エペルネに一泊。翌日は小さな蔵元さんへ。その前に
ドン・ペリニヨン修道士。ここはモエ・エ・シャンドン社の来客用駐車場のところに建っている像です。
シャンパン通りと呼ばれる目抜き通りに大小様々な蔵元があるのですがここで一番小さな家族経営のところに行きました。
アポも取らずそのまま訪問してしまったのですが、快く迎えてくださいました。
一人2種類飲み比べができます*有料。私たちは二人で行ったので4種類*全6種類を交互に飲み比べ。
規模が小さいので、酒屋さんとかスーパー等には卸しておらず、レストラン(星付き)やお城などに提供してるということです。そういうのが「ここに来なきゃ買えない」という貴重さがあって良いんですよね。
どれも上品な味わいで美味しくいただきました。お土産(年末年始用)に1本。ドンペリと同じ配合比率という少し濃厚さがあるのを買いました。(お値段はドンペリよりずっと優しいです)
試飲できます。の看板。
こんな感じでほぼ2週間酒浸りでした・・・・。(運転。フランスではワイン2杯までオッケーというルールあり。)
シャンパンのブドウ畑

Posted at 2018/11/07 04:14:19 | |
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