私の住まいはおよそ築100年の物件です。
近代物件も増えて来てはいますが、住んでる地区の中では1800年代後半から1900年前半の物件が多いので総合すると平均的な築年数だと思います。
景観に関しては特にうるさい街なのでアパートの外観はアパートの管理会社が定期メンテをして綺麗に保っていたりしますが、各家庭の部屋はそれぞれで行います。
古い物件にありがちなトラブルとして第一位なのが「水漏れ」。これはもうパリ生活あるある、パリの洗礼、これを経験して初めてパリジャン、パリジェンヌと呼ばれていい位のポピュラーな問題。
今回、その水漏れがまた起きてしまった。水道管関係の水漏れは2回目。
キッチンで使う流し台、温水タンク、洗濯機へ通じる水道管からの水漏れです。
洗濯機がキッチンに配置されているのですが、日曜日の午後洗濯機を回そうとしたら、床がびちゃびちゃに濡れいている。洗濯機が壊れたか?と思ったが原因を探ると水道管の開閉ジョイント部分からポタポタ水漏れ。
床が濡れていたが、そこまで酷くはなかったので雑巾で拭いてジョイントを「閉め」にしてとりあえず様子見。
普段は棚や物を置いていて見づらいので水道栓の周りをとりあえず片付けて。
洗面器を置いて。栓を縦にすると水漏れは止まった。

こちらの水は「硬水」。カルケールという石灰質がたまりやすく水道管や部品を始め、食器や洗濯の際の衣類も痛みやすい。もちろん洗車の際も細かく傷が付くでしょう。
それが原因でジョイント部分に挟めてあるゴム製のパッキンがダメになったと予測。
日曜日は普通の水道屋さんはやってない。やっているのは法外な値段を要求する怪しい水道業者。またアパートの管理会社が提携してる水道業者でないと家具や階下への水漏れなど被害が出た場合に保険請求の手続きの際色々面倒なことが発生したりする場合も。普通水漏れなんて緊急事態だし、そんな水道屋さんとかの都合でどうにかするってのも変な話だ。
うちでは、電気や水回りの点検とかリペアを大家さんの友人が引き受けてくれている。今回もまたすぐ電話。
キッチンの水が使えないのはかなり不便なので翌日の夕方に修理に来てもらった。
思った通り、内部パッキンが破損。交換しておしまい。あっという間の作業です。

やり方を覚えたので次回は自分でできそうです。
水圧とか水の石灰質の量にもよるけど2年に1回とか交換するのがベストらしい。10年住んでる。。初めて。しかし、この水道管自体何年ものなのだろうか?
ちなみに、夏休みには多くの家庭で2、3週間出かける。その間水道の大元栓を閉めておかないと水圧に耐えられずに噴射してしまうことが多々あるそうで、夏休み中に水漏れが多発するらしい。
日本ではなかなか考えられない事柄ですね。
Posted at 2017/06/29 00:17:10 | |
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