
フロントガラス修理の代車でゴルフ8.5(たぶん)のディーゼルVariantをお借りしたので、元Golf7 Variantオーナーとしての感想をば。
エンジンをかけるとカラカラ音がするのでディーゼルと分かります。走り出しは軽快でパワー不足は全く感じません。ただ、私が強化ブレーキに慣れてしまっているせいかもしれませんが、ブレーキの効きがドイツ車らしからぬ甘さで少し怖いです。国産車みたいなフィーリングなので、きっとダストが相当抑制されているのでしょう。

室内は見慣れたVWでありながらところどころ新しい点が。先代で何でもかんでもタッチパネルにしてしまった反省から物理スイッチへ回帰したとニュースで聞いていた通り、ステアリングは完全に物理スイッチ。

ただ、センターコンソールはまだ混在といった感じ。

ライトは複数のボタンに別れていて、元のリング状のスイッチに比べると使いにくそう・・・。でも、基本AUTOに設定していじらないのであればあまり関係ないのかも。

ヘッドアップディスプレイはフロントガラスに直接投影されています。OFFにできるのかはわかりませんでしたが、ACC常用派の私としてはこれで問題なし。ただ、表示位置が最低の位置にしてもアルテオンよりもかなり高い位置になるのでそこは鬱陶しく感じる人も多そう。

ダッシュボード中央の画面は大きくて存在感があります。メニュー自体はそれほど変わっているわけではないので、VWからの乗り換えであれば迷うことはないでしょう。

シフトレバーはこんなに小さなレバーになりました。バックと前進を一気に切り替えられるので使い勝手は悪くないです。Pはボタンとして独立していますが、パーキングブレーキの解除レバーも独立して残っているのでちょっと意味不明な印象も。ここまでスイッチ化が進むと、センターコンソールに配置する意味がもはやない気がしてきます。

助手席側にはネットがついていました。シフト操作系をダッシュボード上に移動したらもっとセンターコンソールに収納スペースができるのではないでしょうか(BYDとかはそうなっていたような記憶)。

進化を感じたのはカップホルダー。ボタンを押すと

このように細い缶が保持できるようになります。Red Bull対策でしょうか。

室内ライトはかなり明るくなりました。なお、天井にサングラス入れはありません。


サイドミラーの根元には謎のグルーブが。空気抵抗低減に効く何かボルテックスジェネレーター的なものなのでしょうか。
車外のリアカメラはナンバー上の固定式になり、エンブレムも普通にボディに固定されています。この普及価格帯のグレードでもトランクの開閉は電動です。トランク内部は相変わらず広大で、特に大きな変化は感じませんでした。

ドアノブにLEDが内蔵されていました。

ディーゼルなためエンジンルームは非常に見慣れない感じ。

ブレーキ系と排気系が今まで以上に近接していますが、個人的にはもうちょっと熱対策したくなりますね。

エアインテークホース系は厚みがありそうな、シリコンゴムっぽい弾力性のある素材になっていました。

フロントバンパーのエンブレムにはカメラもセンサーも内蔵していないようで、ナンバー下にレーダーがありました。

フロントガラスにはカメラがありました。

足回りも隙間からスマホで撮影しただけですが、見慣れた感じ。
総じてよくできている車だと思いますが、やはりアルテオンの方が遥かに高級感がありますね。
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2025/07/16 19:19:37