U41Tミニキャブトラック・ディスビキャップ、ディスビローター、プラグ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
親の友達の人に頼まれて安い軽トラを仕入れて車検をこの前受けてから納めたのですがエンジンがかからなくなったと言うことで見に行って見るとかからないとのことだったのですがエンジンがかかりかぶっている状態に近い点火不良でディスビキャップ、ローターを外してみるとローターは腐食、ディスビキャップも端子は長年換えていないような経年劣化により端子の腐食でプラグもガソリンで濡れていて黒くなっていました。納めるまで調子はよかったのですが車を渡す前に9年式で実走65000キロだから調子良くても交換していない可能性があるから点火系は交換はしないとと釘を打っておいたので揉めること無く部品交換と言うことになり部品を注文してきたので交換作業に入ります。ミニキャブトラックのディスビはキャビン裏の荷台のパネル下にあります。
2
まずディスビキャップを外し交換の為ローターを外すとリーク痕が黒くカバーに付いています。これをみるとキャップ内でリークしていたことが分かります。点火順序から位置的に二番と一番の間みたいです。
3
古いローターと新しいローターです。
古いほうのキャップの端子と当たるというか触れる部分は部分が来るまでの応急で磨いてあります。新品と比べると汚れていて腐食している部分があります。
4
交換前のディスビキャップです。端子はローターが触れる部分は減って白く腐食しています。
この状態だとプラグコードにコイルからの電気が上手いこと流れずにパワー不足、ノッキング等が起きやすくエンジンのかかりも悪くなります。ちなみに応急前はディスビキャップ内に水分が付いていました。
5
新品のディスビキャップです。
さすがに新品なので端子も形がきちんとしていて綺麗です。
6
プラグは通常プラグではなくNGKのイリジウムMAXを入れます。
理由は火花が強いので燃焼効率向上と寿命が長い、始動性が良くなる、燃費向上が理由です。
7
古いプラグとイリジウムの比較写真です。
古いプラグの端子は太く磨耗して角が丸くなってきていてギャッフが広くなっています。
イリジウムは端子が細くなっています。
プラグには瞬間的に1万ボルト近く流れるので同じ電圧でも端子の太さが違うと火花の強さが違います。
8
ディスビキャップ、ローター、プラグを交換してエンジンをかけて問題なければ交換作業終了です。
今の車は軽トラックを含め点火系はディスビタイプからダイレクトイグニッションに移行しているのでダイレクトイグニッションの場合はプラグも定期交換していれば余り問題は起きないのですが古い車はディスビタイプでさらに古くなるとフルトラではなくポイントタイプなので定期的に交換してやらないと今回のような事が起きるのでディスビタイプは定期的にメンテや部品交換してやらないといけません。
写真は外したプラグですご端子は丸くなってきていてギャッフプも広く火花が弱いためかぶっていたため黒く汚れています。プラグメーカーも通常プラグの交換は二万キロを推奨しているので状態からすると多分一回も替えてはいないと思います。
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