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ROCT関係のお友達から本革のゴルフボールケースをオーダーされ、新規アイテムなのと楽しそうなので作る事にしました。

ただ、自分はまともにゴルフをした事がないので、お友達の要望とゴルフ好きの知人の意見を聞き基本コンセプトを整理してみました。
・ベルトに取り付ける
・３個入り
・ティーピンを挿せる


そこに、自分が使う場合を想像してのコンセプトの追加です。
・上から挿入
・下から取り出し

自然の摂理(重力)に逆らわない動線です。
人間も同じ、上から入れて下から出す。(^_^;)


そこに拘りを付け加えます。
・糸で縫わない

とにかく作るからには、他に類をみないオリジナルデザインでなくちゃ、楽しくない！
真似は嫌いです！



とりあえず、3D-CADでモデリング。




まだ、絵に描いた餅である。



型紙を起こし、ピニールで一次試作すると、




寸法が合わず、全然ダメ。
食えない餅だ！


一次試作品は、メインシートとサイドシートの2枚構成でしたが、サイドシートの取り出し部がグラグラして、ケースを振るだけでポールが落ちてしまう始末。

そこで、サイドシートを廃してメインシートのみの1枚構成(ベルトフラップも含め)に変更した二次試作品の型紙を作成してピニールで作ってみると、




なんかいい感じです！

胴体はボールとピッタリサイズで、取り出し部は素材の撓みでボールをホールドしています。

ベルト止めフラップを外して上げると隙間が出来るので、ここからボールを入れます。

取り出し部はパンツの様に2孔あり、片方に親指を入れてボールをちょっと強めに押すとポロっとボールが飛び出します。

前面にはティーピン2本とグリーンフォーク差しにマーカーポケットを配置しました。

ベルトフラップはボタンで本体と固定します。

このイメージを依頼者のお友達に送りOKが出たので、革で作製。




自己満足ですが、良いです‼️

基本、ビニール製二次試作品と同じ形状で、ベルト止めフラップの内側に返し付きの根付けループを追加しました。
この根付けのお陰で、フラップをベルトに掛けるだけでケースが抜け落ちる事はありません。

素材にガラスレザーを採用しているので、普通の革に比べ防水性能は比較的高めのはずです。
何たって、この光沢が美しい‼️

お友達に渡すと喜んで貰えました！
今度、ラウンドで使ってみるとの事。
さて、実使用感や如何に！


ちなみに、今回の本革ケースの作製は、初物ではあるものの、裁断から組立完成まで約6時間。
とても商売には向かない作品だなぁ。
楽しかったからいいけど・・・


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妻が最近ハマっている、かご作り。



1つ貰いました。




ロードスターとツーショット！
いまいちかなぁ。





ゴジラに持たせると、丁度良い感じです‼️




おわり。