たーくす (TAERCTH)のブログ一覧

外出自粛中は、楽しい革弄り。



3月末に作製したAirPodsケースはイマイチでしたが、その後改良を繰り返し、このGWに漸くしっくり来るデザインに落ち着きました。


まずは、3月末の試作品の備忘録から。



型紙R02のビニール試作品。
基本コンセプトの自立に加え、逆立ちも出来るデザイン。



型紙R05の本革作品。
逆立ち不要に気付き、キャップタイプデザイン。
ただ、キャップとボディーの間に0.5mm程の隙間がありイマイチの出来栄え。


ここからが改良履歴。



型紙R07の本革作品。
キャップとボディーの間の隙間を無くして出来栄え改善。



型紙R10の本革作品。
キャップに取り付けていたボタンフラップを一体化したデザイン。
Dリングの取り付けとキャップ天面固定を両立する左右のアームが特徴。



型紙R11の本革作品。
R10のボタンフラップの付根の隙間を埋めて、AirPodsの露出を抑えたデザイン。
下面からは見えますが・・・
しかし、側面視のボタンの膨らみが何とも格好悪い。どうしたものか？と悩み耽ったものです。



型紙R12のビニール試作品。
ボタンの位置を可能な限り下げたデザイン。
お腹はスッキリしましたが、ボタンを外し難い課題が残りました。



型紙R14のネオンピンク・ビニール作品。
ボタンを外し易くフラップの先を伸ばしてボディーの下に巻き込ませるデザイン。
ホームセンターで見つけた0.3mm厚のネオン・ピンクのビニールシートを試してみました。
薄いですが適度のハリがあり、素材としてアリでした。
嵌め込み強度を確保する為に嵌合部の面積を広めにしています。



型紙R15の本革作品。
R14のデザインを踏襲して厚み1.3mm仕様としたデザイン。
厚み0.3mmでは問題無い自立性。
しかし、厚みが1.3mmとなると癖つけしてやっと自立する始末。
革の硬さにより自立性が失われる課題が残りました。



型紙R16の本革作品。
ボタン位置を少し上げて自立性確保したデザイン。
ここで作製途中に閃いたボタンデザイン。
ボタンのゲンコ(凸)をギボシとして活用し、フラップに開けた孔を嵌め込み直接固定する仕組み。
お腹の膨らみが無くスッキリ！



型紙R17の本革作品。
R16をベースに素材厚み毎のフィット感を改良したデザイン。厚みのバリエーションは0.3〜1.5mm。
現状、しっくり来て自己満足な作品となりました。




ついでに作製したビニール作品。
これまで、AirPodsケース材料としてビニールは試作品的な位置付けでしたが、スケルトン・ケースとしても良さそうな感じがします。



きっとまだ未完成。楽しみは終わらない。


拙い創作記録的なブログを最後まで見て頂きありがとうございました。


おしまい。





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