ヘッドライトレンズクリーニング

最近の車のヘッドライトレンズはコストダウンと異形加工のし易さからポリカーボネート製が多く使われています。
トレノ のヘッドライトは規格品のガラス製ですので黄ばみ等の心配はいりませんが、ポリカーボネート製等の場合、埃や紫外線による経年劣化でレンズの黄ばみや表面の小傷が発生してしまいます。
これを放置してクスミが酷くなるとヘッドライトの光量不足による整備不良で車検も通らなくなってしまいます。

特に長野などの寒冷地では、冬季はヘッドライトが凍り、走行前に雪や氷を取り除くとレンズに細かな傷が付いてしまいます。

通常はヘッドライトクリーナーのみで黄ばみや汚れは取れるのでしょうが、氷等で細かな傷が付いてしまうと下地から整える必要があります。
レンズを削ることとなるので、あまりやりたくはないのですが、先ずは、固形コンパウンドをかけて下地処理をします。
使用するのは、定番物のラビング　コンパウンド　です。

全体に固形コンパウンドをかけて、布で拭き取ります。

続いて、少し細かい粒子の液体コンパウンドで更に下地を整えます。
使用するのは、ウィルソン超光沢コンパウンドです。

液体コンパウンドを全体に塗り伸ばして、布で拭き取ります。
ここまでやると、それなりに綺麗に仕上がります。

最後は、ヘッドライトクリーナーで磨き仕上げを行います。
使用するのは、ソフト９９ライトワン　ヘッドライトリフレッシュです。
このクリーナーにはコーティング剤も付いていますが、剥げ始めると汚くなるので、私は使用していません。

最後にヘッドライトクリーナーを拭き取って、勿論、左側のライトも施工して完成です。
屋外駐車で 19年近く経つ個体なので、新車のようにはなりませんが、それなりのレベルにクリアになりました。
ヘッドライトクリーニングは、定期的に、毎年実施しています。