水温・油温・油圧計取り付け(水温センサー編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
購入当初につけたオートゲージのメーターですが、油圧計のセンサーが故障してからは水温、油温計のみが動いている状態でした。
今年の末に鈴鹿があるのでエンジン保護のことも考え、メーターアップデート及び油圧計を復活させます。
また、購入当初からラジエターホースについていたセンサーをそのまま利用していたものも新メーター付属のセンサーに取り替えます。
2
まず水温計の作業を行います。
元から付いているセンサーもメーカー物と思われるものがついていましたが、今後のことも考えホースごと新品に交換します。
品番は写真の通りで
・ラジエターホースNo.1 (アッパーホース)
→16571-22080
・ラジエターホースNo.2(ロアーホース)
→16572-22020
になります。
水温センサーのアダプターはアッパー側の出来るだけ直線になっている部分に取り付けます。
主に必要な工具、準備するの物は
・バケツ(二個あると尚◯)
・手かぎ(20cm程の針状の金属をL字に折り曲げた工具)
・ロングのラジオペンチ
・カッター
・マスキングテープ(25mm幅)
・拭き取り用の捨てていいタオルやウエス
・基本工具(ラチェットとかスパナとか)
クーラントも忘れずに!自分は4L行かないくらいでした。
3
アッパー側のホース加工をしてから作業に入らないと取り付けた状態では切り口も悪く、
不格好な上に最悪の場合は水漏れが発生する恐れもあるのでできれば外してからオススメです。
アッパーホースを上から見た時に写真のような位置にアダプターが付きます。
アダプターのサイズは30φです。
センサーにシールテープを巻き、締め込んでいきます。
ものにもよりますがセンサーとアダプターの隙間が2~3mmくらいまで締め込みます。
4
切るときのワンポイントとして、マスキングテープを巻いてから切断すると反対側まで切った時にズレずに綺麗に切れます。
またそのテープ部を切り落とすことでアダプター分の長さでホースが長くなったりしないのでホースにかかる負担も減らせます。
取り付ける準備ができたらいよいよ車体側に入ります。
まず車を上げ、バッテリーを外し、エンジンカバー、エアクリ、アンダーパネルを取り外します。
また冷却水がこぼれる恐れもあるのでシートを敷いておくと掃除が楽です。
また作業はエンジンがある程度冷えてから行いましょう…
ラジエターホースを手で潰せるほど圧が抜け、キャップを開けてもクーラントが吹き出さなければ大丈夫です。
5
次にラジエターから水を抜きます。
ホットタンクの2つのキャップ(ラジエターの上についてるクーラントが入ってる白いタンク)を開けておきます。黒いのと蝶みたいなキャップです。
次にアッパーホースの根本の下にに白色の蝶ネジみたいなドレンプラグ…フレームとアッパータンクで鬼のように狭いですがここを開けてクーラントを抜きます。
その際にラジエターの下、フレームの両端にバケツを置きます。
両端に置かないと反対側にクーラントが流れて床が水たまりになります。
バケツ2つもねぇよって方はドレンプラグを控え目に緩めて時間をかけて抜きますか。めんどくさかったので僕は床を水たまりにする方を選びました。
6
水がある程度抜けたらホースバンドを外しホースを抜きます。
ラジエター側のホースは作業しやすいのでバンドをペンチやプライヤーで挟んで抜けますが、エンジン側は凄まじい位置にあります。
自分はロングのラジオペンチ(写真のような長いラジペン)で作業を行いました。
バッテリーが置かれているスペースから手を入れてバンドを外します。
この時エンジン側が固着している事があるので手かぎで剥き取りました。(手かぎがわからなかったらググってね!)
7
次は反対側のロアーホースです。
ロアー側はホースに水が溜まっているので下にバケツを用意してから外します。こちらもラジエター側は外しやすいのでいいですが…
エンジン側がエアコンのコンプレッサーとオルタネータの間にあるので、作業はロングラジペンで行います。
抜けたらロアーホース、アッパーホース共にホースバンドを戻しエンジン、ラジエター側に挿し戻します。
ホースには上向きの印(白と黄のマーカー)があるのでそれを目安にバンドのクリップ側を合わせて挿します。
どちらも入れづらいですが焦って配線を引きちぎらないように気をつけて位置に戻します。
8
自分はホースバンドを再利用しました。
配管を全て戻したらエア抜きを行います。
ホットタンクのボルトを外します。
次にシュラウドにホースが固定されているので外してからボンネットのロック(フック)にボトルを差し込むように引っかけます。
ホットタンクに白色のキャップのみを付けてからタンクにクーラントを入れエンジンを始動します。
エンジンをかけると水が減っていきます。
ある程度暖まると白キャップを付けている側のタンク側にエアが溜まっていきます。
白キャップ側にエアが溜まってきたらアクセルを開けてみたりしながらクーラントを補充しFULLまで入れていきます。
白のキャップを付けた側がクーラントで一杯になったら黒色のキャップもしっかり締めて作業終了です。
ホットタンクを元の位置に戻して10分ほどアイドリング、空ぶかしを行ないます。
その際にクーラントが減ったりするので冷えてから再度確認、補充を行い作業は終了です。
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