ヤリスとそのエンジンであるM15Aコンベへの不満を綴ります。
個人の見解です。
同じ悩みの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
ヤリスの1.5Lモデルの心臓部でもある、M15A-FKSは熱効率40%を達成すべく、高圧縮、直噴、3気筒化、、、とやれることはやり尽くした次世代エンジンです。
トヨタはこれを搭載したヤリスにカップカーを設定して公式にモータースポーツにも挑戦するほどですから、耐久性や感性品質においても余程の自信作だと思います。
ヤリスのカタログ上ではNDロードスターにも肉薄する1トン切りのボディに88kw/120ps/145Nmというスペックで、胸を膨らませておりました。
しかしながら、実際にマニュアル車を購入して乗ってみると、人生最悪の買い物という結論になりました。
私は下記の通りの【不満】と【不具合】に見舞われました。
【不満】
・低速トルクが細すぎる。
タイヤが1回転回るぐらいまでのトルクが絶望的に細く、なぜマニュアルを設定したのか、マニュアル車でドライバビリティ評価をしたのかと疑いたくなる。
・お馬さんが少ない。
アクセルを床まで踏みつけても思うように前に進まない。ロードスターとは比にならない。トルクカーブをカタログに載せていただきたいです。
・熱効率40%が嘘のように燃費悪
お受験用のハッタリ熱効率と言えばいいでしょうか。
定常走行の時だけやたらと燃費が良く、アイドルや中〜強加速時の燃費が悪い印象です。通勤使用ではどんだけ頑張っても14km/Lにしかなりません。かと思えば郊外路では19km/Lとカタログ燃費近くまで伸びます。
お受験用の燃費稼ぎはワーゲンの(やりすぎ)ダウンサイズターボが悪い例で、M15AはNAエンジンなんだから実使用域で満遍なく燃費を稼げるように開発すべきなのに、お受験用の数字だけ追いかけた結果がこれです。スイートスポットを外したらとことんダメです。
【不具合】
・ノッキングする
助手席から心配される程にカリカリというノッキングをします。ブリッピングをするとよく鳴ります。ディーラーにクレームを入れましたがそのとき再現しなかった上、「ブリッピングはしないでください。必要ありません。」と言われて軽く言い争いになりました。マニュアル車をあえて選ぶ趣向がおありの方はブリッピングもされると思うのですが…カップカーもありますし。
【結論】としては
前には進まないし、燃費も悪く、ノッキングまでするという最悪な状況に見舞われ、乗り心地も劣悪なことから、ODO 2000kmにして次のクルマの契約書にサインすることになりました。
トヨタの新車、トヨタのディーラーに期待をしすぎました。
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2022/05/31 21:22:34