
思ったよりも前回の記事を見てもらえているみたいなので(嬉しい)
西濃運輸の自転車輸送サービスについて、もうちょっと詳しく説明することにします。
今回の記事では、西濃運輸のカンガルー自転車便に集荷依頼する場合の注意点、
それから前回の記事でちょっと書いた「集荷を待てない!」という忙しい方におすすめな、
自分で直接営業所に持ち込む場合)の注意点について説明します!
西濃運輸のカンガルー自転車便に集荷依頼する場合
やっぱり、集荷は来てもらえた方が楽ですよね。というわけで、カンガルー自転車輸送便の利用方法を改めて書いてみたいと思います。
個人的にいいなと感じたのは、会員登録をしなくても利用できる点です。ハードルが低いというか。
ただ、この先も使うであろうことを考えると、会員登録はしておきたいところ。いちいち住所などを入力するのって面倒なので…。会員になれば利用履歴が見られるのもいいと思います。
西濃運輸の会員登録、マイセイノーについては、また機会があれば。
そして一番大事なのは、運んでもらう自転車の大きさです。
指定の輪行箱を買えば心配いりませんが、自力で梱包したりバッグを使う場合は、箱の3辺の合計が280cm以内、重さは30kg以内を厳守。自転車を輸送するためのサービスですから、大抵は大丈夫でしょうが。
ほかに気をつけるのは…以前も書きましたが、目的地お届け日は、うっかり大会当日にしないこと。
あと、配達完了メールの有無は選択できますが、希望しておくのが無難かなと思います。受け取りを宿の人にお願いするなら、ドライバーとの間に齟齬が生じないようにきちんと頼んでおくことも忘れずに。
集荷は、一か月前から予約できます。
自転車輸送サービスはネットからしか予約できない点に注意。配達にかかる日数も考えると、少なくとも配達希望日の一週間前までには申し込みしておくのが安心でしょう。
反対に、もしかしたら、申し込んだのはいいものの、突然キャンセルしなければならないという事態が発生するかもしれません。天候や仕事など、自分ではどうにもできないこともありますからね。
キャンセルは、集荷予定日前日の15時までなら可能です。
これ以降になると、キャンセル料とでもいうか、払い込んだ輸送料金は戻りませんのでご注意を。
さて、以上でうまくまとめられたでしょうか。
業者が運んでくれた方が安心なので、集荷サービスはオススメなのですが、集荷時間が指定できないことだけがデメリットですかね…。前日に電話相談できるとはいえ、おおまかでも時間帯を指定できる日が来ないかな。
自分で西濃運輸の営業所に持ち込む場合
集荷を頼む以外に、営業所を使う方法があることも紹介しました。ここでは、それについても追記しておきますね。
支店営業所止めができる店舗は、こちらから確認することができます。
http://stc.branchseino.jp/tome/seino_branch_tome.pdf
コンビニのように至る所で見かけるというわけではありませんが、主要地域はカバーしているので、意外と身近にあるかもしれません。これを機に場所を知っておくと今後もいろいろと便利かも。
営業所を介するメリットは、なんといっても時間に融通がきくことです。
店舗によりますが、基本的に24時間受付が可能。はっきりと何時に来るかわからない集荷・配達を待っている余裕がない、サービスの対象時間内に帰宅できないという人には、これはありがたいと思います。それこそ、コンビニと同じ感覚で重宝するのではないでしょうか。こうして考えてみると、コンビニと宅急便には共通点が多いような気がします。
また、営業所持ち込み・営業所止めにすると割引があるのも、正直に言って嬉しいです。
カンガルー自転車輸送便では、それぞれ300円が値引きされます。加えて、往復値引きを併用すればさらに1000円引かれるわけで、そうすると合計で1600円の割引…結構大きい額です。ちょっと大きな荷物を送る料金に匹敵しますよ。
持ち込みのデメリットとしては、近くに支店がないケースが一番に挙げられるでしょう。東京ならかなりの数のビジネスセンターがあるのですが…これらは24時間対応の営業所とはまた違ったものなので、便利さでいうなら難しいところです。
時間に制限がなく、費用も抑えられる営業所止めは、近隣に西濃運輸の支店があって、体力に自信のある人にはかなり実用的な手段だと思います。反面、持ち込むのがどうしても面倒に感じられてしまう人には向かないかも…。
時間を取るか、お金を取るか、快適さを取るか。悩みますね。
もちろん、絶対的な正解はありませんから、そのときの自分に都合のいい方法を選択して、サービスをうまく活用していくことを心がけたいものです。
活用しておきたい集荷オプション・クーポンなど
自転車を配送してくれる、カンガルー自転車輸送便。
その中でも、「カンガルー自転車イベント便」が別途あるのも知っておきたいポイントです。
「サイクリングしまなみ2016」に西濃運輸が協賛していることが、私が自転車輸送便について真剣に考えるきっかけだったことは前回書きました。このように、西濃運輸は、よく自転車の大会に協力しています。そのために設定されているのが、カンガルー自転車イベント便なのです。
カンガルー自転車イベント便は、大会の会場に直接自転車を届けられ、またそこからそのまま発送できるというサービスです。現地入りがぎりぎりになってしまったり、大会後早く帰らなければいけないようなときに便利だと思います。料金はカンガルー自転車輸送便と変わりません。
自転車を輸送する会社がいろいろな大会に関わっていると、安心感が増すというか、責任感やきちんとした知識があることが感じられ、ここになら自転車を任せても大丈夫だなという気分になりますね。
このサービスは西濃運輸がサポートを表明している大会に限るので、参加する大会の概要を事前にチェックしておきましょう。対象だったら利用しない手はありません。適用には、申し込み画面で配達オプションの「利用する」ボタンをクリックするだけです。
そうそう、カンガルー自転車輸送便、あるいはカンガルー自転車イベント便を語るなら、忘れてはいけないことがありました!クーポンコードの存在です。
クーポンコードとは、西濃運輸と提携する企業や団体が発行する数字のこと。
この番号を入力すると、料金が割引されます。割引金額はクーポンコードによって違うようですが、数百円程度、営業所持ち込みと同じくらいと思っておけばいいでしょう。申し込みの際、入力欄がありますから、できればぜひ使ってみてください。
さまざまな大会の支援やクーポンコード導入などの工夫をしている西濃運輸には、自転車というスポーツの普及を応援している姿勢が感じられます。こういったサービスを使って、もっとたくさんの人が気軽に楽しめるようになるといいですね。