神居古潭

夏に向けて、ぞくに言う「心霊スポット」をワコルさんの真似をして幾つか紹介してみます。

第１弾は、我が街近郊ではあまりにも有名で、昔、（故）宜保愛子さんも来てＴＶ番組にも出た「神居古潭（カムイコタン）」。
石狩川と平行に延びる国道１２号。その旭川と深川の堺付近の地名が神居古潭。今は旧道となった道から川の対岸へとつなぐ「吊り橋」からスポットは始まります。

古い線路を撤去した後の再利用として作られた、旭川市内東方面地区から延びるサイクリングロードの終点が「吊り橋」の向こうにありますが、現在はサイクリングロードは使われていないようです。昼間はさほど恐さも感じないことから、時折家族連れも訪れるようです。

「吊り橋」の下は結構な急流で、渦も見られ、その渦目がけて何人もの人が「吊り橋」から身を投げたと言われています。急流と渦で、遺体はほとんど上がらないとか。
夜、肝試しと称して集う若者の中には、この「吊り橋」の行きと帰りで、仲間の人数が『増えている』と言う現象を体験した者も少なくないと聞いています。

対岸のサイクリングロード終点の更に先には、古い線路が延びていたトンネルが幾つか続いています。普段人気が無く、日の当たらないトンネルの中は冷ややかな湿気が漂い、昼間でも『いかにも』的な雰囲気がありますが、現在は老朽化によりゲートがかけられ立ち入り禁止になっているようです。
一説によれば、トンネル工事に働かされた中国人労働者は、過酷な労働の末に亡くなった後、『人柱』として埋められているとか。
夜ともなれば、雰囲気はＭＡＸ！
このトンネル付近での怪談話は数十種類を越え、逆に本当は何なのかさえ判らなくなる程です。

さて、旭川近郊の皆さん！
今年も、『涼』を求めて、いざ！

あっ！何かあっても自己責任でぇ～