18〜20日にツインメッセ静岡にて開催された、タミヤGPワールドチャンピオン決定戦に参加してきました。
これは国内各地やアジア・アメリカ・ヨーロッパでの予選会を勝ち残った代表選手の中から、タミヤGPの世界一を決める大会で、毎年11月のタミヤフェアのイベントの一つとして開催されています。
今年、息子がM-JAPAN championshipクラス(M05&M06)にて代表権を取ることができ、初の参加となりました。
今回の目標は、タミヤ“M使い”の世界10傑(入賞)に入ること、そして大会を通じてレースを楽しむことです。

大会のために設営された大型特設カーペットコースで行われます。
【18日 金曜日】
大会初日、この日のスケジュールは公式練習3ヒート&コントロールプラクティス3ヒートです。1日を通じて基本的なセッティングと方向性を決めていきます。またコントロールプラクティスからはタイム計測も行い、更に最終3回目の順位で翌日の予選グリッドも決まります。
まずは午前中の公式練習、先週レジャーランドにて試したカーペット用セットで臨みます。
1回目、まあまあだがグリップ感が少し足りない感じ。
そこで2回目は前後のトレッド幅をホイールハブとスペーサーの変更にて狭めて、タイヤ面圧を上げるよう変更。すると思いの外上手く走ります。現時点でのバランスはこのセットが良さそうな感じです。
3回目はインナーの違うタイヤをチェック。このクラスはタイヤとモーターがコントロールなのですが、タイヤのインナーがハードとスーパーハードの2パターンが用意されています。ハードの方が若干グリップが高いようです。
続いて午後のコントロールプラクティスが始まります。タミヤが配布するトランスポンダーを取り付けタイム計測しながらレース形式での走行となります。
ちなみにここからコントロールモーターの装着が義務付けられるのですが、いまいちモーターの回転数が上がりません。上限値17800rpmのルールに対し、16500rpm程度です。これがどこまでのハンデとなってしまうのか不安なところです。(かと言って、こんな短時間にこれ以上モーターを育てられるノウハウも無いので…)
1回目、ここで敢えてセッティング変更を実施。フロントのみホイールスペーサーを追加します。翌日以降、走るごとに路面コンディションが上がり、どんどん車がオーバーステアになってくることが予測され、今のうちにアンダーなセッティングを作って置くためです。スタッガースタート方式により走行開始、順調に周回を重ねヒート2位でゴール。上々と思いきや、次ヒートの人達にどんどん更新され、全体8位まで下がってしまいました。やはり上位陣とは車速の差があります。
2回目、息子と相談しもっとアンダーなセットを試すことに。タイヤをフロント・スーパーハードインナー、リヤ・ハードインナーの組合せとし、リヤを踏ん張らせるようにしました。結果全体9位。
3回目、ここでの順位が翌日からの予選ヒートの順番を決めるため重要です。順位半分から下が予選1ヒート、半分から上が2ヒートとなり、後のヒートの方がコンディションが良くなるためタイムも上がるとのこと。何とか上位に食い込んで置きたいところです。モーターハンデを少しでも解消するため、最終日にも使う予定のエースバッテリーを1度使うことに。結果多少車速が上がったが全体9位と変わらず。でも何とかスレスレで上位ヒート確定。
以上で、非常に長かった初ワーチャンの1日目が終了しました。
(『ワーチャン本番 その2』に続きます。)
Posted at 2016/11/24 00:43:43 | |
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