ホビーショーと同時に開催された、トヨタチャレンジカップに、息子のメカニックとして参加してきました。
会場は、ツインメッセ静岡横にある静岡市南部体育館。新品カーペット路面の特設コース。
カーペットでのレース参加は、2019年のタミヤワールドチャンピオン決定戦(ワーチャン)以来、2年半ぶりです。
参加クラスは、トヨチャレGTクラス。
基本、普段のタミチャレGTと同じレギュですが、愛用のTA07シャーシがまさかのレギュ落ち。
そうなると手持ちで準備できるのは、TC01しか無いので、急遽ツーリング仕様に変更し、今回レースに臨みます。
ボディはトヨタ、レクサス車限定。
手持ちではSC430と86がありますが、息子の希望で86を選択。
86は息子のこだわりでウイングレス(取付け穴すら開けたく無いらしい)です。
このクラスには、ワーチャン"1軍トップ"レベルのドライバー達も参加。
予想以上にハイレベルなメンツが集まっています。
今回の予選はポイント制。
しかも2ヒートの合計で決めるため、いつもと違い1ヒートでもミスると、下位に沈んでしまいます。
更に今回の予選は、1ヒート目は正回り、2ヒート目は逆回りを走行。
練習走行は正回りのみなので、逆回りはぶっ付けで臨む、初めての体験となります。
元々カーペットは苦手意識があり、煮詰め切れていないTC01のツーリング仕様、ウイングレスの86、と不安要素だらけですが、何とか決勝Aメインに残り、久々にトップなドライバーの中で戦いたいところです。
〈練習走行〉
周りの車は比較的グリップしている様ですが、うちだけグリップが薄い感じ。
リヤが流れるのはウイングレスのせいだと思いますが、全体的に低グリップなのは、他にも原因がありそうです。
ただカーペットは、1日の中で段々と"成長"してくるはずなので、最初から高グリップに合わせに行くのも危険な気もします。
とりあえずリヤグリップのみを見直し、前後のバランスを取るようにします。
〈予選1ヒート目 2分〉
前列スタートでしたが少しミスり、3番手となります。
グリップが薄いのは相変わらず。
それでも2番手に上がり、後半トップになります。
このままトップゴールと思った最終ラップ、バックマーカーに被せられ接触。
何とか復帰するも、2番手に下がりそのままゴール。
暫定、ボーダーギリギリの10位。
2ヒート目が始まる前、ホビーショーを見に来ていたみん友のあっきーさん親子が、応援に駆けつけてくれました。
TC01のノウハウが豊富なあっきーさんに、車を見ていただき、もらったアドバイスを基にセッティング変更。
〈予選2ヒート目 2分〉
後列スタートしかも逆回りなので、慎重に1台ずつパスして行きます。
グリップはそこそこ良くなっていた様子。
中盤トップに立ちますが、終盤に後ろから若手有力ドライバーが猛追して来ます。
彼は1ヒート目に結果を残せていなかったので、トップゴールを狙ってグイグイ来ます。
明らかに車速もうちより速かったので、リスク回避で2番手にてゴール。全体4番手タイム。
1ヒート目の上位陣に波乱があった様で、5位までジャンプUP。
この方式の恐ろしいところですが、何とか"餌食"にはならずに済みました。
上位3台は、やはりトップなドライバー達。
掛川でのレースでは、何回か戦った事はありますが、特設カーペットでは初めての経験です。
何とか絡む位置まで行って、少しでも得るものが有れば…。
〈決勝 4分〉
スタートは混乱もなく、順位通りに1周を戻って来ます。
車の動きは中々良い感じ。
序盤は中段グループ内で、順位が入れ替わりながら推移。
その後4番手まで上がり、追い上げ体制に入ります。
1番手はすでに独走状態、2番手と3番手は思ったよりペースが上がっていない様子です。
うちの車はどんどん良くなってくる感じで、徐々に前との間隔が近づいて行きます。
その後トップにはラップされますが、更に3番手を追いかけます。
ただ残念ながら、ここでタイムUP。
4位フィニッシュです。
あと1分あれば、面白いところまで行けそうでしたが、やむを得ません。
ただ優勝されたドライバーは別格でした。
ホームの掛川では、ある程度のところまでは戦える気でいましたが、アドバンテージが無ければ、まだまだそのレベルではない事を実感しました。
これからどの部分を詰めていけば、そこのレベルまで持って行けるか判りませんが、今後の課題としたいです。
今回のレースでは久しぶりに会った方も多く、仲良くしていただき、大変楽しく1日を過ごせました。
運営スタッフの方々も、スムーズに進行していただき、気持ち良くレースが出来ました。
ありがとうございました。
次回開催される時も、また参加させていただきたいと思います。