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2025年11月28日 イイね!

Alexaついに利用可能に!しかし・・・。

Alexaついに利用可能に!しかし・・・。以前、BMW iDriveでAlexaに挑戦したく、iDriveやiSTEPのバージョンアップを行いました。



この時、
1.中古車屋さんでHU-MGUだけをアップデート
2.Connected Drive StoreからConnected Boosterパッケージを購入
3.ディーラーでiSTEPを07/2024.30へアップデート
という順序で行いましたが、Alexaは使えず。

1年後、Connected Boosterパッケージの有効期限が2025年6月で切れました。
Connected Boosterパッケージの有効期限が切れてからConnected Drive Storeへアクセスすると、Connected Boosterパッケージの後継である「コネクテッド・パッケージ・プロフェッショナル」が購入できる状態になっていましたが、そこに含まれる内容に、「Amazon Alexa Car Integration」があるではありませんか!



どうやら、iSTEPをバージョンアップしてから「Connected Boosterパッケージ」を購入しないと、Alexaは使えないということのようです。

そして、「コネクテッド・パッケージ・プロフェッショナル」はUSBマップアップデートが含まれる形になったものの、19,900円/1年とお高めです。

そこで、私待つわ、待つことにしました。そう、Connected Drive Store Black Fridayを。



2025年は11/25から開始ということで、11/25の朝イチに購入。
20%引きの15,920円でお買い上げ。



この値段で地図更新約4回とSpotifyの通信費が含まれるとしたら、それほど高くないのではないでしょうか? (いや、高いか?)

仕事から帰って夕飯を食い、ビールを飲まずにクルマに向かいました。

エンジン始動直後がコチラ



まだAlexaは降ってきてません。
立体駐車場のパレットを下げている間に更新されました。



早速Alexaアプリを起動します。



ワクワクしてクリックすると・・・。
接続ガイドが出るだけでした。
そこで、「アレクサ」と呼び掛けてみると・・・。



どうやら、スマホ(Galaxy S24)とちゃんと接続されていないようです。
接続しているスマホを削除して、イチからつなぎ直すと、スマホの「WiFi接続を許可しますか?」と聞かれて、許可した後の1分くらいしか使える状態になりません。
ちなみに、使える状態だと、このように、電話、音楽、アプリ、WiFiのアイコンが並びます。



で、1分くらいすると、WiFiマークが消え、アプリマークはグレーアウトします。
この状態で、手動でWiFiを接続すると、スマホ(Galaxy S24)を接続しているはずなのに、別の端末からWiFi接続されていると認識します。その別の端末の名称が、おそらく私の名前の中国読みだと思われるつづりの英語でした。

そこで思ったのが、「端末名が日本語なので、うまく接続されないのでは?」ということでした。
おそらく、アプリの通信で使われるWiFi(規格としてはWiFi Direct)が、日本語をうまく解釈しないのか、もしくはGalaxy S24のWiFi Directでは日本語の端末名をサポートしていないか、なのでしょう。

Galaxy S24の端末名称を英語のみにすると、接続が安定しました。

そして、必ずやるこれをやってみます。

「アレクサ、地球と月の距離は?」



音楽再生ができるのかやってみます。

「アレクサ、日本のヒットチャートをかけて。」
ちなみに、私はAmazon Music(旧Amazon Music HD)ユーザーです。



まぁ知ってましたが、Bluetooth接続でAmazon Musicが再生されるんですね。
iDriveは昔からSBCしかサポートしていないので、当然音質は良くありません。
LDACをサポートしてくれれば常用するんだけどなぁ、と思う次第。

さて、これは以前から使えてましたが、Spotifyを久々に有効化します。



iDriveの画面から邦楽洋楽、さらに新旧問わず、様々なプレイリストが聞けるのは、本当に便利です。
Connected Boosterパッケージの有効期限が切れたこの半年間は、モバイルWiFiルーター、Wiim Mini、DACを車内に設置し、走行前にWiimアプリからAmazon Musicを再生していたので、音質は良いものの、使い勝手は良くありませんでした。
この先1年は、音質はまぁまぁで、使い勝手がすこぶる良いiDriveのSpotifyを使っていこうと思います。

あ、Alexaはどうしようかなぁ・・・。
車内から家の照明をON/OFFしてもしょうがないしなぁ。
車内から床暖房をONできるようにするかなぁ・・・。
結局、Alexaを有効化したものの、使い道に困っております。
だれかよい使い道、教えてください。
Posted at 2025/11/28 00:25:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | クルマ
2025年10月08日 イイね!

またショック交換

昨年、BMW G21 320d xDrive MスポーツのMスポーツサスペンションが硬すぎて、中古のMスポーツサスペンションに、NeoTuneのエクストラコンフォートを施工して装着しました。

https://minkara.carview.co.jp/userid/2705749/blog/48314218/

装着したての1か月くらいは「まだ硬いなぁ」と思っていましたが、その後、とても柔らかく、乗り心地が良くなったと思ったのも束の間、柔らかくなりすぎました。

というのも、スプリングコイルは硬いままで、ショックだけがオイルがなじんで柔らかくなっているのです。

どうなるかというと、路面の細かい凹凸は全て拾っていきます。
そして、橋桁のような大きな凹凸は、通過後ふんわりと浮き沈みしますが、ショックが抑制しきれず、おつりが来ます。

特に高速道路の橋桁は、超えた後に5回ほどおつりが来て揺れます。
札樽自動車道の高架(東京だと首都高の高架)なんかは、橋桁が続くので、ずーっと揺れるのです。
しかも、当然縦揺れ。
車酔いしそうになります。

そこでまず決断したのが、NeoTuneとの決別。
スタンダードの硬さにすれば解決するのかもしれませんが、エクストラコンフォートであの緩さですから、何の硬さがベストなのか、見当が付きません。

見つけたのが、SACHSのショック。
日本に入ってきていないと思い込んでいたのですが、ハンズトレーディングが輸入しており、スタディ札幌で取り寄せられることがわかりました。
しかも、Mスポーツ用ではなく、スタンダード用が入手できます。



そして、ヤフオクでG20用非Mスポーツ(つまりスタンダード)スプリングコイルが、4本980円で出品されていました。
送料のほうが高いです。



これらを入手して交換です。
今回は、ストラットスプレッダーなる工具も入手。



上の写真は2種類のストラットスプレッダーです。

左側のものは、長方形の差し込みがあり、ストラットに切り込まれた縦溝に、縦方向に挿入し、スピナー等で90度ひねると、縦溝を開き、締まっているストラットを広げることができます。

右のものは、やはり、ストラットに切り込まれた縦溝に入れ、黒の六角ネジ部分を回すことで、右の黒い突起がどんどん上に上がり、銀色の突起と離れることで、ストラットの縦溝を開き、締まっているストラットを広げます。

こう見ると、右のストラットスプレッダーのほうが、溝を広げる幅が広くてよさそうに感じますが、BMW G20/21のストラット溝の形状と合いにくく、広げていくうちに外れます。

なので、左の90度に曲げるタイプで広げ、鏨とハンマーでブレーキ部分を下に下げていく方が確実です。

ある程度下がると、ストラットを車体外方向に傾けなければ、外れない角度までブレーキが落ちますが、外れにくいので、アッパーマウントのネジを緩め(緩めるけど外さない)、ストラットを外方向に傾けて、ブレーキを外す(落とす)必要があります。

取り付けるザックスのショックです。


取り付けるのは、2人いれば、外すより簡単。



ついでに、フロントタイヤホイール周りをデッドニングするために、写真を撮ってみました。

さて、フロントが終わったところで、リアで問題発生。

前回のショック交換で、車外から交換できることは要領を得ています。
しかし、スプリングコイルは、G21とG20で、見るからに形状が違います。
長さは一緒なのですが、コイルの鉄の太さ、巻きの太さ、段数が明らかに違うのです。

こちらがG20のリアスプリングコイル


G20用は径が細い代わりに、巻き数が多いようです。

しかも、取り付けられているスプリングコイルは、そのままではスプリングコンプレッサーが片側1本しか入らず、外すことができません。
(おそらく、アライメント調整ネジを外して、アームをリアアスクルから解放して外すのではないかと。)

わかりにくいですが、左リアのショックを外したところ。



写真左のロアアームが邪魔して、スプリングコンプレッサーが入りません。

いずれにせよ、そもそもスプリングコイルの形状や径が違うため、今回は交換をあきらめ、ショックのみを交換します。

交換からしばらくたっているので、ショックのオイルはすでになじんでいることでしょう。
交換によって、橋桁のような大きな段差でもおつりが来なくなりました。
そして、段差で大きな音がする割には、Mスポーツ純正よりは、強い振動は来ません。が、F31ラグジュアリーと比べれば、まだまだ硬さは残っています。
細かな凹凸は、少しはマシになったようです。

どうも、大きな音と、残っている硬さは、19インチかつランフラットの硬さに由来してるのでは? と、思うようになってきました。

17インチのスタッドレスタイヤに変えると、どのように変化するのか、そこに期待してみたいと思います。
17インチが良かったら、夏タイヤをホイールごと入れ替えかなぁ。
それはそれで、高額の出費で痛いなぁ。
リアのスタンダードスプリングコイルも入手したい!
Posted at 2025/10/08 23:20:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | クルマ
2025年08月14日 イイね!

iDrive7コントロールディスプレイのゴーストタッチ対策

iDrive7コントロールディスプレイのゴーストタッチ対策iDrive7のコントロールディスプレイ、タッチできるようになってから、たいそう便利になりました。(指紋が付くのでできれば触りたくないですが・・・)

しかし、急に「緊急交通情報」が表示されたり、付近の「ガソリンスタンド検索」が表示されたり、いつの間にか「音声案内」のチェックが外れていたり、ルート案内が終了されたりしていました。
ルート案内終了はいつの間にか気づかない、のですが、緊急交通情報が急に表示されるのはホラーです!

ジェスチャーコントロールが悪さをしているのかと思い、ジェスチャーコントロールをOFFにしてみましたが、変わりません。

そして、気づいたのは、MAP表示中に、一番右の列のボタンが勝手に押されているっぽいのです。

そこで、しばらくはHOME画面にしてしのいでいました。
それでもごくまれに、HOME画面の右に表示してあるウィジェットが詳細表示に切り替わることがありました。

この状態に気づいてから半年以上経過し、もう一つ分かったことが、自分で取り付けたQiホルダーにスマホを置いているときに発生(でもこれは、乗り込んだらほぼスマホを置いた状態)。しかも、充電が100%になったときに発生している模様。
ほかにも、85%の時に発生していることもありました。

このことから、どうやら設置したQiホルダーが、充電電力を変更する際にパルス状の電波により静電気が発生し、それが「ゴーストタッチ」という現象を引き起こしているのではないかと考えました。

ゴーストタッチはiPhoneなどのスマホで稀に起こる現象で、特に特殊なカバーを付けていると起こるようです。

防ぐ方法は2つ。
自分で取り付けたQiホルダーを外すか、静電気を誘発する電波を遮断するか。
もちろん、外すと使いづらいことこの上ないので、電波を遮断します。

遮断するのに使うのはアルミ。
まずはどの家庭にもあるキッチン用アルミホイルを両面テープで貼ってみます。
ちなみにアルミホイルの電波遮断能力は強力で、スマホを隙間なく包むと簡単に圏外になります。

用意したアルミホイル


つけるための両面テープ


問題はどこに貼るか?
電波の出元に貼るのが効率が良いのですが、一番電波が出ているQiの面に貼ると充電できなくなり意味がありません。
Qi充電器裏面から出ているのではないかと考えて、裏面に貼ってみました。



わかりにくいですが、裏面だけに貼ってみました。
が、効果はありませんでした。

そこで、側面にも貼ってみます。



これでも解決せず。
最終的には左側面をすべて覆い、剥がしていなかったキズ防止フィルムもエイヤっと剥がしました。
それでもやはり充電100%付近でゴーストタッチが発生します。

考えを変えて、電波を発する側ではなく、受ける側のディスプレイで対策してみようと思いました。

前車F31時代に風切り音&燃費対策に、アルミテープチューンを実施しました。
その時のアルミテープを活用です。

見た目はひどいですが、できるだけシワにならないようにピッタリ貼ってみました。
斜めに走っている線は、ディスプレイ保護ガラスの切れ目です。
(この保護ガラスもゴーストタッチ対策で貼ってみましたが全く意味がありませんでした。)



この状態でしばらく走ってみると、スマホの充電が85%だろうが100%だろうが、ゴーストタッチが発生しなくなりました。
効果ありそうです!

では、このアルミテープの効果なのか? それともQi充電器側のアルミホイルとの相乗効果なのかを検証すべく、Qi充電器側のアルミホイルをすべて剥がしてみます。



スマホが98%程度の充電状態で乗車し、気づいたら100%になっていましたが、ゴーストタッチは発生しませんでした。
どうやらiD7のコントロールディスプレイ側にアルミテープを貼ってゴーストタッチを防ぐ方法は効果がありそうです。

しかしです、このアルミテープ、運転席側からはスマホに隠れてあまり見えませんが、助手席側などはギンギラギンでかなり目立ちます。
そこで、黒いアルミテープに貼り換えます。

「最初から黒いアルミテープ貼れよ」って思うかもしれませんが、以前購入した黒いアルミテープは家から250kmほど離れた、いつもクルマ整備の場所として使わせてもらっているおじさんちの車庫に置きっぱなしになっていて、ちょっとしか使わないのに再購入するのが躊躇する値段。
札幌に来る弟に、「来るときに黒のアルミテープを持ってきて!」とお願いし、昨日ようやく黒に貼り換え。



あまりかっこよくないことには変わりありませんが、艶消しの黒になることで、かなり目立たなくなりました。

貼る際は、上の写真の通り、「MAP」画面を表示することで、一番右に白い線が出ます。(アイコンのスクロールバーです。)
この白い線が隠れないようにすれすれのところでまっすぐ貼りましょう。
剥離紙を1/3だけ剥がして位置合わせをし、位置があったら残りの剥離紙を剥がしながらアルミテープを押さえつけ、ディスプレイにフィルムを貼るのと同じように、片側から空気を抜くように貼っていくのがコツです。

これでゴーストタッチともおさらばして、大きなコントロールディスプレイを隅々までMAP画面として有効活用できそうです!
と、言っても、この位置にQi充電器を設置する人なんてほとんどいないので、皆さんの参考になるのかはギモンです。
Posted at 2025/08/14 22:54:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | クルマ
2025年07月09日 イイね!

BMW G21 外気導入フラップエラー 内気循環にならない!

BMW G21 外気導入フラップエラー 内気循環にならない!以前、エアコンのエバポレーターを逆性石鹸を使って洗浄しました。

BMW G21 エバポレーター洗浄

この時の噴霧器のノズルが広角で、液剤が奥まで届いていなかったせいか、アイドリングストップから復帰する際に酸っぱいにおいが少量するようになってきたため、ノズルを直線的に強く噴射するように設定して、再施工。

それと同時に、マイクロフィルター交換警告が出ていたため、マイクロフィルターを交換しました。

その際、マイクロフィルターを斜めに挿入してしまったようです。
もちろん、挿入時には気づきません。

エアコンの風量の強さに合わせて、口笛のようなヒューっという風切り音がするようになりました。

別件でISTAをつないだところ、ディフェクトメモリーに「外気導入フラップモーター異常」のようなエラーが発生しており、「存在する」が「はい」になっています。
つまり、過去に記録されただけでなく、今も発生していると。
(そして、その時はキャプチャーし忘れるという失態!)

試しに、IKHAモジュールで外気導入フラップのステイタスを確認すると、100%までしか開かないはずの外気フラップ開度が255%に!
(そこまでセンサーで把握できるのもすごいが・・・。)
外気導入フラップを基準アドレスに動作させるテストも異常終了します。

内気循環にしようとしますが、ボタンを押しても、数秒で外気循環に戻ります。

どういうことなのか、ググってみたところ、アメリカでこんな注意喚起が。

https://static.nhtsa.gov/odi/tsbs/2021/MC-10205096-9999.pdf

どうやら、前回、新しいマイクロフィルターを挿入する際、外気導入フラップが開いたまま、フィルターを斜めに挿入し、むりやり押し込んだことで、外気導入フラップがひっくり返った状態になってしまい、中途半端に外気導入フラップが開いたままになっていたということです。

そこで、マイクロフィルターを外し、前回同様シロッコファンユニットも外しました。
(外し方は、写真が分かりにくいですがBMW G21 エバポレーター洗浄へ)

シロッコファンを外した奥に、外気導入フラップが見えます。

フラップが誤った位置だった時の写真を撮り忘れましたが、北米BMW社の注意喚起画像のように、フラップ上部が手前、フラップ下部が奥になっていましたので、上部を手前に引っ張って元の位置に戻します。
結構力いっぱい引っ張って回転させました。
(途中、バキッという音がしますが、壊れませんでした。)

正しく戻った位置がコチラ↓



この状態でエンジンをかけ、ISTAを使ってIKHAモジュールで外気導入フラップを基準位置に動かすテストを実施すると、モーターでフラップが回転して開閉されるのが確認できました。
(先ほどの注意喚起でも、ISTAのABLで基準アドレスのキャリブレーションを行うように書いてます。)

そして、「内気循環」にすることでフラップが閉じますから、その状態でマイクロフィルターを挿入します。

自分でフィルターを交換する際は、エンジンを切る前に「内気循環」状態にして、外気導入フラップを閉じた状態で実施すると、フラップがひっくり返る状況になる確率が低くなるそうです。
ご自身でマイクロフィルターを交換される方は、くれぐれもご注意くださいませ。
Posted at 2025/07/10 00:22:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | クルマ
2025年05月04日 イイね!

FRM3を車両に取り付け、VINを書き換える。

FRM3を車両に取り付け、VINを書き換える。だいぶ前の回で、XPROGを使って壊れかけのFRM3のD-Flash(コーディングデータ保存エリア)のEEP-ROMを消去→上書きして、復活させました。

今回はようやく車両に取り付けたので、ドナーのVINではなく、正しいVINを書き込みます。
(VINが相違のままだとエラーが出ます。)

実家の実車MINI R56(帯広)と、コーディングを実施する私(札幌)が離れており、リモートで実施しているので、実車の画像がありません。
なので、FRM3の脱着方法の写真がありません。

ちなみに、実家と私のPCはWindows10/11の標準機能「クイックアシスト」というソフトを使って、画面をリモート操作しています。

(コーディングには必要ありませんが、ソフトウェアのセットアップ等、Administrator権限が必要な場面では、ユーザーアカウント制御が出てきますが、リモート側ではこのユーザーアカウント制御に対してはブラックアウトされ、操作できません。そのため、ユーザーアカウント制御時に実家側でOKを押下してもらうか、そもそもユーザーアカウント制御のブラックアウトをしない設定をする必要があります。)

実家PCとMINI R56をD+CANケーブルでつなぎ、実家PCと私のPCをクイックアシストで接続したら、ToolSet32を起動します。

起動したら、メニューバーの File → Load LGBD Group file を選択します。
ファイル選択ダイアログが出ます。



FRM3の場合はfrm70.prgです。
どのprgファイルを選ぶべきかは、NCS Expartで該当のモジュールをCODIERDATEN_LESSEN等をしようとする際、job_executeボタンの上の方に記載されています。VINを変更したいモジュールに合わせて、prgファイルを選択しましょう。

モジュールを選んだら、jobリストが出てきます。
この中のc_fg_schreibenを選択します。



cの意味は分かりませんが、fgはドイツ語のVIN、車両識別番号「Fahrzeugnummer」のようです。
schreibenは書き込みです。

jobの右にあるテキストボックスに17桁のVINと1桁のチェックサム、合計18桁を入力します。
これもNCS ExpertでCHASSISとECUを設定すると出てきます。

ちなみに、この世代のBMW/MINIは、CASとFRMモジュールの2つにVINとVO(FA)が記載されており、今回のようにFRM3が中古で他の車両のものでも、CASを見ると元の車両の情報がわかるようになっています。

VINとチェックサム合計18桁を入力したら、メニューのjobからStart job once onlyを選択し、VINを書き込みます。



桁数やチェックサムが間違ってなければ、エラーなくすぐに完了します。



注目してほしいのは、右のResultボックスに出てくる_TEL_AUFTRAGの値。
一番右に下7桁が、変な空白文字とともに表示されます。
文字化けしているようですが、VINを書き込んでいるようです。

続いて、jobボックスの中から、c_fg_schreibenのすぐ下にあるc_fg_auftragを選びます。
fgは先ほどと同じ車両識別番号のドイツ語。
auftragは注文とか委託とかいう意味のドイツ語です。
テキストボックスのVINはそのまま18桁を入力したままにします。
(もし消えていたらもう一度入力しましょう)
んで、メニューのjobからStart job once onlyを選択します。



ToolSet32を終了させます。
これで、VINが書き込まれましたが、すぐにNCS ExpertでVINを確認しても、変更されていません。
変更したことを確認するためには、FRM3モジュールの再起動が必要になります。
可能であれば、イグニッションをOFFにしてバッテリーを20秒間外しましょう。
(おそらくFRM3はイグニッションOFFでも起動し続けています。)

私はFRM3を再起動させなかったので、「VINが変わってない!」と思い込み、WinKFPを使ってプログラミング+VIN書き込みをしてしまいました。
(NCS Expertの説明が一切ないのは、VINが書き換わっていないことに焦り、いろいろと試していたのでスクショを取っていないからです。)
ちなみに、FAコーディングの際にFRM3に再起動がかかり、その後無事にVINが変更されたことを確認しました。

次回、WinKFPでVIN変更方法をお伝えします。

が、本当はとっとと次にFAコーディング(VOコーディング)と、コーディング値リセットをやった方が良いです。
(このあとコーディングをやりましたが、紆余曲折あったのでスクショ取っておらずですみません。)
Posted at 2025/05/04 22:33:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | クルマ

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BMW 335i カスタマイズ集②(市販品DIY取付) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/11/06 01:07:34

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F31からG21に乗り換え ディーゼルの燃費に期待!
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