
先日、テールゲートを開いたまま、ゴソゴソと作業していたところ、突然いままで聞いたことない「ピーッ、ピーッ。」というビープ音とともに、テールゲートが閉まり始めました。
慌てて車から離れて、サンドイッチは免れました。
どうやら、クルマの後ろに雪山があったため、足をバンパー下に突っ込んで荷物整理をしていたので、動いた足がセンサーに反応し、スマートアクセス機能でテールゲートを閉めようとしたようです。
なのですが、ビープ音は初めて聞きました。室内のリアスピーカーから鳴っていたような気がします。違うかな?
これは、テールゲートのモジュールに、ビープを鳴らす設定があるに違いないと思ったら、ビンゴ!
HKFM2(570F)に設定を見つけました。
まず、3001 USER_LOG_HKL_BEEPER, 1Aの配下に、開けるときに鳴らすか、閉めるときに鳴らすかの設定があります。
デフォルトでは閉めるときだけ鳴らすようです。
HKL_BEEPER_CTRLSWITCH_CLOSE_ACTIVE が閉めるとき。
HKL_BEEPER_CTRLSWITCH_OPEN_ACTIVE が開けるとき。
設定値は
wert01 で鳴らす。
wert00 で鳴らさない。
その下には、
300x USER_LOG_HKL_LIFTGATEBUTTONyyyyy
というカテゴリーがあり、xには数字、yyyyyにはボタンの名称が入り、その配下にあるパラメーター
HKL_LIFTGATEBUTTONyyyyy_BEEPER_ACTIVE
の設定値で、そのボタンで操作したときにビープ音を鳴らすかどうかを決定します。
設定値は上記と同じように、
wert01 で鳴らす。
wert00 で鳴らさない。
300C USER_LOG_HKL_SMARTOPENER, 06 にある
HKL_SMARTOPENER_BEEPER_ACTIVE の設定値が
wert01 だったので、ビープ音が鳴ったんですね。
これは必要そうなビープ音なのでそのままにしておくとして、テールゲートボタンを押したときにも、閉まる前にビープ音を出してみることにしました。
3005 USER_LOG_HKL_LIFTGATEBUTTONOUTSIDE, 06 にある
HKL_LIFTGATEBUTTONOUTSIDE_BEEPER_ACTIVE の設定値を
wert01 にしてみました。
当然といえば当然ですが、今まではスイッチを押すとすぐに閉まっていましたが、ビープ音を設定すると、ビープ音が鳴り終わってから閉まる動作に移るため、閉める動作がワンテンポ遅れます。
設定をwert00に戻す前に動画を撮ってみました。
冬のロングドライブ直後なので、リアゲートが汚くてすみません。
というわけで、このスイッチに対するビープ音はwert00に戻しました。
代わりに、運転席横の
「例のスイッチ」を引いて、テールゲートをクローズする際に、周囲への注意の意味を込めて、ビープ音を鳴らすようにしました。
3009 USER_LOG_HKL_ROCKERSWITCHPOS2, 06
HKL_ROCKERSWITCHPOS2_BEEPER_ACTIVE
wert01
いや、最初からwert01でしたね。
ちなみに、いじっていませんが、
3001 USER_LOG_HKL_BEEPER, 1A
配下のパラメーターをいじることで、音程、長さ、回数が変えられるようです。
HKL_BEEPER_NOTE_TONE_FREQUENCY の設定値が、
03,20
なので、10進数で800ですから、800Hzです。
音質から三角波なのではないでしょうか?
変えたい方はこちら↓から音程(周波数)が確認できますよ!
オンライントーンジェネレーター
あら、今調べたら、やっぱり
ウッヂィ ポコさんが解析結果を披露してた・・・。
Posted at 2025/02/04 23:25:38 | |
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