【購入経緯】
R33スカイラインに憧れた理由は父の愛車の存在が大きいです。
生まれた頃から家にいたスカイラインで、私の中で不変の原点です。
運転席に座ったり、一緒に洗車したり、車のうんちくを聞いたり…
今思い返しても強く印象に残っている車です。
社会人になってから本格的にマイカー検討を始め、
前期GTS系をメインに中古サイトを探しました。
(と言いつつ履歴に残っている画像の中には前期が1台しかいないw)
休日になったら気になった中古車を見に行くのが日課でした。
その中でかなり購入を迷ったのが中期エアロセレクションのECR33です。
リアスポとカラーリングを覗けば父の元愛車とほぼ同じ仕様であり、今となってもこれを超える極上車は見たことがないくらい綺麗でした。
見に行った時は購入する気満々でしたが、帰宅してから一旦冷静になって
総額見積もり(ローンの支払い額)と、自分の収入を試算した結果
この車を維持できるのか不安になり、購入を諦めています。
その後、パっと目についたのがこのスカイラインです。
当時はこの写真に釣られて見に行きました。
ENG、車体、内装と状態が良く、担当してくれたショップの方が元R33オーナーということもあって話が盛り上がり、
このスカイラインを前に数時間語り合った後、決心がつきました。
・純正エアロ フル装備
父のR33も前期フルエアロだったのでここは重要でした。
・オーテック260RS用BBSホイール
程よいオフセットでツラが丁度良かったのと、
R32 V-specⅡの純正ホイールと同じデザインで違和感無く似合っていた。
・ENG空吹かし時の感動
そこまで個体差はないはずですが…心が動いたのはこの瞬間でした。
・後期内装のデザインや実用性の良さ
べたつかない材質は◎、前期はここが壊滅的に汚かった。
・bluetooth付のcarrozzeriaスピーカー
前オーナーに感謝です。
あえて後期型にして、未体験の樹脂タービンや
デザインに触れてみたかったという部分もあります。
【評価】
・デザイン
後期型の細目ヘッドライトやエッジのきいたボンネット、バンパーは知り合いからはガンダム顔と称されますが、かなり気に入っておりカッコ良いです。
「そのとき、 精悍。」とつい呟きたくなりますw
後期型は良いぞ
何度かGT-Rに間違われたこともあり、存在感は抜群です。
リップスポイラーはこの車を買って初めて知った装備でしたが、
自分のような純正至上主義の人間にはたまらない装備と言えるでしょう。
R33といえばやはりこのロングホイールベースから生成される伸びやかなデザイン。たれ目のヘッドライトからサイドウィンドウ、リアフェンダーからスポイラーへ
直線と曲線の美しさを絶妙に調和させた、GTカーとして究極のデザインであり
非の打ちどころがありません。最高です。
R33のクォーターパネルは世界一かっこいいと思っています。
GT-R含め、クーペ型R33のお気に入りポイントです。
見慣れると中期スポイラーも悪くないですね(前期過激派)やはりリアビューもスカイラインの中ではR33が一番好きですね。
リアのコンビランプの塊感、デザインした人天才かと。
前期に対し中央がくぼんたガーニッシュも精悍でかっこいい
後期型は良いぞ
・動力性能
リニアチャージコンセプトやNVCS採用等により、低速からトルクフルで扱いやすいENG特性となっています。
後期型になると樹脂タービン化され、タービンのレスポンスが向上しており
リニアチャージの名に恥じないフィーリングを有しています。
GTカーとしてのコンセプトを追求している姿勢を感じられて私は大好きです。
他のスポーツカーに乗った後だと「ドラマチックな加速感は無いなぁ」
と感じることもありますが、ECR33はこれでいいと思います。
どこから踏んでもリニアに加速するNAさながらの扱いやすさもありますが、ブーストがかかってターボらしくジワっと加速する感覚もこれまた気持ちいい。
速いENG、刺激のあるENGも良いですが、
RB25DETは「心地の良い」感覚の通好みなENGとして仕上がっていると思います。
・操安性
乗り心地は固すぎず柔すぎず、地面をつかんでいる感覚を
しっかりインフォメーションしてくれる、とてもいい足です。
コーナリングも、鋭さはありませんが狙ったラインに向けて
意のままに操ることができ、まるで自分がうまくなったかのような感覚があります。
この辺はV36にも共通してある感覚ですね。
【総評】
直6搭載スカイラインの中では一番のGTカーだと思います。