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2018年12月01日

   ロールスロイス   SZ系モデル   1980~1997








セダンの頂点と言えばロールスロイスかなと個人的には思っています
大排気量V8エンジン、もちろん古き良き時代のキャデラックやリンカーンも大好きですが
品格というか格式ではロールスロイスでしょうか





 





ロールスロイスと言えば子供の頃に見たサンダーバードの6輪ロールス

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ジョンレノンの花柄サイケなファントム

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イギリス領時代に行った香港で乗った空港ホテル間の送迎車ペニンシュラホテルのシルバースパー

などなど憧れの車でした

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最近でもロールスロイスのSZ系モデルを街中でまたチラホラ見かけます

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個人的にはロールスロイスと言えばやはりシルバーシャドウの後継のSZ系モデル
1980~1997年です








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何しろバブル世代な者ですから
中でも100mmロングのシルバースパーの後期96以降がベストです
最近このSZ系モデルが再評価されているとか・・・







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バブル時代の89~91年の間に3千台からのロールスが輸入されたそうです
よく売れるので普段自動車を扱っていないような商社までもが引っ張ってきていたようです





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こちらは何かと話題のコーニッシュⅢです











 





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シルバースパー ターボ ウィズディビジョン


希少な 1998年・1999年以降の36cmストレッチモデル 全世界販売21台中の1台がいました
コーンズデリバリー
1,997年モデルは30cm ストレッチで全世界販売17台です
これら38台のうち10台が日本にデリバリーされています

リアのリムジンウインドウが特徴です

マリーナパークウオード製作







 



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97~98年当時コーンズの営業担当者とやり取りをしたカタログや価格表などが
多数残っていました
当時は90年代初期までの中古は危なくて手は出せない状況だったので 新車狙いでした
今考えるとなんとも無謀な・・・・・完全にバブルってましたね
今では96以降のモデルは質も良く車両価格こそお求め安くなりましたが・・・・

維持費となると  よく1km=100円などと言われています
10000kmで100万は故障個所によってはないことはない話ですからそこそこの覚悟は
必要になるかと思います
特に完全ディーラー整備となるとなおさらで費用は現金だとcm単位になりかねません





 
未だ所有に至らない好きなSZ系モデルについてわかっている範囲で整理しておこう
かなと思った次第です
ロールスロイス社は細かい変更点などをその都度公表はしていませんし





 



余談ですが

浅草橋ヤング洋品店という90年代のテレ東90年代ののバラエティ番組で
ロールスロイス対決というコーナーがあったのを今でも強烈に覚えています
今は亡き当時話題だったヴィトンのアタッシュケースに現金を持ち歩く
城南電機の宮路社長と大塚美容外科の石井院長のロールスロイス同士で
色々な対決をするというとんでもない企画でした
たしか宮地社長のロールスは希少なシルバースパーⅡマリーナパークウォード

だった記憶ですが当時の映像が見つけられず定かではありません

石井院長は初代スパー?で色は2台共ボルドーでした
2台のフライングレディーにロープを掛けての綱引きとか無謀な対決で破損も

してました

テリー伊藤らしい企画でした



 







◎初代シルバースパー 1980~1989


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1980年から1986年まではソレックスツインのキャブレター仕様でしたが
1987年からボッシュのKジェトロニックインジェクションに変わります
エンジンは90度V型8気筒OHV 6.750cc
ロールスロイス社は詳細なエンジンスペックは公表しておりません



 









◎シルバースパーⅡ 1990~1993



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1990年にボッシュのKモトロニックデジタルインジェクションに変更
オートマチックライドサスペンション採用でロールスがロールしなくなったと・・
自己診断インフォメーション機能が装備
このシステムのバグるのを防ぐ為のエンジン始動に3秒ルールなるものも
1991年にはロールスロイス初のアルミホイール採用
1992年には3ATから4ATに
塗装がそれまでのアクリルラッカー塗料からウレタン塗料に変更
ステアリングも黒く細い熱硬化樹脂製から革巻きに変更されました





 




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1990~1991にわずか71台生産されたマリーナパークウォード シルバースパーⅡ


専用装備

・ ボルドーボディ同色バンパー
・ サイドステンレスモール
・ MPWステンレスステップモール
・ バッヂバー (フロントバンパー上のバー)
・ RRマーク刻印入りウッドレース
・ スライド式ピキニックテーブル
    左テーブル カード(トランプ)入れ
    右テーブル 葉巻入れ
・ ロイヤルドルトン製グラスセット
    (ボトル×4 グラス×4)
・ ドア内貼りウッド×4
・ 開閉式リアセンターBOX
・ 冷蔵庫
・ シリアルナンバー刻印プレート

    etc



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RR刻印入りウッド・レール



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葉巻入れ付スライド式ピクニックテーブル右

左にはカードケース(トランプケース)付スライド式ピクニックテーブル

 

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ロイヤルドルトン製ボトルとグラスセット×左右

 

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冷蔵庫













◎シルバースパーⅢ 1994~1995



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ダイレクトイグニッションシステムに変更
ステアリングは太くなり革巻きのエアバッグ付に変更
1994からはエンジンルームにプラカバーが装着され
1993まで見えていたアルミヘッドのエンジンが見えなくなりました
マフラーが片側2本出しに変更






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90スパーⅡ エンジンカバー無し



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96スパー エンジンカバー有り



 





 







◎シルバースパー 1996


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本来であればシルバースパーⅣとなるところでしたが飛び抜けた極東での販売実績
のある日本において4という数字が忌み嫌われていることを考慮して
シルバースパーのみに決まったと言われていますが定かではありません


この1996年にはマイナーとは言えないほどの改良がなされています
外装に於いてはボディ同色の大型エアロバンパーの採用
 パルテノングリルがそれまでの物より縦43cmから39cmに短くなりました
 これに合わせフライングレディのサイズもわずかに小ぶりになりました
 ドアミラーの位置も変更して風切音にも貢献しこれによりフロントサイドウインドウ
 にあった三角窓を廃止
 アルミホイールが15インチから16インチに
 フロントフェンダーの形状も微妙に変更


内装では今まで離れていたダッシュボードとセンターコンソールが繋がりました
 運転手が左右どちらからでも乗り降りができるようにと今までは離れていましたがいよいよショーファーから

 オーナーカーへの意識でしょうか


SZ系ロールスロイスはボンネット、トランク、ドア4枚、給油口はアルミ製です






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ダッシュボードとセンターコンソールがつながる





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離れていたダッシュボードとセンターコンソール












◎シルバースパーターボ1997~1998


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 1997年は長らく続いたロールスロイス社最後の経営の年とになります
シルバースパーにギャレット社製のタービンを採用したライトプレッシャーターボです
最高出力は300馬力と言われています


翌1998年からは新たにシルバーセラフが誕生しますが最後のSZ系となるスパーターボは実際には2000年まで生産されて1997~2000年までに442台も生産されました
ロールスロイス社としての最後のモデルシルバースパーターボは人気でした







当時の価格表です


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1997年9月現在



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1998年6月現在

1年で価格上昇です



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長々お付き合い有難うございました







では








以上は個人的に収集した情報で公式のものではない事もご了承下さい

部画像はWEB上から拝借した物も含まれております






ブログ一覧 | 日記
Posted at 2018/12/01 15:39:03

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R_35さん

この記事へのコメント

2018年12月1日 19:01
こんばんは。

ロールスロイスといえば、私もこのSZ系のモデルを思い浮かべます。
まさに頂点ですね。恐れ多いです。

ラグジュアリーセダン道楽として、またセダン愛好家として、一度で良いから乗ってみたいものであり、道楽の究極と言える存在と思いますが、ロールスロイスは庶民には到底無理だなと、私ごときは生涯乗れることはないと諦めています(笑)

SZ系の造りは、使われている素材も今では入手困難のようなレベルですし、本当に次元の異なるクルマだと個人的に思います。

素晴らしいクルマですね!
長々と失礼しました。
コメントへの返答
2018年12月1日 19:49
こんばんは

ロールス良いですね

香港でシルバースパーに乗った時にはドライバーがテレサテンのつぐないをかけていて中国語で歌っていました(笑)

この車は購入後の維持費がやはりネックになりますね
それも含めてのゆとりがないとなかなか購入には踏み切れませんね

でも一度は・・・・なんて思いながら今に至っています

2018年12月2日 8:54
92614さん
おはようございます。

先日シルバースパー、石和町付近の国道20号で見かけました。
何て優雅で素敵なボディライン。
四角いボディがたまりません~って見惚れていたら、黒いトヨタの大きくてもミニバンがあおってました。

走る芸術品になってことを!何とも恐ろしい光景でした。
無知って怖いですよね。

コメントへの返答
2018年12月2日 9:42
おはようございます

コメント頂きありがとうございます

大きくてもミニバン・・・!!

四角いボディ!
まさに走る芸術品ですね


2018年12月2日 11:13
最後の画像のSSターボ、イカしますねー。

中古車サイトを見てきたら、「驚き価格」で出てますね~。

でも、行くには覚悟が要るのですね~。


ついでに、、、シルバーシャドーも「応談」価格で、今も流通してるんですね。


オモテに出てこない分は、当時からのオーナーさんや、意志を持った、気合いが入ったラバーな方々によって、大事に保管・メンテされているのでしょうね。

動態保存されている当時の英国車も、いよいよ貴重になってきました~☆

コメントへの返答
2018年12月2日 12:09
やはり96以降の大型エアロバンパー付が良いですねー

96以降でも新車のクラウンよりお買い得プライスの車がほとんどかと・・・・

ただし!

購入後のメンテナンスフィーですね

パーツ・工賃共にリーズナブルとは言い難い金額ですし

やはり「一時預かり人」になれる方はそれなりの方になるようですね
2018年12月3日 1:29
こんばんは。

外観だけでは全く区別が付きません。
いつの間にか前期だの中期だの
ちょこちょこ変わってる日本車と違って、
シリーズⅠ、Ⅱ、Ⅲと明確に分けられているのが
分かりやすいですね。

車の王様は、
大きさから何まで次元が違いますね。
なんか、もはや車というより
クルーザーって感じがします。

ジョンレノンのファントムは
さすがに無いわーって感じがしました。
ひっどい・・・
コメントへの返答
2018年12月3日 8:33
おはようございます

よーく見ないとわかりにくいですね
このほかにショートのシルバースピリットや
シルバードーンなども有りますし


ジョンレノンンはペイントしていないファントムも所有していました
ペイントのファントムの後席にSONY製のテレビをセットアップしてもらって喜んでいるジョンの写真も追加します

2018年12月3日 9:44
私もこの頃のRR、ベントレーが気になってます。

BOX形状のコンチネンタルGTが今一番気になる車です。
あの無駄な2ドアがたまりませんww

先日、銀座にて、シルバー?の新型センチュリーを見かけました。
センチュリーってやっぱり濃色が似合いますね。
コメントへの返答
2018年12月3日 11:06
当時はロールスよりベントレー派でした

ベントレーターボRLしか頭になかったですが
故障した人の話を聞いて・・・無理かぁと

最近はロールスのパルテノングリルに魅かれてしまっています


シルバーのセンチュリー未だにお目にかかってないです

2018年12月4日 18:44
パークウオードはうちにもありましたが、ロールスらしいロールスでほんと好きでしたね。
諸事情あってファントム買っちゃいましたけど・・・
ロペとシーザーで笑いました(笑
まあ、ファントムなんてたかだかBMWのでっかいだけなんでうんこですけどね。
コメントへの返答
2018年12月5日 8:21
パークウォード細部の造りが何とも好きです

ロぺ様、シーザー様、お借りいたしました

わかりやすいと言えば分りやすいですが・・・

見る人が見ればすぐですね!

プロフィール

「まだまだ見ごろでした
昨日の幕山公園」
何シテル?   03/08 13:41
92614と申します。 どうぞよろしくお願いします。
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