延長戦的に比較記事3つめです
今回は電流調査をしました。
今回購入したドラレコに付属するシガー電源にはレコーダー本体への給電の他にUSBの口が付いていました

左のMicro USB:1.5Aと表記のある方がmicroUSBではなくminiBのBRIGHTINWDのAK-F10に付属しているもの。右がDBPowerのD104に付属しているものです。最大供給電流値も許容電圧幅も前者が優れていますが実態はどうなんでしょう。
今回、電圧・電流の測定にはサンワサプライの400-TST003というUSB電圧&電流計を使いました。
過去にはこれを使い、手持ちのケーブル数本でのスマホの充電時の電流を測ってみました。するとケーブルによってかなりの差があることが分かり、短ければよいとも限らず、手持ちのケーブルで最も良かったのがQi充電器に付属していた50cmほどのもので、ケーブル単品で購入したものを凌ぐ結果となりました。他にもUSB機器全般で消費電流を測れるのでなかなか面白いガジェットです。
話がそれましたが、前出の最も性能の良いケーブルを使ってスマホの充電をした時の電流値をそれぞれのシガープラグで試してみました。
まずはBRIGHTINWDのAK-F10から

5.09Vで1.13Aでした。
次にDBPowerのD104付属のものは

5.29Vで1.14Aでした。表示では5.0V±5%となっているので最大で5.25Vのはずですが・・・
測定器の方も誤差1%あるようなのでぎりぎり許容範囲と見ますか
とりあえず両者とも電流量自体は差がありませんでした。
時代は2A超になってきていますが、おまけの仕様としては合格点ではないでしょうか
ちなみに拙宅の2.1A供給の電源タップから充電すると1.5A程度になりますが
発熱を抑えるためでしょうかカメラを起動すると1.1A程度に低下します。
(この現象は今気づいたのでカープラグでの検証はしていません)
続いてドラレコ本体の消費電流を測定しました。
カープラグから出るコネクタはmicroだったりminiBだったりで
Aメスに形状変換しないとこの電流計では測れないので
モバイルバッテリーから通常のUSBケーブルを使っての供給で測定しています。
BRIGHTINWDのAK-F10はminiBなので手持ちの1mほどのケーブルを使用しました。
(なぜ製品付属のケーブルを使わなかったのかと今になって・・・)

電流値の揺らぎが0.25~0.40くらいまで結構ありました。平均すると0.3をちょっと超えるくらいという感じです。
続いてDBPowerのD104。
こちらは先程から使っているmicroUSBのケーブル使用です。

こちらは安定していて、変動しても±0.1Aくらいでした。
ということで
プラグのUSB供給電力とドラレコ本体の消費電流を測定しましたが
細かな部分での違いはあるものの、代表値・平均値で見ると大差ないという
あまり面白くない結果となりました。
余談ですが、バッテリーで0.3A(=300mA)を半日(=12h)駆動するには単純計算で3600mAhの容量が必要です。駐車監視目的だと余裕を見て4000~5000mAhは欲しいところでしょうか
Posted at 2017/12/24 19:20:02 | |
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