
明日はPCCJ第6戦菅生ラウンドです。約1ヶ月半も更新していませんでした。
あまりにも歯が立たないPCCJにモチベーションを失ってしまい、仕事に没頭してました。
岡山ラウンドで棚ぼたのクラス7位から、フジに備えて更なる良いリザルトを欲し、ついにカップカーをK2スポーツKさんに依頼し、そのまま九州に持ち帰り。 オートポリスに飯田章監督を迎え5時間に及ぶ同乗走行、先導走行(先導車は章監督ドライブの35GT-R)、コース外からのチェック、指導と、とても充実し、このときは2分4秒前半まで入り、その後も計4日間に練習走行を予定しましたが、天候不順で結局1日のみ2枠のスポーツ走行ができただけでしたが、走りそのものに変化を感じ、手応えを感じフジラウンドを迎えました。
ちなみにこのときの35GT-Rの飯田監督のタイムは炎天下で2分8秒台、3月の天候下では2分5秒まで入ったそうです。ラジアル、完全ノーマルでは驚異的ではないでしょうか? ただし飯田監督の話では監督レベルの走りになると35GT-Rは油温が上昇しオートポリス3周で全くだめになるそうです。
迎えたフジレースウィーク、サーキットに入る前日、飯田監督がチェック走行時にミッションが逝ってしまったと連絡あり、なんとかコックスが応急で壊れた部分のみ交換する応急処理してくれることになり、一時は出場を諦めかけたが走れると連絡、安心したような、釈然としないような複雑な気持ちで飛行機で東京へ向かった。
フジは2ラウンド制、前日の練習日は1分51秒前半がやっと、、、「こんなはずじゃ?」です。
第4戦はドライ。予選もタイムは伸びず、以前と同じようなもので、下位グループ、一皮むけたはずなのに、以前と全く変わらず。結局第4戦はラップタイムは以前より2秒近く速いものの、いつも通りのクラス10位。正直少しは中盤に食い込むことを想定していたの、、
翌日の第5戦は土砂降りの雨、ペースカースタートになるかもしれないとドラミで打ち合わせがあるほどの雨。スタートすると後方からでは全く前が見えないほどの水しぶきで、「前に誰かスピンしていれば、激突?」、「太田さんの事故?」が頭をよぎり、1周目でハーフスピンしてから、恐怖心が全面にでて「僕には仕事が有り、スタッフを路頭に迷わせるわけにはいかない、レースは遊び」「とにかく、安全に」と、、
いつのまにかトップグループにラップされ15周を終えた。走りながら「なんて情けないんだ、、」と自問自答しながらのスロー走行。「僕レベルでは、やっぱり無理だなぁ、辞めるか? 思っていた以上にお金もかかるし、、」 このときもKさんの”ミンから”での声かけで応援に来てくれたGT3乗りの方々にも、情けない走りを見せて、終了後挨拶もできなかったことも、Kさんに御礼も十分に言えなかったことも、とても言葉にできないものだった。その後ミッションのオーバーホール、修理で請求書は300万オーバー、、あまりにも痛い。フジ合同テスト時もミッションを壊し、そのときも修理代は100万以上かかっている。鈴鹿のクラッシュはすべて計算すれば優に200万以上。タイヤは1戦に2セットを使う計算で40万弱。練習走行も入れれば各戦3セット計算か? レインタイヤも必ず必需品、かかるコストは際限ない。
おおげざな話に聞こえそうだが、絶望感で終わったフジ。その後全くレースのことを考えないようにして、ただ仕事に没頭しました。あまり仕事以外の人には意図的に?無意識に? 連絡もとらず。
そうして7月21日に岡山国際でルファロメオチャレンジに、傷心を癒すため?古い友人を訪ねるような気持ちで向かい、関西の友人達とサーキットで時間をすごし、ライバル達と一緒に走り、レースを終えてピットに戻ったとき、全く知らない人たちからも拍手をしてもらい、何か忘れていた何かを取り戻せたような1日でした。そのとき感じたことは「楽しまなきゃなぁ、、」と「アルファでのレースを愛している人たちをがっかりさせるような走りはできないなぁ」でした。
そして昨日、今日と愛すべき僕のスタッフ達に甘えて初めて木曜から仕事を空け、午前中に仙台まで飛び、午後から練習走行に参加。この時点でも多くのチームが既に練習を重ねていることにも驚いた。
天候は雨、午前中の走行はドライで、各チームドライのセッティングを出し、タイムもかなり伸びている様子。しかし午後から雨、フジ以来、雨は苦手レベルではなくて、走りたくないほど、、4枠ほどセミドライも一時的にはあったが、ほとんどレイン、2度ほとコースアウト、2度のスピンをしてさらに恐怖感が倍増したが、ひたすら走っているうちにコースには慣れてきたことが収穫。
公式練習日の今日はいよいよ主レースのGT選手権も走り出しレースウィークも一変した。観客も多少なりとも入っている。天候は完全レイン、憂鬱。 本日1枠めのPCCJ専有、セミウェット状態、タイムアップを狙い僕なりのアタック開始し始めたとたん、シケイン立ち上がりで2速全開したとたん、オーバーレブしそうなくらいの回転数振り切り? 全く加速しなくなり、ジエンド、またミッションか? 時速10km/hくらいでなんとかピットにたどり着く。右ドライブシャフトが破綻していた。コックスからニューパーツを支給してもらいメカニックのみんなの迅速な対応でなんとか2枠目のPCCJ専有に間に合った。しかしパーツ代だけでも60万円(結局請求書は約90万!)、痛すぎ。2枠目の走行はハードレイン、直線全開ではハイドロもでる、250km/h以上でのハイドロはあまりにも恐い。「このスピードでコースアウトすれば??」 現実速いドライバー達でもクラシュではないが各所でコースアウトしてる。とにかく恐い。
レースデイの公開練習日、専有走行結果は後ろから24台中22位、、いつもと変わらず。なんのために無理して休みまでとったか?
今回も菅生は2ラウンド制。さあ明日(今日)は菅生ラウンド開幕。
Posted at 2008/07/26 02:21:52 | |
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